繰り返す「あれ?」〜ジー・マジ・マジーロ〜
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奪われた記憶
夜、いつものピンクのジャケットではなく私服の芳香は何かから逃げるように急いでいた。芳香はマージフォンで皆に何かを知らせる為、連絡しようとするのだが、芳香の背後から大きなシャボン玉が追ってきて芳香の頭上で弾ける。
すると、芳香は訳が分からないといったように辺りを見回している。
芳「あれ?どうして…?私…何をやってたんだろう?」
芳香は首を傾げ踵を返す。
芳「まあ、いっか!」
しかし、そんな芳香の前に犬のような顔をした冥獣人コボルトのブルラテスが現れる。
芳「キャーッ!何っ?!犬マン?」
ブル「まだ逃がすわけにはいかんぞ、娘」
そう言うとブルラテスはシャボン玉を作り出す。
シ・ラ「『待て!!』」
シ「マジランプバスター!」
現れたマジシャインがマジランプバスターでブルラテスに魔法弾を撃ち込む。
ラ『芳香、大丈夫?』
芳「え?えっと…」
芳香は答えに戸惑いが見え、どこか様子がおかしい。
シ「貴様、四天王の1人か?」
ブル「ワシこそは冥獣人コボルト。地獄の賢者・ブルラテス!」
ス「旦那、お嬢!あれ!」
マジランプバスターの蓋から顔を出したスモーキーが芳香の方を見ながら叫ぶ。
そちらを見ると芳香の頭上にあの大きなシャボン玉が浮かんでいた。
シ・ラ「『!避けろ、芳香!』」
しかし、芳香はそれにしゃがみこみ、シャボン玉は再び芳香の頭上で弾け、しゃがみ込んだ芳香に紫の光が纏う。
シ「芳香に何をした?!」
ブル「娘が知っては困る事を知ったのでな。1つ2つ細工をさせてもらった」
シ「なに?」
ラ『…?』
ブル「命は取らぬ事を感謝するがよい」
ブルラテスは小さな沢山のシャボン玉を発生させ、その場から姿を消した。
マジシャインとマジライトはすぐさま変身を解き、ヒカルとキラルとして座り込んでいる芳香に駆け寄る。
ヒ「大丈夫か?」
芳香はヒカルを見上げる。しかしそれは呆然としており、キラルはすぐに芳香の異変に気が付く。
『芳香?』
芳香はヒカルがイケメンと認識すると、「怖かったです〜」とヒカルにしがみつく。
魁「芳香姉ちゃん!」
麗「芳香ちゃん!」
翼「キラル」
薪「ヒカル先生!」
そんな芳香の元に魁達も駆けつけてくる。
芳「皆!このハンサムな方と可愛い子が芳香を助けてくださったの〜!お礼を言って!」
芳香の言葉に蒔人、魁は「は?」と麗は「え?」と戸惑い、ヒカルも困惑している様子を見せる。
しかし、芳香に至っては皆の様子を知る由もなく、矢継ぎ早にヒカルに名前など質問する。
芳「お名前は?住所は?趣味は?
お礼がしたいです!」
魁「何言ってんだよ、芳香姉ちゃん?ヒカル先生とその妹のキラルだろ」
芳「え?〝ヒカル先生〟?〝キラル〟?」
その様子にヒカルもキラルもハッとする。
ヒ「『まさか…』」
ヒカルとキラルは顔を見合せ頷き合う。
ヒ「さっきのブルラテスに記憶を奪われたのか!」
芳香は訳が分からないといった反応しか見せなかった。
夜、いつものピンクのジャケットではなく私服の芳香は何かから逃げるように急いでいた。芳香はマージフォンで皆に何かを知らせる為、連絡しようとするのだが、芳香の背後から大きなシャボン玉が追ってきて芳香の頭上で弾ける。
すると、芳香は訳が分からないといったように辺りを見回している。
芳「あれ?どうして…?私…何をやってたんだろう?」
芳香は首を傾げ踵を返す。
芳「まあ、いっか!」
しかし、そんな芳香の前に犬のような顔をした冥獣人コボルトのブルラテスが現れる。
芳「キャーッ!何っ?!犬マン?」
ブル「まだ逃がすわけにはいかんぞ、娘」
そう言うとブルラテスはシャボン玉を作り出す。
シ・ラ「『待て!!』」
シ「マジランプバスター!」
現れたマジシャインがマジランプバスターでブルラテスに魔法弾を撃ち込む。
ラ『芳香、大丈夫?』
芳「え?えっと…」
芳香は答えに戸惑いが見え、どこか様子がおかしい。
シ「貴様、四天王の1人か?」
ブル「ワシこそは冥獣人コボルト。地獄の賢者・ブルラテス!」
ス「旦那、お嬢!あれ!」
マジランプバスターの蓋から顔を出したスモーキーが芳香の方を見ながら叫ぶ。
そちらを見ると芳香の頭上にあの大きなシャボン玉が浮かんでいた。
シ・ラ「『!避けろ、芳香!』」
しかし、芳香はそれにしゃがみこみ、シャボン玉は再び芳香の頭上で弾け、しゃがみ込んだ芳香に紫の光が纏う。
シ「芳香に何をした?!」
ブル「娘が知っては困る事を知ったのでな。1つ2つ細工をさせてもらった」
シ「なに?」
ラ『…?』
ブル「命は取らぬ事を感謝するがよい」
ブルラテスは小さな沢山のシャボン玉を発生させ、その場から姿を消した。
マジシャインとマジライトはすぐさま変身を解き、ヒカルとキラルとして座り込んでいる芳香に駆け寄る。
ヒ「大丈夫か?」
芳香はヒカルを見上げる。しかしそれは呆然としており、キラルはすぐに芳香の異変に気が付く。
『芳香?』
芳香はヒカルがイケメンと認識すると、「怖かったです〜」とヒカルにしがみつく。
魁「芳香姉ちゃん!」
麗「芳香ちゃん!」
翼「キラル」
薪「ヒカル先生!」
そんな芳香の元に魁達も駆けつけてくる。
芳「皆!このハンサムな方と可愛い子が芳香を助けてくださったの〜!お礼を言って!」
芳香の言葉に蒔人、魁は「は?」と麗は「え?」と戸惑い、ヒカルも困惑している様子を見せる。
しかし、芳香に至っては皆の様子を知る由もなく、矢継ぎ早にヒカルに名前など質問する。
芳「お名前は?住所は?趣味は?
お礼がしたいです!」
魁「何言ってんだよ、芳香姉ちゃん?ヒカル先生とその妹のキラルだろ」
芳「え?〝ヒカル先生〟?〝キラル〟?」
その様子にヒカルもキラルもハッとする。
ヒ「『まさか…』」
ヒカルとキラルは顔を見合せ頷き合う。
ヒ「さっきのブルラテスに記憶を奪われたのか!」
芳香は訳が分からないといった反応しか見せなかった。