救済
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その3・諸伏景光、伊達航
それから半年後──
目「本日付けで捜査一課強行犯係に配属される安室透香くんだ」
香『改めまして本日付けで捜査一課強行犯係に配属となりました。安室透香、階級は巡査部長です。よろしくお願いします』
零那改め透香は、淡々と少しの笑みを浮かべながら自己紹介をした。透香のデスクは松田の隣となる。
香『陣平、あんたまだ捜査一課にいたの?爆処は?』
松「戻ろうとしたけど警部に引き止められたんだよ。ま、あっちにはハギがいるし大丈夫だろ」
香『あの時の爆弾魔、まだ捕まってないんだってね。陣平の事だしそれも理由で残ってるんじゃないの?』
松「それもあるな」
2人が話しているところに佐藤が近寄ってくる。
佐「松田くん?安室さんと知り合いなの?」
香『陣平とは同期なんです。あと航もですよ』
佐「航…って伊達さん?」
香『ええ』
佐「松田くんって伊達さんと同期だったのね。知らなかったわ…」
松「ま、あいつは実年齢より老けて見られるからな。透香と並ぶと若干父と娘と化すぜ」
香『あ…ねぇ、後で航と研二を連れて食堂に来てくれない?少し話したい事があって』
松「分かった」
─────────────────────────
─食堂─
松「で、話って?」
萩「珍しいよね、透香からの呼び出しなんて」
伊「もしかしてあれ か?」
香『そうよ。特に研二には注意深く言っておいた方がいいかと思って。いい?決して私の事を本名で呼ばない事。誰がどこで聞き耳立ててるか分からないんだから。「降谷零那」と言う人物は存在しない。今ここにいるのは「安室透香」よ。くれぐれも忘れないように、お願いね』
松・萩・伊「ああ」
これは余談だが、爆弾魔事件と同年。警視庁公安部に所属する潜入捜査官・諸伏景光が潜入していた組織にNOCだということがバレてしまい自害しようとしていたが、同じく組織に潜入していた零那と零、さらにFBIの潜入捜査官・赤井秀一と共に景光のコードネーム〝スコッチ〟の死を偽装する事で助け出した。
そしてそのさらに1年後、つまり今から1年前。徹夜の張り込みから帰る途中だった伊達と高木。居眠り運転の車に轢かれそうになっていた伊達をたまたま通りかかった透香と松田で助け、居眠り運転の運転手は軽傷を負ってしまったが、何とか事なきを得たのだった。
それから半年後──
目「本日付けで捜査一課強行犯係に配属される安室透香くんだ」
香『改めまして本日付けで捜査一課強行犯係に配属となりました。安室透香、階級は巡査部長です。よろしくお願いします』
零那改め透香は、淡々と少しの笑みを浮かべながら自己紹介をした。透香のデスクは松田の隣となる。
香『陣平、あんたまだ捜査一課にいたの?爆処は?』
松「戻ろうとしたけど警部に引き止められたんだよ。ま、あっちにはハギがいるし大丈夫だろ」
香『あの時の爆弾魔、まだ捕まってないんだってね。陣平の事だしそれも理由で残ってるんじゃないの?』
松「それもあるな」
2人が話しているところに佐藤が近寄ってくる。
佐「松田くん?安室さんと知り合いなの?」
香『陣平とは同期なんです。あと航もですよ』
佐「航…って伊達さん?」
香『ええ』
佐「松田くんって伊達さんと同期だったのね。知らなかったわ…」
松「ま、あいつは実年齢より老けて見られるからな。透香と並ぶと若干父と娘と化すぜ」
香『あ…ねぇ、後で航と研二を連れて食堂に来てくれない?少し話したい事があって』
松「分かった」
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─食堂─
松「で、話って?」
萩「珍しいよね、透香からの呼び出しなんて」
伊「もしかして
香『そうよ。特に研二には注意深く言っておいた方がいいかと思って。いい?決して私の事を本名で呼ばない事。誰がどこで聞き耳立ててるか分からないんだから。「降谷零那」と言う人物は存在しない。今ここにいるのは「安室透香」よ。くれぐれも忘れないように、お願いね』
松・萩・伊「ああ」
これは余談だが、爆弾魔事件と同年。警視庁公安部に所属する潜入捜査官・諸伏景光が潜入していた組織にNOCだということがバレてしまい自害しようとしていたが、同じく組織に潜入していた零那と零、さらにFBIの潜入捜査官・赤井秀一と共に景光のコードネーム〝スコッチ〟の死を偽装する事で助け出した。
そしてそのさらに1年後、つまり今から1年前。徹夜の張り込みから帰る途中だった伊達と高木。居眠り運転の車に轢かれそうになっていた伊達をたまたま通りかかった透香と松田で助け、居眠り運転の運転手は軽傷を負ってしまったが、何とか事なきを得たのだった。