伝説の力〜マージ・マジ・マジ・マジーロ〜
name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
スノウジェル
5人は1度魔法部屋に戻り、そこにあるメメの鏡で地上に浮き上がってきたイーブルアイスの様子を見ていた。
マ「どんどん地上の気温が下がっていってるでござりますです!」
魁「強くなりてぇ…。もっと力が欲しい!」
芳「そうすれば、やっつける事ができるのに!」
何かにハッとした麗が机に置いてあった深雪の魔法の杖「ワンド」を手にする。
麗「氷には氷。お母さんなら…お母さんの氷の魔法なら…何とかできたんじゃないのかな!」
ヒ「『氷のエレメント…』」
上体を起こしていたヒカルとキラルが額に汗を浮かべながらも呟いた。
麗「ヒカル先生、キラルちゃん、何か方法があるなら教えて!」
ヒ「しかし…」
『でも…』
魁「先生!」
翼「キラル!」
芳「先生!キラルちゃん!」
蒔「ヒカル先生、キラル、お願いです。俺達を導いてくれるのはヒカル先生とキラルしか居ないんです!」
兄弟達5人の思いにヒカルとキラルは顔を見合せ、決意しその名を口にした。
ヒ「何とかできる方がいるとすれば、多分ただ1人─────スノウジェル」
翼「スノウジェル?」
『マジトピア最長老の偉大なる天空聖者よ』
芳「最長老ってお年寄り?」
ヒ「マジトピアを創った伝説の5人の魔法使いの弟子筋にあたる方で…原始の魔法の使い手と言われている」
マ「まさに伝説の生き証人でござりますです」
『あなた達のお母さんに魔法を授けたのも…そのスノウジェルよ』
翼「母さんに…?」
ヒ「もし君達の中に眠っている力があるとしたら…」
『…あの御方の魔法で一気に解放させる事ができるかもしれない!』
魁「よし!それだ!」
兄弟達5人が喜びの笑みを見せた時、それをヒカルの言葉が遮る。
ヒ「けど、それがいいのかどうか…僕達には判断がつかない」
『……』
ヒカルの言葉にキラルも頷く。
蒔「何故です?」
『あなた達の中に眠っている力がどれほどのものなのか。それに…』
ヒ「それに…多分スノウジェルは頼んでもうんとは言わない」
芳「お母さんには魔法をくれたのに?どうして?ケチんぼ?」
魁「もしかしたら、引き受けてくれるかもしれないじゃないか。だったら会いに行こうぜ!話はそれからだ」
魁の言葉に皆が頷く。
蒔「スノウジェルはどこにいるんですか?」
ス「「嘆きの海」って名前のマルデヨーナ世界だニャ」
マジランプの中のスモーキーが蒔人の問いに答える。
ス「でも、その世界のどこに行けば会えるのか、それは俺様も知らニャい」
魁「大丈夫!行けばわかるって!分かんなきゃ…人に聞けばいいのさ。
早速出発しようぜ。頼むぞ、スモーキー」
マジランプを持った魁はスモーキーにそう声をかける。
ス「よし来た〜!任せとけ!」
マジランプ(の中のスモーキー)に引っ張られ、魁とその後から他の兄弟達が「嘆きの海」に向かう為に出ていく。
その様子をヒカルとキラルは胸を抑え、苦しげな表情をしながら見送った。そしてスモーキーが操作するトラベリオンに乗り込んだ5人はマルデヨーナ世界「嘆きの海」へと向かうのだった。
5人は1度魔法部屋に戻り、そこにあるメメの鏡で地上に浮き上がってきたイーブルアイスの様子を見ていた。
マ「どんどん地上の気温が下がっていってるでござりますです!」
魁「強くなりてぇ…。もっと力が欲しい!」
芳「そうすれば、やっつける事ができるのに!」
何かにハッとした麗が机に置いてあった深雪の魔法の杖「ワンド」を手にする。
麗「氷には氷。お母さんなら…お母さんの氷の魔法なら…何とかできたんじゃないのかな!」
ヒ「『氷のエレメント…』」
上体を起こしていたヒカルとキラルが額に汗を浮かべながらも呟いた。
麗「ヒカル先生、キラルちゃん、何か方法があるなら教えて!」
ヒ「しかし…」
『でも…』
魁「先生!」
翼「キラル!」
芳「先生!キラルちゃん!」
蒔「ヒカル先生、キラル、お願いです。俺達を導いてくれるのはヒカル先生とキラルしか居ないんです!」
兄弟達5人の思いにヒカルとキラルは顔を見合せ、決意しその名を口にした。
ヒ「何とかできる方がいるとすれば、多分ただ1人─────スノウジェル」
翼「スノウジェル?」
『マジトピア最長老の偉大なる天空聖者よ』
芳「最長老ってお年寄り?」
ヒ「マジトピアを創った伝説の5人の魔法使いの弟子筋にあたる方で…原始の魔法の使い手と言われている」
マ「まさに伝説の生き証人でござりますです」
『あなた達のお母さんに魔法を授けたのも…そのスノウジェルよ』
翼「母さんに…?」
ヒ「もし君達の中に眠っている力があるとしたら…」
『…あの御方の魔法で一気に解放させる事ができるかもしれない!』
魁「よし!それだ!」
兄弟達5人が喜びの笑みを見せた時、それをヒカルの言葉が遮る。
ヒ「けど、それがいいのかどうか…僕達には判断がつかない」
『……』
ヒカルの言葉にキラルも頷く。
蒔「何故です?」
『あなた達の中に眠っている力がどれほどのものなのか。それに…』
ヒ「それに…多分スノウジェルは頼んでもうんとは言わない」
芳「お母さんには魔法をくれたのに?どうして?ケチんぼ?」
魁「もしかしたら、引き受けてくれるかもしれないじゃないか。だったら会いに行こうぜ!話はそれからだ」
魁の言葉に皆が頷く。
蒔「スノウジェルはどこにいるんですか?」
ス「「嘆きの海」って名前のマルデヨーナ世界だニャ」
マジランプの中のスモーキーが蒔人の問いに答える。
ス「でも、その世界のどこに行けば会えるのか、それは俺様も知らニャい」
魁「大丈夫!行けばわかるって!分かんなきゃ…人に聞けばいいのさ。
早速出発しようぜ。頼むぞ、スモーキー」
マジランプを持った魁はスモーキーにそう声をかける。
ス「よし来た〜!任せとけ!」
マジランプ(の中のスモーキー)に引っ張られ、魁とその後から他の兄弟達が「嘆きの海」に向かう為に出ていく。
その様子をヒカルとキラルは胸を抑え、苦しげな表情をしながら見送った。そしてスモーキーが操作するトラベリオンに乗り込んだ5人はマルデヨーナ世界「嘆きの海」へと向かうのだった。