凄まじき魔神〜マージ・ジルマ・ゴル・ジンガジン〜
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ご褒美
冥機ゴーレムを倒し、変身を解いた5人の元にヒカル、キラル、リンが駆け寄り、その後ろ姿を見つめる。
5人からは魔力がそれぞれの色として目に見えるほど溢れていた。
魁「兄ちゃん、姉ちゃん……とりあえず、お別れだね」
麗「なんか、意識が薄れてきた…」
芳「でもみんな、天空聖者になったら…またよろしくね!」
覚悟を決め、天空聖者になりかけている5人の背を見つめていたヒカル、キラル、リン。しかし、その時ヒカルのグリップフォンが鳴り、ヒカルは自身が持つグリップフォンを見る。
リ「サンジェル、これは新しい魔法!」
ヒカルは次に何も描かれていないマジチケットを見る。すると、そこに新たな魔法の絵柄が出現する。
『…!兄様!』
ヒ「これは──…
君達の為の魔法だ!」
ヒカルの言葉に5人は振り返り、ヒカル、キラル、リンは5人の傍まで駆け寄る。
『それだけ今回のあなた達の勇気が素晴らしかったという事よ!』
ヒ「そのご褒美で、記憶を無くさずに済みそうだよ!」
ヒカルの言葉に5人の暗かった表情が一気に明るくなる。
ヒカルはマジチケットをグリップフォンに挟み、改札する。
ヒ「ルーマ・ルジュナ・ゴルディーロ!」
ヒカルは5人に魔法をかける。すると5人から溢れ出ていた魔力が消え去る。
魁「俺達…前の俺達のままなのか?」
ヒ「『あぁ!/えぇ!』」
ヒカルとキラルの肯定の頷きに翼以外は「やったー!」と大きく喜び、翼は小さく「よっしゃ」と呟いて喜びを露わにする。
ヒ「これはレジェンドパワーを調整する魔法だ。超魔法変身しても、身体に異変が起きる前に変身が解除されるだろう」
『良かったわね、みんな!』
麗「じゃあこれからもレジェンドマジレンジャーになれるんですね?」
ヒ「うん」
5人がそのままの姿でいられる事になり、一行は小津家への帰路を辿って歩く。
リ「それにしてもみんな、勇気も魔法も前よりずっと強くなったわね」
りんは足を止めて兄弟達5人を見る。兄弟達5人とヒカル、キラルも足を止め、魁は笑みを浮かべるとすぐに真顔で言う。
魁「いけない…!」
リ「え…?」
魁「俺に惚れては」
魁はカッコつけながらそう言う。そんな魁の後頭部を翼が叩 く。
翼「バーカ!何言ってんだよ、お前?」
魁にそう言いながら歩き出した翼を魁はほんの少しの間呆然と見つめ、すぐに翼を追い駆け出す。
そして、追いついた魁と翼のじゃれ合う後ろには綺麗な夕日が浮かんでいた。
冥機ゴーレムを倒し、変身を解いた5人の元にヒカル、キラル、リンが駆け寄り、その後ろ姿を見つめる。
5人からは魔力がそれぞれの色として目に見えるほど溢れていた。
魁「兄ちゃん、姉ちゃん……とりあえず、お別れだね」
麗「なんか、意識が薄れてきた…」
芳「でもみんな、天空聖者になったら…またよろしくね!」
覚悟を決め、天空聖者になりかけている5人の背を見つめていたヒカル、キラル、リン。しかし、その時ヒカルのグリップフォンが鳴り、ヒカルは自身が持つグリップフォンを見る。
リ「サンジェル、これは新しい魔法!」
ヒカルは次に何も描かれていないマジチケットを見る。すると、そこに新たな魔法の絵柄が出現する。
『…!兄様!』
ヒ「これは──…
君達の為の魔法だ!」
ヒカルの言葉に5人は振り返り、ヒカル、キラル、リンは5人の傍まで駆け寄る。
『それだけ今回のあなた達の勇気が素晴らしかったという事よ!』
ヒ「そのご褒美で、記憶を無くさずに済みそうだよ!」
ヒカルの言葉に5人の暗かった表情が一気に明るくなる。
ヒカルはマジチケットをグリップフォンに挟み、改札する。
ヒ「ルーマ・ルジュナ・ゴルディーロ!」
ヒカルは5人に魔法をかける。すると5人から溢れ出ていた魔力が消え去る。
魁「俺達…前の俺達のままなのか?」
ヒ「『あぁ!/えぇ!』」
ヒカルとキラルの肯定の頷きに翼以外は「やったー!」と大きく喜び、翼は小さく「よっしゃ」と呟いて喜びを露わにする。
ヒ「これはレジェンドパワーを調整する魔法だ。超魔法変身しても、身体に異変が起きる前に変身が解除されるだろう」
『良かったわね、みんな!』
麗「じゃあこれからもレジェンドマジレンジャーになれるんですね?」
ヒ「うん」
5人がそのままの姿でいられる事になり、一行は小津家への帰路を辿って歩く。
リ「それにしてもみんな、勇気も魔法も前よりずっと強くなったわね」
りんは足を止めて兄弟達5人を見る。兄弟達5人とヒカル、キラルも足を止め、魁は笑みを浮かべるとすぐに真顔で言う。
魁「いけない…!」
リ「え…?」
魁「俺に惚れては」
魁はカッコつけながらそう言う。そんな魁の後頭部を翼が
翼「バーカ!何言ってんだよ、お前?」
魁にそう言いながら歩き出した翼を魁はほんの少しの間呆然と見つめ、すぐに翼を追い駆け出す。
そして、追いついた魁と翼のじゃれ合う後ろには綺麗な夕日が浮かんでいた。
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