雅なれザリガニ
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突然だが、私は普段、巫女服を着ない。別に義務じゃないし、苦しいし、何より動きづらい。故に私服で過ごす。
意外とそうしている審神者は多いらしい。が、うちの子たちは納得いか無い者が多い。
名前を挙げるとしたら歌仙、和泉守、みっちゃん、貞ちゃん、一期、小竜さん、大般若さん、太郎さん辺りだろうか。名前を挙げ無くてもほとんどの子が良い顔をしないのだ。
原因はわかってる。友人からもよく言われるが、私服のセンスが壊滅的らしい。親に黙って捨てられることもあった。だが、私の自由だと思う訳で改める気は全くない。そして私の精神はプラナリアよりタフでありたい。
ちなみに今日の服装は正面にアメリカザリガニがプリントされた青のトレーナーに黒のチノパンツ。私は最高にクールだと思うし、おしゃれなのだ。なせ目の前の奴らは理解してくれない!わかってくれないなら放っておいてくれ!
「いい加減にしてくれないかい?そんな雅じゃないTシャツ、仮にも僕の主なんだから着ないでくれ。聞いているのかい? 」
歌仙の小言が繰り広げられ意識が遠退く。遂にうちの子たちが強行突破に来たのだ。
「僕は此処のクローゼットをやるから、和泉守君は其処の引き出しをお願い。貞ちゃんはそっちのタンスね。いっきに片付けるよ。」
歌仙の前に正座させられた私を尻目に光忠たちがクローゼットやタンスを漁る。そして私のシャツやズボン、スカートを次々に引っ張り出した。
「いいかい?僕たちが駄目だと判断した服は全て棄てるからね。この後、燭台切と和泉守と僕と買い物に行くよ。」
うっっっっわぁ。まじかぁ。嫌だなー。サボりたいなー。つか、棄てるなよ。仮にも主の服だよ。主の。それなりにするんだよ。反論したら37人目にされそうだしな。くそぅ。
「歌仙さーん。僕も行きたいなー。主さんを可愛くしちゃうよ! 」
歌仙ので小言を遮ったのは乱ちゃんだった。歌仙も名案と言わんばかりの顔をして、うなずいている。解せぬ。
一時間程して私のクローゼットやタンスはすっからかんになった。かろうじてジーパンがあるくらいだろうか。やりきった顔の歌仙に光忠たちが憎らしい。……そして庭で盛大に焚き火をしてる鶴丸が見えた。
意外とそうしている審神者は多いらしい。が、うちの子たちは納得いか無い者が多い。
名前を挙げるとしたら歌仙、和泉守、みっちゃん、貞ちゃん、一期、小竜さん、大般若さん、太郎さん辺りだろうか。名前を挙げ無くてもほとんどの子が良い顔をしないのだ。
原因はわかってる。友人からもよく言われるが、私服のセンスが壊滅的らしい。親に黙って捨てられることもあった。だが、私の自由だと思う訳で改める気は全くない。そして私の精神はプラナリアよりタフでありたい。
ちなみに今日の服装は正面にアメリカザリガニがプリントされた青のトレーナーに黒のチノパンツ。私は最高にクールだと思うし、おしゃれなのだ。なせ目の前の奴らは理解してくれない!わかってくれないなら放っておいてくれ!
「いい加減にしてくれないかい?そんな雅じゃないTシャツ、仮にも僕の主なんだから着ないでくれ。聞いているのかい? 」
歌仙の小言が繰り広げられ意識が遠退く。遂にうちの子たちが強行突破に来たのだ。
「僕は此処のクローゼットをやるから、和泉守君は其処の引き出しをお願い。貞ちゃんはそっちのタンスね。いっきに片付けるよ。」
歌仙の前に正座させられた私を尻目に光忠たちがクローゼットやタンスを漁る。そして私のシャツやズボン、スカートを次々に引っ張り出した。
「いいかい?僕たちが駄目だと判断した服は全て棄てるからね。この後、燭台切と和泉守と僕と買い物に行くよ。」
うっっっっわぁ。まじかぁ。嫌だなー。サボりたいなー。つか、棄てるなよ。仮にも主の服だよ。主の。それなりにするんだよ。反論したら37人目にされそうだしな。くそぅ。
「歌仙さーん。僕も行きたいなー。主さんを可愛くしちゃうよ! 」
歌仙ので小言を遮ったのは乱ちゃんだった。歌仙も名案と言わんばかりの顔をして、うなずいている。解せぬ。
一時間程して私のクローゼットやタンスはすっからかんになった。かろうじてジーパンがあるくらいだろうか。やりきった顔の歌仙に光忠たちが憎らしい。……そして庭で盛大に焚き火をしてる鶴丸が見えた。