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プライベートアイ
レストラン「サンデーライノ」にて車が炎上する事件が発生。通報を受け、目暮、高木、千葉、松田、透香が現場に臨場した。
高「遺体は黒コゲで…現在、歯の治療痕の照合をしてもらっていますが…
おそらく亡くなったのは、この車の持ち主の加門 初音 さんかと…」
目「車が燃える直前に、その加門さんから自殺をほのめかす電話があったというのは本当かね?」
高「ええ…」
千「警部!車のトランクに旅行用の大型のスーツケースが2つ、入ってます…」
小「おそらくそれは、ハネムーンに行く準備をしてたんでしょう…。亡くなった彼女は明日、私の旧友と結婚する予定でしたから…」
高「でも、なんでそんな幸せな人が自殺を…」
松「マリッジブルーってやつじゃねーのか?」
香『わからないわよ?真実はもっと別のところにあったりするかも…』
そう会話している時、コナンは車の傍で付け爪を見つけていた。
そして、一行は室内へと戻っていた。
小「え!?殺人!?
自殺じゃなくて?」
目「ああ…。コナン君が見つけた付け爪の先に、わずかに皮膚が付着していてな…。
となると、その付け爪に付いていたのは彼女が車のそばで誰かと争った時に、付着した犯人の皮膚の可能性が高い!」
伴「だ、誰だ!?誰が初音を殺ったんだよ!?」
目「あなたは、彼女と婚約していた伴場 頼太 さんですな?」
伴「ああ…そうだよ…」
目暮は自身の肩に置かれた伴場の右手に目をやる。
目「この手のケガ…どうされたんですか?」
伴「こ、これはさっき転んだ時に、コップの破片で…」
目「では、このヘアブラシに見覚えは?」
目暮は高木から受け取った袋に入れたヘアブラシを伴場に見せる。
伴「あ、ああ…俺のだよ。旅行用のスーツケースに入れてあったはずだけど…」
目「ええ…。燃えた車のトランクの中にあったあなたスーツケースに入ってました。
念の為、このヘアブラシから採取した毛髪のDNAを照合した結果…彼女の付け爪に付着していた皮膚のDNAと…ほぼ一致したんですよ!」
伴「えっ?」
小「なにっ?!」
その事実に伴場は目を見開き、周りも騒然とする。
伴「な、何言ってんだ…?
お、俺が犯人だっていうのかよ!?」
高「あぁ、いえいえ…
まだピッタリ一致したというわけではないので、できればあなたの承諾を得て、正確に鑑定したいのですが…」
伴「ふざけんな!!」
小「落ち着けよ、伴場…。お前はやってないんだろう?」
伴「あ、当たり前だ!!」
?「でも」
全「『…?』」
その時、金髪で眼鏡をかけたウエイターの男が声を発する。
?「彼女に抵抗されてひっかかれた傷をごまかす為に、わざと僕に殴りかかってケガをしたって場合も、考えられますよね?」
伴「な、何だとてめェ!?」
春「フン…よく言うぜ…。愛しい女が誰かの物になっちまう前に殺したんじゃねぇのか?ウエイターさんよォ!」
?「え?」
サングラスをかけた男─春岡参治の言葉にウエイターは呆気に取られる。
目「ちょっ、ちょっと待ちたまえ!どういう事かね?」
伴「自分で言わねぇんなら俺が言ってやるよ!
