今日は友人と会うためにカフェの個室で待ち合わせ。近侍の鶴丸とクラッカー持って待機中だ。ちなみ誕生日じゃない。驚かせたいだけ。
もうすぐ待ち合わせの時間だ。
開いたドアと同時に鶴丸とクラッカーをお見舞いする。
「主お下がりください！おのれ、鶴丸国永！圧し切る！」
「どぅどぅ、長谷部。椎名元気してた？」
『卯月おひさー。驚いた？』
「ちょっとだけね。最近馴れてきたの。」
二人に席についてもらい、メニューを広げる。
『鶴丸、好きなだけ食べて良いからね。私の奢りだし。』
「んじゃ、遠慮なく。」
「長谷部も遠慮しちゃだめだよ。」
「主命とあらば。主と同じ物が良いです。」
『卯月のとこの長谷部忠実だね。うちのはかなりドライだよ。』
「一昨日顕現させた2振目なの。きっと、あんたに似たんだよ。」
『そう？ 店員呼んで良い？』
手元のベルを鳴らすとすぐに店員が来てくれた。
『アイスコーヒーと桜のモンブランのセット１つ。卯月達は？』
「私と長谷部は、チョコムースケーキとカフェオレのセット２つ。」
『鶴丸は？』
「そうだな、エッグベネディクトとボンゴレパスタ、バジルチキンフォカッチャ、マルゲリータ。飲み物はクリームソーダを頼む。」
『デザート食べる？』
「いいのか？スフレパンケーキタワー、主と同じモンブランも頼む。」
流石、鶴丸。よく食べる。店員もちょっと引いた顔してたよ。


「そう言えば、日光一文字鍛刀できた？」
『札無くなるまでやったけどダメだった。』
「私もダメだったけど、長谷部いっぱいでた。」
『長谷部好きだね～。太閤は？』
「なんとか手に入れたよ。椎名は？」
『3日で終わらせた。』
「左文字派好きだね～。』