密室にいるコナン
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事情聴取
静岡県警捜査一課・横溝参悟警部に密室殺人だと現場の状況を考慮して伝えたコナン。コナンと横溝は廊下に出て、小五郎とも合流する。
小「何ィ!?密室殺人だと!?
遺体が扉をふさぐように倒れてたのに何で殺人なんだよ!?」
横「え?あ、でも…部屋の中にいたコナン君が…大きな音がしたすぐ後に遺体や花瓶に触ったけど、どちらの血も乾いていたと…」
小「─ったく…
音のすぐ後かどうかわかりゃしねぇぞ?このボウズ、脳震盪でボーッとしてたからな」
コナンは小五郎の言葉にムスッとする。
小「それに、その音が本当に花瓶が落ちた音かもわかりゃしねぇし…だいたい、密室を作るような知能犯が、そんなすぐバレる犯行をするわけが…」
透「それは犯人にとって…2つの大きな計算違いが生じたからではないでしょうか」
小五郎の言葉に透は指で2と示しながら言葉を発する。
透「1つ目はコナン君が部屋の中で毛布に包くるまって寝ていた事…」
香『もう1つは、鍵がかけられていたその部屋のドアを透が開けてしまった事…』
透「この2つがなければ、なかなか部屋から出て来ない石栗さんを、隣の部屋のベランダを伝って窓越しに発見し…駆けつけた警察が窓を破り、部屋の中に入る頃には、この暑さですから血が乾いていたとしても不自然ではありません」
香『それに、たとえ発見直後に誰かが窓を破って入ったとしても…注目されるのは、血が乾いているかどうかよりも石栗さんの生死のみ…。後で来る警察には頭から血を流してドアの前に倒れていた、と伝えるだけでしょうから?』
透「『お手柄だね/お手柄ね 、コナン君』」
コ「う、うん…」
微笑む透と透香に対し、コナンは若干苦笑混じりに返事をした。
横溝はコナンに微笑む透と透香を見て眉根を寄せる。
横「誰ですか、彼らは?」
小「あぁ…俺の一番弟子の探偵と女の方は警視庁の刑事だよ…」
横「い、一番弟子!?」
小「ああ…
俺様の名推理に感銘を受けたんだとよ!」
横「あの…毛利さん…誠に勝手ながら、一番弟子は自分だと自負していたんですが…」
小「え?そなの?」
透「とにかく…元々この別荘に来ていた3人に話を聞かれてはどうですか?殺人の動機がありそうなのはこの方達だけでしょうから…」
そこから、桃園、梅島、高梨の3人への事情聴取が行われた。
静岡県警捜査一課・横溝参悟警部に密室殺人だと現場の状況を考慮して伝えたコナン。コナンと横溝は廊下に出て、小五郎とも合流する。
小「何ィ!?密室殺人だと!?
遺体が扉をふさぐように倒れてたのに何で殺人なんだよ!?」
横「え?あ、でも…部屋の中にいたコナン君が…大きな音がしたすぐ後に遺体や花瓶に触ったけど、どちらの血も乾いていたと…」
小「─ったく…
音のすぐ後かどうかわかりゃしねぇぞ?このボウズ、脳震盪でボーッとしてたからな」
コナンは小五郎の言葉にムスッとする。
小「それに、その音が本当に花瓶が落ちた音かもわかりゃしねぇし…だいたい、密室を作るような知能犯が、そんなすぐバレる犯行をするわけが…」
透「それは犯人にとって…2つの大きな計算違いが生じたからではないでしょうか」
小五郎の言葉に透は指で2と示しながら言葉を発する。
透「1つ目はコナン君が部屋の中で毛布に包くるまって寝ていた事…」
香『もう1つは、鍵がかけられていたその部屋のドアを透が開けてしまった事…』
透「この2つがなければ、なかなか部屋から出て来ない石栗さんを、隣の部屋のベランダを伝って窓越しに発見し…駆けつけた警察が窓を破り、部屋の中に入る頃には、この暑さですから血が乾いていたとしても不自然ではありません」
香『それに、たとえ発見直後に誰かが窓を破って入ったとしても…注目されるのは、血が乾いているかどうかよりも石栗さんの生死のみ…。後で来る警察には頭から血を流してドアの前に倒れていた、と伝えるだけでしょうから?』
透「『お手柄だね/お手柄ね 、コナン君』」
コ「う、うん…」
微笑む透と透香に対し、コナンは若干苦笑混じりに返事をした。
横溝はコナンに微笑む透と透香を見て眉根を寄せる。
横「誰ですか、彼らは?」
小「あぁ…俺の一番弟子の探偵と女の方は警視庁の刑事だよ…」
横「い、一番弟子!?」
小「ああ…
俺様の名推理に感銘を受けたんだとよ!」
横「あの…毛利さん…誠に勝手ながら、一番弟子は自分だと自負していたんですが…」
小「え?そなの?」
透「とにかく…元々この別荘に来ていた3人に話を聞かれてはどうですか?殺人の動機がありそうなのはこの方達だけでしょうから…」
そこから、桃園、梅島、高梨の3人への事情聴取が行われた。