凄まじき魔神〜マージ・ジルマ・ゴル・ジンガジン〜
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言い伝え
魁は先日のレジェンドパワーを使用していた時のことを思い出していた。
魁「凄かったよなぁ、レジェンドパワー!何回思い出しても込み上げるこの感動!」
魁が翼の肩に腕を回したその時、炎が浮び上がる。
翼「うわっ!なんだお前?!暑苦しい!あっち行け!」
翼は魁の腕を振り払い、魁の肩を押す。その瞬間、翼が触れた所から魁の身体に電気が走る。
魁「ちょーっ!そっちこそ、冬でもないのに静電気放つな!」
翼「なんだとォ?!」
魁「なんだよ?!」
それを皮切りに魁と翼の喧嘩が始まる。それに蒔人が止めに入る。
芳「でもあのパワーがあれば、インフェルシアなんかもう一気に倒せちゃうよね!先生?」
芳香が勢いよく振り返った瞬間、どこからともなく突風が吹く。ヒカルと麗の隣に座っていたキラルはその風から避けるように咄嗟に腕を顔の前に持ち上げ、ヒカルの左隣に座っていた麗は驚いて両手を握り締めながら席を立つ。その瞬間、麗の手からかなりの量の水が流れ落ちる。
麗「えー…」
麗はそれに絶句する。魁と翼もその光景に喧嘩が止まる。他の4人も動きが止まった。
蒔「手に汗握りすぎだぞ、麗!」
それで一旦落ち着いたのか、全員席に着く。
ヒ「レジェンドパワーが一気に引き出された為、恐らくそれぞれのエレメントの力が強くなって、一時的に制御が効かなくなっているんだろう」
ヒカルがそう説明している間も翼の両手からは電撃が放たれ、魁は炎が灯された左手を翼の左腿に置き怒られ、芳香からも風が発生していた。
蒔「それで、俺は?」
マ「わぁー、なんか蒔人ちんの周り、森の中みたいに空気がいいでござりますですよー!」
蒔「じゃあ俺、マイナスイオン出まくりの清々しい男なんだな?」
ヒ「こんな言い伝えがある」
ヒカルは席を立ち、深雪のワンドが飾られている上の絵を見上げる。
ヒ「マジトピアを築きし5人の魔法使い…
聖なる力高まりて、さらなる力を生まん」
続いてキラルも立ち上がりヒカルの隣に立つと5人を見ながら続ける。
『大いなる赤き火の鳥と4つの色の獅子となり、それがひとつに交わるとき、凄まじき魔神、大地を揺らし降臨せり』
5人「凄まじき魔神?」
5人の驚きの声に2人は頷く。
ヒ「その名も、マジレジェンド」
魁「すっげぇー!よし!早くマジレジェンドになれるように、俺は燃えるぜぇ!」
立ち上がった魁はそう言うと、実際に燃えた。その時、魔法部屋にベルの音が鳴り響く。その場にいた全員がそちらを見れば、そこには白いヤギがいた。
1番近くにいた芳香と麗が遠ざかる。それをお構い無しにヒカルとキラルはその白いヤギに近寄る。
ヒ「やぁ!天空聖界からの魔法郵便だ!」
翼「このヤギが?」
『えぇ。マジトピアにいる黒ヤギに手紙を食べさせると白ヤギが口から出してくれるの』
ス「2匹の腹の中は魔法空間で繋がってるんだとよ。ほォら、早速来たみたいだニャ」
スモーキーの言う通り、白ヤギは既に口から手紙を出しているところだった。
魁「わぁ、すっげー!FAXみたいじゃん!」
蒔「誰からですか?先生」
ヒカルが白ヤギが口から出した手紙を受け取る。
ヒ「ルナジェルだ!」
『ホントだ、ルナジェル!』
魁「リンから?!」
ヒカルとキラルが放った名前に5人が嬉しそうな声を上げる。
魁「レジェンドパワー獲得記念のお祝いかな?」
芳「ヤギさん、早く次々〜」
芳香と魁が白ヤギに近寄る。それにヒカルとキラルが慌てる。
『あ!』
ヒ「あぁ、ダメダメ、触っちゃ──」
ヒカルがそういったものの既に遅く、芳香と魁は既に白ヤギに触れてしまっていた。
