密室にいるコナン
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黒ずくめの…
ベルツリー急行の1件で黒ずくめの組織の一員、バーボンとレッド・カトレアである事が判明した透と透香であるが、それをコナンや哀、阿笠が知っているとは知らない2人は本来の降谷零、降谷零那として、今後についての話し合いをしたのち、園子にテニスのコーチを頼まれ安室透、安室透香としてテニスコートを訪れていた。
透「ふっ…!」
コナン相手にも容赦なくサーブを繰り出す青基調のテニスウェアを着た透と、透と同じ青基調のテニスウェア(ミニスカート)を着た透香がこの場にいること自体に驚き呆然としていてレシーブできなかったコナン。
透の放ったボールはワンバウンドすると後ろのフェンスにあたり地面に転がった。
コ「(何で?)」
コナンが首を傾げる中、周りからは拍手が起こる。
蘭「すっごーい、安室さん!」
園「ナダルみたい♡」
透「いやぁ、中学の時以来ですからお恥ずかしい」
コ「(何でコイツらがここにいるんだよ!?)」
小「ジュニアの大会で優勝したらしいって、ポアロの店長に聞いて驚いたよ!」
透「まぁその直後に肩を痛めてしまって、このサーブ、数は打てないんですけどね…」
香『私も、透と同様に肩を痛めてからはあのサーブはせずにサーブの仕方を変えたので、得意サーブは変わってしまって…』
透「でも、教えるだけなら僕も透香も支障はありませんから…」
透はいつものような笑顔を浮かべそう言うと園子は「よろしくお願いしまーす♪」と明るく言った。だが、蘭は少し心配を表情に出して透に問う。
蘭「でも大丈夫なんですか?体調を崩されたって聞きましたけど…。透香刑事もずっとお休みされてたみたいですし…」
透「ちょっと夏風邪をひいただけですよ!週明けにはポアロのバイトにも復帰しますし…」
香『私は元々有給を取ってたのと、透の夏風邪が重なって看病をしてたんですよ。同居する弟が夏風邪ひいたまま出勤も心配で仕事も手につきませんから。
それに、私も週明けにはいつも通り出勤しますよ』
コ「(なに!?)」
透「しかし、ギャラリー多いですね…」
透はフェンスの向こう側の人々を見て言葉を零す。
香『確かに…』
小「どっかのプロテニスプレイヤーが来たと勘違いしてんだよ…」
透「では、サーブから始めましょうか!」
園「はい♪」
香『園子ちゃんには透が教えるみたいだし、蘭ちゃんには私が教えてあげますね』
蘭「あ、はい!
ボール危ないから下がっててね」
蘭は透香に返事をするとコナンに向けてそう言う。
コ「いや、危ないのはボールじゃなくて…」
コナンの言葉に一瞬だけ不思議そうな顔をした透香だったが、透同様に何かに気づき、2人同時に叫ぶ。
透「『危ない!!』」
コ・蘭「へ?/?」
すると、どこからが飛んできたラケットがコナンの頭部に直撃し、コナンは頭を抑えて倒れ込む。
蘭「コ、コナン君!!」
コ「(ダメだ、蘭…そいつらから離れろ…。そいつらは、黒ずくめの…奴らの…仲間…)」
コナンは薄れゆく意識の中で駆け寄ってくる蘭や透、透香を視認していたが、透と透香が蘭に何かを伝えどかした所で、意識は途切れた。
ベルツリー急行の1件で黒ずくめの組織の一員、バーボンとレッド・カトレアである事が判明した透と透香であるが、それをコナンや哀、阿笠が知っているとは知らない2人は本来の降谷零、降谷零那として、今後についての話し合いをしたのち、園子にテニスのコーチを頼まれ安室透、安室透香としてテニスコートを訪れていた。
透「ふっ…!」
コナン相手にも容赦なくサーブを繰り出す青基調のテニスウェアを着た透と、透と同じ青基調のテニスウェア(ミニスカート)を着た透香がこの場にいること自体に驚き呆然としていてレシーブできなかったコナン。
透の放ったボールはワンバウンドすると後ろのフェンスにあたり地面に転がった。
コ「(何で?)」
コナンが首を傾げる中、周りからは拍手が起こる。
蘭「すっごーい、安室さん!」
園「ナダルみたい♡」
透「いやぁ、中学の時以来ですからお恥ずかしい」
コ「(何でコイツらがここにいるんだよ!?)」
小「ジュニアの大会で優勝したらしいって、ポアロの店長に聞いて驚いたよ!」
透「まぁその直後に肩を痛めてしまって、このサーブ、数は打てないんですけどね…」
香『私も、透と同様に肩を痛めてからはあのサーブはせずにサーブの仕方を変えたので、得意サーブは変わってしまって…』
透「でも、教えるだけなら僕も透香も支障はありませんから…」
透はいつものような笑顔を浮かべそう言うと園子は「よろしくお願いしまーす♪」と明るく言った。だが、蘭は少し心配を表情に出して透に問う。
蘭「でも大丈夫なんですか?体調を崩されたって聞きましたけど…。透香刑事もずっとお休みされてたみたいですし…」
透「ちょっと夏風邪をひいただけですよ!週明けにはポアロのバイトにも復帰しますし…」
香『私は元々有給を取ってたのと、透の夏風邪が重なって看病をしてたんですよ。同居する弟が夏風邪ひいたまま出勤も心配で仕事も手につきませんから。
それに、私も週明けにはいつも通り出勤しますよ』
コ「(なに!?)」
透「しかし、ギャラリー多いですね…」
透はフェンスの向こう側の人々を見て言葉を零す。
香『確かに…』
小「どっかのプロテニスプレイヤーが来たと勘違いしてんだよ…」
透「では、サーブから始めましょうか!」
園「はい♪」
香『園子ちゃんには透が教えるみたいだし、蘭ちゃんには私が教えてあげますね』
蘭「あ、はい!
ボール危ないから下がっててね」
蘭は透香に返事をするとコナンに向けてそう言う。
コ「いや、危ないのはボールじゃなくて…」
コナンの言葉に一瞬だけ不思議そうな顔をした透香だったが、透同様に何かに気づき、2人同時に叫ぶ。
透「『危ない!!』」
コ・蘭「へ?/?」
すると、どこからが飛んできたラケットがコナンの頭部に直撃し、コナンは頭を抑えて倒れ込む。
蘭「コ、コナン君!!」
コ「(ダメだ、蘭…そいつらから離れろ…。そいつらは、黒ずくめの…奴らの…仲間…)」
コナンは薄れゆく意識の中で駆け寄ってくる蘭や透、透香を視認していたが、透と透香が蘭に何かを伝えどかした所で、意識は途切れた。