宝具解放
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マスターに召喚されて2日目、マスターに連れられた周回で、最も会いたくない相手の1人と一緒だった。恐らく、俺の英雄としての形に最も影響を与えた母モルガンである。異聞帯の妖精の女王としてのモルガンらしいが、あまりに母だった。
あっけにとられる程に。銀色の髪、発せられた声、父と家族を裏切ったその顔。許せるはずないのだ。英雄としての本能だった。
"この女 を殺さなくてはいけない"と。
怒りで目の前がいっぱいになった。時間の流れがゆっくりになった。マスターが何か叫んだ。音が聞き取れない。
『 この怒りは我が身をも焦がす焔
血に汚れた聖槍 』
あの時と同じはずだった。確かに俺の聖槍はモルガンの腹を突き刺そうと振るったはずだった。が、寸前で止められた。邪魔をされた。
徐々に頭が冷静に成ってきた。この匂いは知ってる。そういえば伝えられた周回メンバーに居た気がする。
『なんで邪魔をしたんだマーリン。殺し損ねた。』
「マイロードが困ってるだろう?今は味方同士、仲良くしないとね。」
そんな事は解ってんのに、いちいちムカつく。マーリン もいつか殺す。裏切ったランスロッドも、グィネヴィア妃も。
『おいモルガン。マスターや王を裏切ったり、俺達の親を語れば殺す。いいな?異聞帯の母 らしいが、これが俺のできる最大の譲歩だ。仲良くするつもりはない。』
マスターがあからさまに安心した顔になった。
『すまないマスター。感情的に成りすぎた。もう切り換えられる。敵も現れたことだし、戦を始めよう。』
茂みから顔を出したゲイザーに飛び膝蹴りをお見舞いしてやった。ざーまーみろ!
あっけにとられる程に。銀色の髪、発せられた声、父と家族を裏切ったその顔。許せるはずないのだ。英雄としての本能だった。
"この
怒りで目の前がいっぱいになった。時間の流れがゆっくりになった。マスターが何か叫んだ。音が聞き取れない。
『 この怒りは我が身をも焦がす焔
あの時と同じはずだった。確かに俺の聖槍はモルガンの腹を突き刺そうと振るったはずだった。が、寸前で止められた。邪魔をされた。
徐々に頭が冷静に成ってきた。この匂いは知ってる。そういえば伝えられた周回メンバーに居た気がする。
『なんで邪魔をしたんだマーリン。殺し損ねた。』
「マイロードが困ってるだろう?今は味方同士、仲良くしないとね。」
そんな事は解ってんのに、いちいちムカつく。
『おいモルガン。マスターや王を裏切ったり、俺達の親を語れば殺す。いいな?異聞帯の
マスターがあからさまに安心した顔になった。
『すまないマスター。感情的に成りすぎた。もう切り換えられる。敵も現れたことだし、戦を始めよう。』
茂みから顔を出したゲイザーに飛び膝蹴りをお見舞いしてやった。ざーまーみろ!
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