こいつはなァ、初音とコソコソ密会してた…愛人なんだよ!!」
目「なにィ?!そ、それは本当かね?」
ウエイターは目暮の方を向く。彼はその一瞬、透香を見た。
目「どうなんだ?君!」
?「フッ…そりゃー会ってましたよ…」
ウエイターのその言葉に伴場は憎らしげに睨み、春岡はほらなと言うように口角を上げる。
?「なにしろ僕は、彼女に雇われていた…プライベートアイ…」
コ「(え?)」
ウエイターはかけていた眼鏡を外す。その顔はどこか透香に似ていた。
透「探偵ですから…」
─安室 透(29)・探偵─
コ「(た、探偵!?)」
レストラン「サンデーライノ」にて車が炎上する事件が発生。通報を受け、目暮、高木、千葉、松田、透香が現場に臨場した。
高「遺体は黒コゲで…現在、歯の治療痕の照合をしてもらっていますが…
おそらく亡くなったのは、この車の持ち主の
目「車が燃える直前に、その加門さんから自殺をほのめかす電話があったというのは本当かね?」
高「ええ…」
千「警部!車のトランクに旅行用の大型のスーツケースが2つ、入ってます…」
小「おそらくそれは、ハネムーンに行く準備をしてたんでしょう…。亡くなった彼女は明日、私の旧友と結婚する予定でしたから…」
高「でも、なんでそんな幸せな人が自殺を…」
松「マリッジブルーってやつじゃねーのか?」
香『わからないわよ?真実はもっと別のところにあったりするかも…』
そう会話している時、コナンは車の傍で付け爪を見つけていた。
そして、一行は室内へと戻っていた。
小「え!?殺人!?
自殺じゃなくて?」
目「ああ…。コナン君が見つけた付け爪の先に、わずかに皮膚が付着していてな…。
となると、その付け爪に付いていたのは彼女が車のそばで誰かと争った時に、付着した犯人の皮膚の可能性が高い!」
伴「だ、誰だ!?誰が初音を殺ったんだよ!?」
目「あなたは、彼女と婚約していた
伴「ああ…そうだよ…」
目暮は自身の肩に置かれた伴場の右手に目をやる。
目「この手のケガ…どうされたんですか?」
伴「こ、これはさっき転んだ時に、コップの破片で…」
目「では、このヘアブラシに見覚えは?」
目暮は高木から受け取った袋に入れたヘアブラシを伴場に見せる。
伴「あ、ああ…俺のだよ。旅行用のスーツケースに入れてあったはずだけど…」
目「ええ…。燃えた車のトランクの中にあったあなたスーツケースに入ってました。
念の為、このヘアブラシから採取した毛髪のDNAを照合した結果…彼女の付け爪に付着していた皮膚のDNAと…ほぼ一致したんですよ!」
伴「えっ?」
小「なにっ?!」
その事実に伴場は目を見開き、周りも騒然とする。
伴「な、何言ってんだ…?
お、俺が犯人だっていうのかよ!?」
高「あぁ、いえいえ…
まだピッタリ一致したというわけではないので、できればあなたの承諾を得て、正確に鑑定したいのですが…」
伴「ふざけんな!!」
小「落ち着けよ、伴場…。お前はやってないんだろう?」
伴「あ、当たり前だ!!」
?「でも」
全「『…?』」
その時、金髪で眼鏡をかけたウエイターの男が声を発する。
?「彼女に抵抗されてひっかかれた傷をごまかす為に、わざと僕に殴りかかってケガをしたって場合も、考えられますよね?」
伴「な、何だとてめェ!?」
春「フン…よく言うぜ…。愛しい女が誰かの物になっちまう前に殺したんじゃねぇのか?ウエイターさんよォ!」
?「え?」
サングラスをかけた男─春岡参治の言葉にウエイターは呆気に取られる。
目「ちょっ、ちょっと待ちたまえ!どういう事かね?」
伴「自分で言わねぇんなら俺が言ってやるよ!
こいつはなァ、初音とコソコソ密会してた…愛人なんだよ!!」
目「なにィ?!そ、それは本当かね?」
ウエイターは目暮の方を向く。彼はその一瞬、透香を見た。
目「どうなんだ?君!」
?「フッ…そりゃー会ってましたよ…」
ウエイターのその言葉に伴場は憎らしげに睨み、春岡はほらなと言うように口角を上げる。
?「なにしろ僕は、彼女に雇われていた…プライベートアイ…」
コ「(え?)」
ウエイターはかけていた眼鏡を外す。その顔はどこか透香に似ていた。
透「探偵ですから…」
─安室 透(29)・探偵─
コ「(た、探偵!?)」