揺れる警視庁1200万人の人質
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発見
─翌日─
警察の捜査員が総出で爆発物を捜しているが、どれも偽物ばかりで一向に爆発物は発見されていない。
そんな中で透香と松田の2人は東都タワーに向かっていた。
松「何で東都タワー?」
香『ちょっと嫌な予感がして…。7年前も3年前もどっちも嫌な予感がして行った先に爆弾があったし、もしかしてと思って』
松「ま、お前の勘は良く当たるからな。だが、どうやら先客がいるみたいだな」
香『そうみたいね』
2人は車から降りると停まっていたシルバーの車に近づく。その車には子供が4人乗っていた。
香『ねえ、君たち。この車に刑事が乗っていたはずだけど、どこに行ったかわかる?』
灰「高木刑事ならさっきタワーの中に入っていったわよ」
松「そうか、ありがとな。透香、行くぞ」
香『分かった』
2人は急いで特別展望台の1番奥のエレベーターまで向かう。
香『高木!』
高「透香さんに松田さん!」
松「どうした」
高「中に子供が閉じ込められてしまっていて、今はコナンくんが中に…」
香『コナンくん?』
透香は松田を見るが松田もわからないといったように首を横に振った。そして、やっと女の子が救出され、後はコナンだけとなったその時、エレベーターが急降下する。
松「『!』」
急降下していくエレベーターに咄嗟に透香と高木が乗り込む。エレベーターはそのまま下へと降りていった。
松「透香!!」
そして、停まったエレベーターには透香と高木、コナンの3人が閉じ込められてしまった。
高木は佐藤に連絡していた。
香『高木、電話中にすいませんが私も上に登りたいので屈んで下さい』
高「あ、はい」
透香は天井を調べようと高木に指示する。高木が四つん這いになって透香は高木の背中に乗って天井に上がる。そこで透香は爆弾を見つけたのだった。4年前に見つけたものと同じ水銀レバーが付いた爆弾だ。
香『やっぱり…ここにあったのね。高木!登ってきたらダメですよ。水銀レバーが作動しちゃうので』
高「水銀レバー?透香さん、水銀レバーって何です?」
コ「爆弾の起爆装置の1部さ。このエレベーターどころか東都タワーごと吹っ飛んじまう様なドデカい爆弾のね」
高「ば…爆弾!?ま…間違いないんですか?透香さん」
香『はい。これと似た者を3年前、あの観覧車で見たので。片方の液体だけなら何ともないのですが、もう片方と混ざると凄く強い爆弾になります』
高「だ、だったら尚更…レスキュー隊に来てもらった方が……」
香『言ったでしょう?水銀レバーが仕掛けられてるって。多分さっきエレベーターが止まったショックでスイッチが入っちゃったんですよ』
高「?!」
香『いいですか?あなた達の2人のどちらかが上がってきても上からレスキュー隊がロープで降りてきて着地した時に少しでも揺れれば、この爆弾は爆発します』
高「そ、そんなに凄いんですか?水銀レバーって…」
香『それと、逃げる事も不可能なようですよ。爆弾の傍に盗聴器が仕掛けられてます。例え上からロープを下げてもらって避難したとしても、私達が離れて声が聞こえなくなれば遠隔操作で爆発させられます』
高「じゃあ、どの道八方塞がりって訳ですか…」
コ「いや、手はもう1つ残ってるよ」
高「は?」
コ「上に登った刑事さんが爆弾を解体するんだよ。上から爆弾処理の道具を降ろしてもらってね」
香『なるほど…そういう事なら…』
透香は携帯を取り出すと爆弾を写真に撮り、メールでその写真を送った後、電話をかける。
香『陣平?今送った写真見た?』
【松「ああ…。あの時の爆弾とほぼ一緒だな」】
香『私はこの爆弾を解体する。指示するのをお願いできる?』
【松「……分かった」】
─翌日─
警察の捜査員が総出で爆発物を捜しているが、どれも偽物ばかりで一向に爆発物は発見されていない。
そんな中で透香と松田の2人は東都タワーに向かっていた。
松「何で東都タワー?」
香『ちょっと嫌な予感がして…。7年前も3年前もどっちも嫌な予感がして行った先に爆弾があったし、もしかしてと思って』
松「ま、お前の勘は良く当たるからな。だが、どうやら先客がいるみたいだな」
香『そうみたいね』
2人は車から降りると停まっていたシルバーの車に近づく。その車には子供が4人乗っていた。
香『ねえ、君たち。この車に刑事が乗っていたはずだけど、どこに行ったかわかる?』
灰「高木刑事ならさっきタワーの中に入っていったわよ」
松「そうか、ありがとな。透香、行くぞ」
香『分かった』
2人は急いで特別展望台の1番奥のエレベーターまで向かう。
香『高木!』
高「透香さんに松田さん!」
松「どうした」
高「中に子供が閉じ込められてしまっていて、今はコナンくんが中に…」
香『コナンくん?』
透香は松田を見るが松田もわからないといったように首を横に振った。そして、やっと女の子が救出され、後はコナンだけとなったその時、エレベーターが急降下する。
松「『!』」
急降下していくエレベーターに咄嗟に透香と高木が乗り込む。エレベーターはそのまま下へと降りていった。
松「透香!!」
そして、停まったエレベーターには透香と高木、コナンの3人が閉じ込められてしまった。
高木は佐藤に連絡していた。
香『高木、電話中にすいませんが私も上に登りたいので屈んで下さい』
高「あ、はい」
透香は天井を調べようと高木に指示する。高木が四つん這いになって透香は高木の背中に乗って天井に上がる。そこで透香は爆弾を見つけたのだった。4年前に見つけたものと同じ水銀レバーが付いた爆弾だ。
香『やっぱり…ここにあったのね。高木!登ってきたらダメですよ。水銀レバーが作動しちゃうので』
高「水銀レバー?透香さん、水銀レバーって何です?」
コ「爆弾の起爆装置の1部さ。このエレベーターどころか東都タワーごと吹っ飛んじまう様なドデカい爆弾のね」
高「ば…爆弾!?ま…間違いないんですか?透香さん」
香『はい。これと似た者を3年前、あの観覧車で見たので。片方の液体だけなら何ともないのですが、もう片方と混ざると凄く強い爆弾になります』
高「だ、だったら尚更…レスキュー隊に来てもらった方が……」
香『言ったでしょう?水銀レバーが仕掛けられてるって。多分さっきエレベーターが止まったショックでスイッチが入っちゃったんですよ』
高「?!」
香『いいですか?あなた達の2人のどちらかが上がってきても上からレスキュー隊がロープで降りてきて着地した時に少しでも揺れれば、この爆弾は爆発します』
高「そ、そんなに凄いんですか?水銀レバーって…」
香『それと、逃げる事も不可能なようですよ。爆弾の傍に盗聴器が仕掛けられてます。例え上からロープを下げてもらって避難したとしても、私達が離れて声が聞こえなくなれば遠隔操作で爆発させられます』
高「じゃあ、どの道八方塞がりって訳ですか…」
コ「いや、手はもう1つ残ってるよ」
高「は?」
コ「上に登った刑事さんが爆弾を解体するんだよ。上から爆弾処理の道具を降ろしてもらってね」
香『なるほど…そういう事なら…』
透香は携帯を取り出すと爆弾を写真に撮り、メールでその写真を送った後、電話をかける。
香『陣平?今送った写真見た?』
【松「ああ…。あの時の爆弾とほぼ一緒だな」】
香『私はこの爆弾を解体する。指示するのをお願いできる?』
【松「……分かった」】