我こそは刀剣女士!?
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『まず今日のやるべき事を明確化させたいのだけど良いかしら?』
私は兄弟たちに向かい直した。
「もちろんだ海舟。」
まるで戰場のように真剣な顔つきの蜂須賀兄様が頷いた。
『これから私は主様のお部屋と専用の水回りを中心に清掃をしたいの。その間に浦島は主様へのお茶の仕度と私の手伝い。蜂須賀兄様は陸奥守へ接触して、私のことを伝えてほしいの。長曽根は新選組の説得ね。それぞれ時間と人手次第で短時間の遠征に行く可能性も視野に入れて。最後に今日主様へ謁見できるのは浦島だけにしたいの。お疲れのご様子だし、なるべく負担にならない様に進めたいから。兄様たちは主様の様子を見て明日か明後日にお目通り頂く形にしましょう。』
兄様たちを前に偉そうに言ってみたがこれで良いだろうかと思わず眉が下がる。長曽根は顎に手を当て髭を撫で重々しく口を開いた。
「……その指示に従おう。正直俺はすぐに審神者殿に合わせる顔がない。」
「賢い海舟が言うのだからそれが最良だろう。浦島、虎徹の誇りに賭けて1番手を頼むよ。」
長曽根に続き蜂須賀兄様が口を開く。
「まっかせて!姉ちゃん、いきなりあるじさんって呼んだら迷惑かな?」
『忠誠を示すためにもそう呼んでくれるなら私は嬉しい。』
さぁ動き始めようと私たちはそれぞれの目的のため部屋を後にした。
長曽根虎徹 視点
廊下で海舟虎徹に声をかけられた時、夢かと思った。実装の情報がでた時、彼女を怨んでないと伝えられるか心配だった。だが、主が変わり新しい審神者殿はいつしか姿を見せなくなっていたこの歪んだ本丸にはきっと来ないと安堵していた。正常に昨日した女性審神者のみが鍛刀できる打刀。そんな特別な刀なのだ。近藤勇の処刑反対の嘆願書を無視し処刑を実行した勝海舟。当時の主を軽んじている訳では無いがただの刀だった俺達にどうこうできた問題ではないと新選組の仲間と話し合い、陸奥守同様、同じ主を持つ仲間として戦うと決めていた。
もともとこの本丸の主が亡くなった時、喪に服した後、新しい審神者を迎え戦場に復帰しようと本丸の皆と政府で決められていた。
にも関わらず葬儀後すぐに新しい審神者が送られたのだ。俺達はすぐに受け入れられなかった。その結果をまじまじと海舟虎徹から聞かされたの情なさ。
蜂須賀と違い、贋作である俺を近藤勇の虎徹と認めていた彼女。その彼女に虎徹として情けないと言われ面目を失った。
『貴方は近藤勇の虎徹、私は勝海舟様の虎徹。新作、贋作は関係ない。虎徹として主様へ尽くすだけでしょう?』
ずっとその言葉に報いるために戦争に参加したはずだった。
私は兄弟たちに向かい直した。
「もちろんだ海舟。」
まるで戰場のように真剣な顔つきの蜂須賀兄様が頷いた。
『これから私は主様のお部屋と専用の水回りを中心に清掃をしたいの。その間に浦島は主様へのお茶の仕度と私の手伝い。蜂須賀兄様は陸奥守へ接触して、私のことを伝えてほしいの。長曽根は新選組の説得ね。それぞれ時間と人手次第で短時間の遠征に行く可能性も視野に入れて。最後に今日主様へ謁見できるのは浦島だけにしたいの。お疲れのご様子だし、なるべく負担にならない様に進めたいから。兄様たちは主様の様子を見て明日か明後日にお目通り頂く形にしましょう。』
兄様たちを前に偉そうに言ってみたがこれで良いだろうかと思わず眉が下がる。長曽根は顎に手を当て髭を撫で重々しく口を開いた。
「……その指示に従おう。正直俺はすぐに審神者殿に合わせる顔がない。」
「賢い海舟が言うのだからそれが最良だろう。浦島、虎徹の誇りに賭けて1番手を頼むよ。」
長曽根に続き蜂須賀兄様が口を開く。
「まっかせて!姉ちゃん、いきなりあるじさんって呼んだら迷惑かな?」
『忠誠を示すためにもそう呼んでくれるなら私は嬉しい。』
さぁ動き始めようと私たちはそれぞれの目的のため部屋を後にした。
長曽根虎徹 視点
廊下で海舟虎徹に声をかけられた時、夢かと思った。実装の情報がでた時、彼女を怨んでないと伝えられるか心配だった。だが、主が変わり新しい審神者殿はいつしか姿を見せなくなっていたこの歪んだ本丸にはきっと来ないと安堵していた。正常に昨日した女性審神者のみが鍛刀できる打刀。そんな特別な刀なのだ。近藤勇の処刑反対の嘆願書を無視し処刑を実行した勝海舟。当時の主を軽んじている訳では無いがただの刀だった俺達にどうこうできた問題ではないと新選組の仲間と話し合い、陸奥守同様、同じ主を持つ仲間として戦うと決めていた。
もともとこの本丸の主が亡くなった時、喪に服した後、新しい審神者を迎え戦場に復帰しようと本丸の皆と政府で決められていた。
にも関わらず葬儀後すぐに新しい審神者が送られたのだ。俺達はすぐに受け入れられなかった。その結果をまじまじと海舟虎徹から聞かされたの情なさ。
蜂須賀と違い、贋作である俺を近藤勇の虎徹と認めていた彼女。その彼女に虎徹として情けないと言われ面目を失った。
『貴方は近藤勇の虎徹、私は勝海舟様の虎徹。新作、贋作は関係ない。虎徹として主様へ尽くすだけでしょう?』
ずっとその言葉に報いるために戦争に参加したはずだった。
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