期待を裏切らない
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「此奴に適当に見繕ってくれ」
そう言いながら店員さんの目の前に降ろされた
さっきまで顔面蒼白だった店員さんも
一瞬固まったがすぐに笑顔に変わり
私はフィッシングルームに連れて行かれた
流石プロ隅々まで採寸を終えると
これまた派手だったりきらびやかな衣装を持ってきた
「コチラなんかもお似合いになると思いますよ」
「コチラは最近の流行なんです」
そう言いながら色々見せてくれるのは有難いが
この先の見通しが立たないのにこんな上等な服は要らない
「シンプルなTシャツとジーンズなどで大丈夫です」
そう言うとまたも一瞬固まってコチラを見てきたが
すぐに要望通りの服を用意してくれた
良かった…シンプルで動きやすい服がなかったらどうしようかと
でもまさか服屋に連れてきてもらえるとは…
良かった…ミホークを見られただけでも
幸せなのにここまでしてくれるのは
素直に感謝しかない
いつかこの洋服のお金も返さないとなぁ…
きっとミホークにとってはたかが知れてる程度なんだろうけど
なんて考えているとミホークがフィッシングルームにやって来た
「決まったか…飾り気がないな」
「きらびやかな衣装もあったけど
この先の見通しができてないのにそんな豪華な服は
まだ要らないかな。と
最優先は動きやすさだよ」
「…そうか。では行くぞ。」
そう言うとミホークは絶対そんな額してないと
通貨価値も曖昧な私でさえ分かる
札束を店員さんに渡していた
扉も分も入っているだろうけど
絶対あんなに要らない…
というか本当に想像通りでビックリ