謎解きするバーボン
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真犯人
小「またこの餓鬼…」
園「そっか!あたし分かっちゃった!
ほら、遺体のおしりの下にラケットがあったでしょ?そのラケットの下に氷を敷いて、遺体を滑らせて動かしたのよ!ラケットのガットが歪んでたのがその証拠!」
蘭「さすが園子!」
横「しかしそうだとすると、花瓶のように氷が溶けた水が床に残ってるはずですし、遺体のズボンも濡れてるはずですが…そんな痕跡はありませんでしたよ?」
園「えぇ〜…そうなの?」
横溝の言葉に気落ちする園子だが、そこに再びコナンが助言をする。
コ「溶けても何も残んない氷みたいなものがあれば良かったのにね」
蘭「あ、それってもしかしてドライアイスの事?ドライアイスの成分は二酸化炭素だから消えて無くなるし」
コ「へぇ〜」
小「だがなァ、ドライアイスは簡単には運べねえぞ?氷と違って直接触れねえし」
そこに透と透香が言葉を挟む。
透「『「石栗さんに運ばせた んですよ」』」
『「昼食変わりに彼が部屋に持っていったアイスケーキの箱の中にドライアイスが入っていたでしょうから」』
透「おそらく犯人は、石栗さんを花瓶で撲殺した後、数個のドライアイスの上に予めフレームに紐を通しておいたラケットを被せて、さらにその上に遺体の尻を乗せ、部屋から出た後、引っ張って遺体を扉に寄せたんでしょう」
『「もちろん紐は回収できるように結ばずにね」』
蘭「そっか!だからあの部屋に行った時、足の指先がひんやりしてたんだ!ドライアイスが扉の傍にあったから!」
蘭の言葉を聞いた横溝は梅島を見る。
横「そういえば真知さんも同じような事を言ってましたよね?」
梅「えぇ」
横「あなた方は気付きませんでしたか?」
横溝は梅島以外の桃園、高梨の2人に問いかけるが、2人とも気が付かなかったという答えが返ってきた。高梨の方はコナンが寝てるかもと思った為直ぐに引きあげたという理由も付け加えていた。
小「なるほど…。やっと犯人がわかったよ」
コ「えっ…」
横「え?」
小「まず、ドライアイスがあった事を裏付ける様な証言をした真知さんは容疑者から外していいでしょう」
小五郎のその台詞に梅島はホッと安堵した。
小「眼鏡の坊主が石栗さんの部屋にいた事を知っていた高梨さんも然り。子供が寝ている傍で殺人をやらかす奴は、まず居ませんからねぇ。
となると、残るはその2人よりも先に石栗さんの部屋へ行き氷やドライアイスが溶けきる時間を充分に稼げた…桃園琴音さん!」
名前を呼ばれた桃園はハッと核心を突かれたような反応をする。
小「貴方以外に犯人は考えられませんなァ!違いますかな?」
小「またこの餓鬼…」
園「そっか!あたし分かっちゃった!
ほら、遺体のおしりの下にラケットがあったでしょ?そのラケットの下に氷を敷いて、遺体を滑らせて動かしたのよ!ラケットのガットが歪んでたのがその証拠!」
蘭「さすが園子!」
横「しかしそうだとすると、花瓶のように氷が溶けた水が床に残ってるはずですし、遺体のズボンも濡れてるはずですが…そんな痕跡はありませんでしたよ?」
園「えぇ〜…そうなの?」
横溝の言葉に気落ちする園子だが、そこに再びコナンが助言をする。
コ「溶けても何も残んない氷みたいなものがあれば良かったのにね」
蘭「あ、それってもしかしてドライアイスの事?ドライアイスの成分は二酸化炭素だから消えて無くなるし」
コ「へぇ〜」
小「だがなァ、ドライアイスは簡単には運べねえぞ?氷と違って直接触れねえし」
そこに透と透香が言葉を挟む。
透「『「
『「昼食変わりに彼が部屋に持っていったアイスケーキの箱の中にドライアイスが入っていたでしょうから」』
透「おそらく犯人は、石栗さんを花瓶で撲殺した後、数個のドライアイスの上に予めフレームに紐を通しておいたラケットを被せて、さらにその上に遺体の尻を乗せ、部屋から出た後、引っ張って遺体を扉に寄せたんでしょう」
『「もちろん紐は回収できるように結ばずにね」』
蘭「そっか!だからあの部屋に行った時、足の指先がひんやりしてたんだ!ドライアイスが扉の傍にあったから!」
蘭の言葉を聞いた横溝は梅島を見る。
横「そういえば真知さんも同じような事を言ってましたよね?」
梅「えぇ」
横「あなた方は気付きませんでしたか?」
横溝は梅島以外の桃園、高梨の2人に問いかけるが、2人とも気が付かなかったという答えが返ってきた。高梨の方はコナンが寝てるかもと思った為直ぐに引きあげたという理由も付け加えていた。
小「なるほど…。やっと犯人がわかったよ」
コ「えっ…」
横「え?」
小「まず、ドライアイスがあった事を裏付ける様な証言をした真知さんは容疑者から外していいでしょう」
小五郎のその台詞に梅島はホッと安堵した。
小「眼鏡の坊主が石栗さんの部屋にいた事を知っていた高梨さんも然り。子供が寝ている傍で殺人をやらかす奴は、まず居ませんからねぇ。
となると、残るはその2人よりも先に石栗さんの部屋へ行き氷やドライアイスが溶けきる時間を充分に稼げた…桃園琴音さん!」
名前を呼ばれた桃園はハッと核心を突かれたような反応をする。
小「貴方以外に犯人は考えられませんなァ!違いますかな?」