出会いは唐突で
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「その様な格好で何をしている」
突然後ろから男に声をかけられた
どこかで聞いたことがあるような気がするけど
今はそれどころではない!
こちとら裸なんだ!
振り返ると色々終わってしまうので
後ろ姿のまま声を振り絞る
「あああっ!好きでこの格好をしているわけではなくてですね!
私にも何が起こったか分からないんです!
とりあえず何か身にまといたいんですけど
ここは無人島ですか!?」
一気に話してしまった
しかも最後は文脈がおかしかったような…
でもそんなんことはどうでもいい
とりあえずここはどこなのか
何か身に着けれるものが欲しかった
少しの沈黙が流れると
男がこちらに近づく足音が聞こえてきた
何かされる!と防衛本能で男の方へ振り返ると
目の前が真っ黒になった
「わっ!」
「それでも纏うといい
無いよりはマシであろう」
目の前が真っ黒になったのは
マントのようなものが顔面に落ちてきたからであった
疑ってしまって申し訳ないと思いつつ
体にマントを被せていたら
「ここは無人島では無い
後ろの森を抜けたら街がある」