白ヤギは出しかけていた手紙を元に戻してしまう。
魁は先日のレジェンドパワーを使用していた時のことを思い出していた。
魁「凄かったよなぁ、レジェンドパワー!何回思い出しても込み上げるこの感動!」
魁が翼の肩に腕を回したその時、炎が浮び上がる。
翼「うわっ!なんだお前?!暑苦しい!あっち行け!」
翼は魁の腕を振り払い、魁の肩を押す。その瞬間、翼が触れた所から魁の身体に電気が走る。
魁「ちょーっ!そっちこそ、冬でもないのに静電気放つな!」
翼「なんだとォ?!」
魁「なんだよ?!」
それを皮切りに魁と翼の喧嘩が始まる。それに蒔人が止めに入る。
芳「でもあのパワーがあれば、インフェルシアなんかもう一気に倒せちゃうよね!先生?」
芳香が勢いよく振り返った瞬間、どこからともなく突風が吹く。ヒカルと麗の隣に座っていたキラルはその風から避けるように咄嗟に腕を顔の前に持ち上げ、ヒカルの左隣に座っていた麗は驚いて両手を握り締めながら席を立つ。その瞬間、麗の手からかなりの量の水が流れ落ちる。
麗「えー…」
麗はそれに絶句する。魁と翼もその光景に喧嘩が止まる。他の4人も動きが止まった。
蒔「手に汗握りすぎだぞ、麗!」
それで一旦落ち着いたのか、全員席に着く。
ヒ「レジェンドパワーが一気に引き出された為、恐らくそれぞれのエレメントの力が強くなって、一時的に制御が効かなくなっているんだろう」
ヒカルがそう説明している間も翼の両手からは電撃が放たれ、魁は炎が灯された左手を翼の左腿に置き怒られ、芳香からも風が発生していた。
蒔「それで、俺は?」
マ「わぁー、なんか蒔人ちんの周り、森の中みたいに空気がいいでござりますですよー!」
蒔「じゃあ俺、マイナスイオン出まくりの清々しい男なんだな?」
ヒ「こんな言い伝えがある」
ヒカルは席を立ち、深雪のワンドが飾られている上の絵を見上げる。
ヒ「マジトピアを築きし5人の魔法使い…
聖なる力高まりて、さらなる力を生まん」
続いてキラルも立ち上がりヒカルの隣に立つと5人を見ながら続ける。
『大いなる赤き火の鳥と4つの色の獅子となり、それがひとつに交わるとき、凄まじき魔神、大地を揺らし降臨せり』
5人「凄まじき魔神?」
5人の驚きの声に2人は頷く。
ヒ「その名も、マジレジェンド」
魁「すっげぇー!よし!早くマジレジェンドになれるように、俺は燃えるぜぇ!」
立ち上がった魁はそう言うと、実際に燃えた。その時、魔法部屋にベルの音が鳴り響く。その場にいた全員がそちらを見れば、そこには白いヤギがいた。
1番近くにいた芳香と麗が遠ざかる。それをお構い無しにヒカルとキラルはその白いヤギに近寄る。
ヒ「やぁ!天空聖界からの魔法郵便だ!」
翼「このヤギが?」
『えぇ。マジトピアにいる黒ヤギに手紙を食べさせると白ヤギが口から出してくれるの』
ス「2匹の腹の中は魔法空間で繋がってるんだとよ。ほォら、早速来たみたいだニャ」
スモーキーの言う通り、白ヤギは既に口から手紙を出しているところだった。
魁「わぁ、すっげー!FAXみたいじゃん!」
蒔「誰からですか?先生」
ヒカルが白ヤギが口から出した手紙を受け取る。
ヒ「ルナジェルだ!」
『ホントだ、ルナジェル!』
魁「リンから?!」
ヒカルとキラルが放った名前に5人が嬉しそうな声を上げる。
魁「レジェンドパワー獲得記念のお祝いかな?」
芳「ヤギさん、早く次々〜」
芳香と魁が白ヤギに近寄る。それにヒカルとキラルが慌てる。
『あ!』
ヒ「あぁ、ダメダメ、触っちゃ──」
ヒカルがそういったものの既に遅く、芳香と魁は既に白ヤギに触れてしまっていた。
白ヤギは出しかけていた手紙を元に戻してしまう。