GW合宿
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「休憩ー!!」
朝から休みなく続いていた練習が一旦休憩に入り、部員たちが体育館の端に集まってくる。
そのタイミングで昨日作ったものを出すように清水にお願いしていた。
「これ。」
「潔子さん!?これ潔子さんの手作りですか!?」
清水が差し出した間食に疲れていた部員たちが元気を取り戻す。
「いや、私が作ったのは、」
「清水ちょっと。」
おにぎりとレモンの蜂蜜漬け。
フルーツゼリーとレアチーズケーキ。
二つは確かに清水が作ったものだが、残りは翔太が夜に作ったものだった。
それを説明しようとしてる清水を止めこちらに来るように手招きをする。
「俺が作ったのは内緒な。お前が作ったことにしといたほうが喜ぶから。」
「……でも。」
「翔太。ちょっとこっち来い。」
「いいから。じゃあ俺呼ばれたから。」
納得がいかないのだろう清水が何か言おうとしていたが無理矢理話を終わらせ、繋心の元へ向かう。
「何。」
「あの間食お前が作ったんだろ。」
「皆には言うなよ。」
「言わねえよ。それよりお前寝るの遅かっだろ。隈出てるぞ。」
繋心がそっと翔太の目元を撫でる。
「そんな酷い?そこまで夜更かしはしなかったけど。」
「それなりにな。あんま無理すんなよ。お前の本業は学生なんだから。」
「出来ることはしたいから。」
「はぁ……。あんまり酷くなるようなら強制的に帰すからな。」
呆れたように溜息をついた繋心だったが、翔太の意思を尊重してくれるらしい。
頭を優しく撫でて去っていった。
そのやりとりを一部始終見ていた何人かの部員は二人の関係を疑問に思っていた。
朝から休みなく続いていた練習が一旦休憩に入り、部員たちが体育館の端に集まってくる。
そのタイミングで昨日作ったものを出すように清水にお願いしていた。
「これ。」
「潔子さん!?これ潔子さんの手作りですか!?」
清水が差し出した間食に疲れていた部員たちが元気を取り戻す。
「いや、私が作ったのは、」
「清水ちょっと。」
おにぎりとレモンの蜂蜜漬け。
フルーツゼリーとレアチーズケーキ。
二つは確かに清水が作ったものだが、残りは翔太が夜に作ったものだった。
それを説明しようとしてる清水を止めこちらに来るように手招きをする。
「俺が作ったのは内緒な。お前が作ったことにしといたほうが喜ぶから。」
「……でも。」
「翔太。ちょっとこっち来い。」
「いいから。じゃあ俺呼ばれたから。」
納得がいかないのだろう清水が何か言おうとしていたが無理矢理話を終わらせ、繋心の元へ向かう。
「何。」
「あの間食お前が作ったんだろ。」
「皆には言うなよ。」
「言わねえよ。それよりお前寝るの遅かっだろ。隈出てるぞ。」
繋心がそっと翔太の目元を撫でる。
「そんな酷い?そこまで夜更かしはしなかったけど。」
「それなりにな。あんま無理すんなよ。お前の本業は学生なんだから。」
「出来ることはしたいから。」
「はぁ……。あんまり酷くなるようなら強制的に帰すからな。」
呆れたように溜息をついた繋心だったが、翔太の意思を尊重してくれるらしい。
頭を優しく撫でて去っていった。
そのやりとりを一部始終見ていた何人かの部員は二人の関係を疑問に思っていた。