幼少期 出会い
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これは私がまだ5歳の時のこと。母がいつもの子育てサークルに行くとかで、スケッチブックとクレヨン片手に教会へ連れて行かれた。
教会の中庭で遊ぶ子どもたちを尻目に木陰でクレヨンを走らせる。今朝窓から見えたカラスを描きたいのだ。黒いクレヨンに緑や紫を重ねて翼を描く。
「宇宙や星の絵は無いのかい?」
近くで本を読んでいたプラチナの髪の男の子がスケッチブックを覗き込んで声をかけてきた。
「僕はゼノ・ヒューストン・ウィングフィールド。この前は星空の絵を描いてたよね?あれは完成したのかい。」
ぜひ見たいんだとキラキラ目を輝かせて話しかけてくる。
『この絵のこと?』
スケッチブックをペラペラめくり完成した夜空の絵を見せると、これだ!と男の子もといゼノは嬉しそうな笑みを浮かべた。
ゼノは読んでいた本を広げ、宇宙の写真のページとスケッチブックを交互を見ながら宇宙の色や星について語り始めた。
どれくらいゼノとお喋りしていたのか、あっという間に帰りの時間になってしまった。
私とゼノはそれぞれ母親と手を繋ぎ別れの挨拶を交わす。
「また次の集まりで会える事を期待しているよ。」
「ロロやっとお友達ができたのね。ちゃんとご挨拶できた?」
割り込んできた母の言葉に首を横に振るとちゃんと言わなきゃダメよと背を押された。
恥ずかしくて母の脚にギュッとしがみついてゼノを見ると、私の言葉を待っているようでにこにことした笑みを浮かべている。
『……ロロ。ロロ・オーデン、5歳。』
蚊の鳴くような声だったけどゼノには届いたようで、僕と同じだねと言われた。
『次はゼノの好きな月の絵かいてあげる。』
「本当かい?!」
『……だからまたお話してくれる?』
「もちろんだとも!!」
これが私と後の人類の叡智とのファーストコンタクトである。
教会の中庭で遊ぶ子どもたちを尻目に木陰でクレヨンを走らせる。今朝窓から見えたカラスを描きたいのだ。黒いクレヨンに緑や紫を重ねて翼を描く。
「宇宙や星の絵は無いのかい?」
近くで本を読んでいたプラチナの髪の男の子がスケッチブックを覗き込んで声をかけてきた。
「僕はゼノ・ヒューストン・ウィングフィールド。この前は星空の絵を描いてたよね?あれは完成したのかい。」
ぜひ見たいんだとキラキラ目を輝かせて話しかけてくる。
『この絵のこと?』
スケッチブックをペラペラめくり完成した夜空の絵を見せると、これだ!と男の子もといゼノは嬉しそうな笑みを浮かべた。
ゼノは読んでいた本を広げ、宇宙の写真のページとスケッチブックを交互を見ながら宇宙の色や星について語り始めた。
どれくらいゼノとお喋りしていたのか、あっという間に帰りの時間になってしまった。
私とゼノはそれぞれ母親と手を繋ぎ別れの挨拶を交わす。
「また次の集まりで会える事を期待しているよ。」
「ロロやっとお友達ができたのね。ちゃんとご挨拶できた?」
割り込んできた母の言葉に首を横に振るとちゃんと言わなきゃダメよと背を押された。
恥ずかしくて母の脚にギュッとしがみついてゼノを見ると、私の言葉を待っているようでにこにことした笑みを浮かべている。
『……ロロ。ロロ・オーデン、5歳。』
蚊の鳴くような声だったけどゼノには届いたようで、僕と同じだねと言われた。
『次はゼノの好きな月の絵かいてあげる。』
「本当かい?!」
『……だからまたお話してくれる?』
「もちろんだとも!!」
これが私と後の人類の叡智とのファーストコンタクトである。
