もう一度
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菅原と二人、体育館に着くと町内会チームが集合していた。
皆それぞれアップをしている最中らしい。
「お、来たな、翔太。アップしろ。」
「うん。」
翔太に気づいた繋心が声をかけてくる。その声に体育館にいた全員が翔太の方を向いた。
「翔太さん!!試合してくれるってホントですか!?」
キラキラした瞳で見つめてくる日向に、一つ疑問が浮かんだ。
「他の連中には翔太さんが辞めるって言ってたこと言ってないです。絶対に連れ戻すつもりでしたから。」
疑問を口に出す前に菅原が答えてくれた。
当たり前のように答えてくれるその事に嬉しさがこみ上げる。
「そうか……。とりあえずアップしてくる。」
菅原の隣を離れアップをしている町内会チームへと加わった。
「都築翔太です。セッターです。よろしくおねがいします。」
「おー、よろしくな!!」
町内会チームは前回の練習試合と同じメンバー。
嶋田、滝ノ上、内沢、森。
「あれ、縁下も町内会チームなのか。」
「人数が集まらなかったみたいで……。色々考えた結果俺がこっちに入る事になりました。」
「そうか……。でも知ってる奴がいる方が心強いよ。」
縁下と翔太が加わって試合を行うらしい。
リベロがいないのはハンデの意味もあるのだろう。
「よーし!!翔太も来たことだし、試合はじめっぞ!!」
「整列ー!!」
烏野のメンバーは音駒戦の時と同じで、
影山、日向、澤村、旭、田中、月島、西谷。
両チームの選手がエンドラインに整列する。
「はー。」
深呼吸を一つし、手を握りしめる。
練習でコートに入るのと、試合で入るのとは心構えが随分と違う。
手の先から冷えていく感覚。恐怖が込み上げてくる。
もしまたトスが合わなかったら。
自分のミスがチームの負けに繋がったら。
たかが練習試合。それでも負けは負けだ。
負けることは心底恐ろしい。
でも大丈夫だと、言ってくれた人がいるから。
アップゾーンに立つ菅原に視線を向けると満面の笑みで頷いてくれた。
「よろしくおねがいします!!」
練習試合開始。
皆それぞれアップをしている最中らしい。
「お、来たな、翔太。アップしろ。」
「うん。」
翔太に気づいた繋心が声をかけてくる。その声に体育館にいた全員が翔太の方を向いた。
「翔太さん!!試合してくれるってホントですか!?」
キラキラした瞳で見つめてくる日向に、一つ疑問が浮かんだ。
「他の連中には翔太さんが辞めるって言ってたこと言ってないです。絶対に連れ戻すつもりでしたから。」
疑問を口に出す前に菅原が答えてくれた。
当たり前のように答えてくれるその事に嬉しさがこみ上げる。
「そうか……。とりあえずアップしてくる。」
菅原の隣を離れアップをしている町内会チームへと加わった。
「都築翔太です。セッターです。よろしくおねがいします。」
「おー、よろしくな!!」
町内会チームは前回の練習試合と同じメンバー。
嶋田、滝ノ上、内沢、森。
「あれ、縁下も町内会チームなのか。」
「人数が集まらなかったみたいで……。色々考えた結果俺がこっちに入る事になりました。」
「そうか……。でも知ってる奴がいる方が心強いよ。」
縁下と翔太が加わって試合を行うらしい。
リベロがいないのはハンデの意味もあるのだろう。
「よーし!!翔太も来たことだし、試合はじめっぞ!!」
「整列ー!!」
烏野のメンバーは音駒戦の時と同じで、
影山、日向、澤村、旭、田中、月島、西谷。
両チームの選手がエンドラインに整列する。
「はー。」
深呼吸を一つし、手を握りしめる。
練習でコートに入るのと、試合で入るのとは心構えが随分と違う。
手の先から冷えていく感覚。恐怖が込み上げてくる。
もしまたトスが合わなかったら。
自分のミスがチームの負けに繋がったら。
たかが練習試合。それでも負けは負けだ。
負けることは心底恐ろしい。
でも大丈夫だと、言ってくれた人がいるから。
アップゾーンに立つ菅原に視線を向けると満面の笑みで頷いてくれた。
「よろしくおねがいします!!」
練習試合開始。