臆病者のウツボ
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あれやこれや準備しました1週間。今日から1ヶ月、見習い審神者が2人来るんで玄関前でまんばちゃんと待ってるんですよ。ちなみに舐められたら困るので今日は巫女服着てるんです。そろそろ来るかなー?
長屋門の扉がコンコンと叩かれた。まんばちゃんに目配せすると、扉を開けてくれた。
「椎名さん、今回は見習いの受け入れありがとうございます。」
スーツを着た政府の役人が頭を下げる。
『ご足労ありがとうございます。後ろの御二人が見習いさんでよろしいですか? 』
赤の巫女服を着たショートカットの女性と、ピンクのフリルの着いた巫女服着た髪の巻いている女性。それぞれに目を合わせると焦ったのか、急いで挨拶をしてきた。
「草津と申します。これからお世話になります。」
赤の巫女服が草津さんか。
「美羽でーす。お願いしまーす! 」
ピンクフリルが美羽さん。
『椎名です。では、御二人をお預かりします。草津さん、美羽さんついてきてください。』
役人に一礼して2人を本丸に招き入れる。役人はまんばちゃんに書類を渡して帰ってたようで、振り返ると居なかった。
まんばちゃんから書類を受け取り、確認しながら本丸を進む。今月の予算プラスだけじゃなくて、ボーナス出るんだ。うまうま。
少し本丸内を歩いた廊下の突き当たり。
『奥の部屋を美羽さん、手前の部屋を草津さんが使ってください。向かいが私の部屋と執務室です。政府から荷物届いているので確認したら執務室に来て下さい。』
二人を置いて先に執務室に入り、草津さんと美羽さんの書類を確認する。
草津さんはいわゆる優等生。成績、人望ともに悪くないみたいだ。巫女服もきちんと着れていたし、言葉使いも問題なし。
美羽さんは……うん。成績が優秀と言う訳ではないし、遅刻や無断欠席が目立つな。父親が政府のお偉いさんのようだ。ちょっと心配だな。
10分程して草津さん、美羽さんが執務室にやって来た。二人を座らせると、堀川君と骨喰君がお茶を持ってきてくれた。堀川君と骨喰君に横で待機してもらい、草津さん、美羽さんにこれからの説明をする。
『二人には、これから審神者としての仕事を覚えて貰うために明日から私とほぼ同じ生活を送ってもらいます。近侍として草津さんには堀川国広を、美羽さんには骨喰藤四郎をつけます。今日は自由に本丸を見て回ってください。質問等は私や刀剣達に気軽に聞いてくださいね。以上です。』
私はそそくさと執務室を後にした。もーやりたくない。緊張した。自室に入り、畳の上でゴロンゴロンしてると、短刀達に囲まれた。
やべ、気付かなかった。家の短刀、脇差達はほとんどが極。修行にいってないのは、日向君,謙信君,毛利君,北谷菜ちゃん,籠手君,肥前君だ。気づかなくても仕方ないと思う……。
急いで座り直し、皆に向き合う。
「なぁ大将これからどうするんだ? 」
先陣切って厚君が声を上げる。
『取り敢えず作戦通りにかな。家の主力は貴方達短刀だし、正直育ってる太刀は少ない。短刀、脇差で偵察をしっかりして、隙を与えないようにしよう。皆頼んだよ。』
言い終えると同時に皆それぞれの持ち場に向かったようだ。久々に真面目に頑張りますよ!
長屋門の扉がコンコンと叩かれた。まんばちゃんに目配せすると、扉を開けてくれた。
「椎名さん、今回は見習いの受け入れありがとうございます。」
スーツを着た政府の役人が頭を下げる。
『ご足労ありがとうございます。後ろの御二人が見習いさんでよろしいですか? 』
赤の巫女服を着たショートカットの女性と、ピンクのフリルの着いた巫女服着た髪の巻いている女性。それぞれに目を合わせると焦ったのか、急いで挨拶をしてきた。
「草津と申します。これからお世話になります。」
赤の巫女服が草津さんか。
「美羽でーす。お願いしまーす! 」
ピンクフリルが美羽さん。
『椎名です。では、御二人をお預かりします。草津さん、美羽さんついてきてください。』
役人に一礼して2人を本丸に招き入れる。役人はまんばちゃんに書類を渡して帰ってたようで、振り返ると居なかった。
まんばちゃんから書類を受け取り、確認しながら本丸を進む。今月の予算プラスだけじゃなくて、ボーナス出るんだ。うまうま。
少し本丸内を歩いた廊下の突き当たり。
『奥の部屋を美羽さん、手前の部屋を草津さんが使ってください。向かいが私の部屋と執務室です。政府から荷物届いているので確認したら執務室に来て下さい。』
二人を置いて先に執務室に入り、草津さんと美羽さんの書類を確認する。
草津さんはいわゆる優等生。成績、人望ともに悪くないみたいだ。巫女服もきちんと着れていたし、言葉使いも問題なし。
美羽さんは……うん。成績が優秀と言う訳ではないし、遅刻や無断欠席が目立つな。父親が政府のお偉いさんのようだ。ちょっと心配だな。
10分程して草津さん、美羽さんが執務室にやって来た。二人を座らせると、堀川君と骨喰君がお茶を持ってきてくれた。堀川君と骨喰君に横で待機してもらい、草津さん、美羽さんにこれからの説明をする。
『二人には、これから審神者としての仕事を覚えて貰うために明日から私とほぼ同じ生活を送ってもらいます。近侍として草津さんには堀川国広を、美羽さんには骨喰藤四郎をつけます。今日は自由に本丸を見て回ってください。質問等は私や刀剣達に気軽に聞いてくださいね。以上です。』
私はそそくさと執務室を後にした。もーやりたくない。緊張した。自室に入り、畳の上でゴロンゴロンしてると、短刀達に囲まれた。
やべ、気付かなかった。家の短刀、脇差達はほとんどが極。修行にいってないのは、日向君,謙信君,毛利君,北谷菜ちゃん,籠手君,肥前君だ。気づかなくても仕方ないと思う……。
急いで座り直し、皆に向き合う。
「なぁ大将これからどうするんだ? 」
先陣切って厚君が声を上げる。
『取り敢えず作戦通りにかな。家の主力は貴方達短刀だし、正直育ってる太刀は少ない。短刀、脇差で偵察をしっかりして、隙を与えないようにしよう。皆頼んだよ。』
言い終えると同時に皆それぞれの持ち場に向かったようだ。久々に真面目に頑張りますよ!