スティンガー、兄への挑戦
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迷い
キュウレンジャーの皆は次々に住民達を解毒していく。
ラプ【元に戻った住民をキューボイジャーで安全な場所に避難させてください】
ハ・スパ「オッキュー」
ガルは住民達を引き寄せて路地近くに連れてくる。そして、そこに居たナーガがヘビツカイ座系の人を操る力で住民達の動きを止め、その間にバランスが複数のコードを伸ばして住民達に解毒剤を投与した。解毒された人々はその場に倒れる。
スティンガーとローゼリアも蠍の尻尾の針で住民達を解毒していく。
ス「………」
『……
(姉さん…)』
スティンガーとローゼリアは昔に思いを馳せていた。
1人の男─スコルピオが幼いスティンガーにペンデュラムを差し出す。
スコ「こいつを俺だと思え」
スコルピオは優しい笑顔を浮かべていた。
─────────────────────────
姉「ロゼ!これ、彼から貰ったの!」
1人の女が幼いローゼリアに白いフリンジのピアスを見せる。女は嬉しそうに笑顔を浮かべていた。
ス「(あの頃の兄貴は…、もうどこにも居ない)」
『(私のせいで姉さんは……)』
スティンガーはペンデュラムを見つめ、ローゼリアは耳につけているピアスを触る。
そこに「スティンガー!」と声がかかり、名を呼ばれたスティンガーと、ローゼリアが声のした方を見れば、小太郎が駆け寄ってきていた。
スティンガーはペンデュラムをレザーズボンの後ろポケットにしまい、ローゼリアはピアスを触っていた左手を下ろす。
小「兄弟で憎しみ合うなんて…、本当は迷ってるんだろ?」
ス「……迷いなどない」
スティンガーは小太郎から顔を背けて言う。
小「嘘だ!じゃあ何で俺にあんなこと言ったんだよ!」
ス「だったら…、弟が誇れる兄でいろ」
小「今でもお兄さんの事信じてるんじゃないの?」
ス「………」
『……』
そして、住民達の解毒が終わり、残るはジャークマターだけとなり、スティンガーはセイザブラスターの光弾による銃撃で、ローゼリアは蠍の尻尾で薙ぎ払いながら小太郎が住民の避難をし、それを終えると小太郎もセイザブラスターで銃撃し始める。
スティンガーにインダベーが襲いかかろうとした時、スティンガーの後方からインダベーが銃撃され倒れる。スティンガーは光弾が放たれた方向を振り向く。
ス「チャンプ…?」
スティンガーは再び銃撃を再開し、チャンプもそれに加わってスティンガーの隣に立ってインダベー達を銃撃していく。
チ「フン!もう一度聞いてやる。スコルピオを見つけてどうするつもりだ?」
ス「何度聞かれても答えは同じだ。兄は俺が倒す!」
チ「信じられねえな!てめえ、迷ってるのバレバレなんだよ!てめえがホントにやれるかどうか…、吾輩がついて行って確認してやる」
ス「つまらん事を考えるな!これは俺の問題だ!」
チ「うるせぇ!てめえにとっては兄かもしれんが、吾輩にとってスコルピオは、博士の仇だ!」
その言葉にセイザブラスターの引き金を引いていたスティンガーの手が止まる。
チ「てめえができなくても、吾輩がやる!
だから…、勝手に1人で背負ってんじゃねえ!」
スティンガーは隣に立つチャンプを見る。
ス「お前…」
そこにラッキーとショウもやって来る。
ラ「良いじゃねえか。お前ら2人で…、過去に決着つけてこいよ」
そして、ラッキーも銃撃に加わる。
シ「アルゴ船は、ボクちん達で見つけておくから」
ス「……好きにしろ」
チ「あぁ!好きにさせてもらう」
『フッ…』
ローゼリアは笑みを浮かべ、小太郎も嬉しそうに笑顔を浮かべる。
キュウレンジャーの皆は次々に住民達を解毒していく。
ラプ【元に戻った住民をキューボイジャーで安全な場所に避難させてください】
ハ・スパ「オッキュー」
ガルは住民達を引き寄せて路地近くに連れてくる。そして、そこに居たナーガがヘビツカイ座系の人を操る力で住民達の動きを止め、その間にバランスが複数のコードを伸ばして住民達に解毒剤を投与した。解毒された人々はその場に倒れる。
スティンガーとローゼリアも蠍の尻尾の針で住民達を解毒していく。
ス「………」
『……
(姉さん…)』
スティンガーとローゼリアは昔に思いを馳せていた。
1人の男─スコルピオが幼いスティンガーにペンデュラムを差し出す。
スコ「こいつを俺だと思え」
スコルピオは優しい笑顔を浮かべていた。
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姉「ロゼ!これ、彼から貰ったの!」
1人の女が幼いローゼリアに白いフリンジのピアスを見せる。女は嬉しそうに笑顔を浮かべていた。
ス「(あの頃の兄貴は…、もうどこにも居ない)」
『(私のせいで姉さんは……)』
スティンガーはペンデュラムを見つめ、ローゼリアは耳につけているピアスを触る。
そこに「スティンガー!」と声がかかり、名を呼ばれたスティンガーと、ローゼリアが声のした方を見れば、小太郎が駆け寄ってきていた。
スティンガーはペンデュラムをレザーズボンの後ろポケットにしまい、ローゼリアはピアスを触っていた左手を下ろす。
小「兄弟で憎しみ合うなんて…、本当は迷ってるんだろ?」
ス「……迷いなどない」
スティンガーは小太郎から顔を背けて言う。
小「嘘だ!じゃあ何で俺にあんなこと言ったんだよ!」
ス「だったら…、弟が誇れる兄でいろ」
小「今でもお兄さんの事信じてるんじゃないの?」
ス「………」
『……』
そして、住民達の解毒が終わり、残るはジャークマターだけとなり、スティンガーはセイザブラスターの光弾による銃撃で、ローゼリアは蠍の尻尾で薙ぎ払いながら小太郎が住民の避難をし、それを終えると小太郎もセイザブラスターで銃撃し始める。
スティンガーにインダベーが襲いかかろうとした時、スティンガーの後方からインダベーが銃撃され倒れる。スティンガーは光弾が放たれた方向を振り向く。
ス「チャンプ…?」
スティンガーは再び銃撃を再開し、チャンプもそれに加わってスティンガーの隣に立ってインダベー達を銃撃していく。
チ「フン!もう一度聞いてやる。スコルピオを見つけてどうするつもりだ?」
ス「何度聞かれても答えは同じだ。兄は俺が倒す!」
チ「信じられねえな!てめえ、迷ってるのバレバレなんだよ!てめえがホントにやれるかどうか…、吾輩がついて行って確認してやる」
ス「つまらん事を考えるな!これは俺の問題だ!」
チ「うるせぇ!てめえにとっては兄かもしれんが、吾輩にとってスコルピオは、博士の仇だ!」
その言葉にセイザブラスターの引き金を引いていたスティンガーの手が止まる。
チ「てめえができなくても、吾輩がやる!
だから…、勝手に1人で背負ってんじゃねえ!」
スティンガーは隣に立つチャンプを見る。
ス「お前…」
そこにラッキーとショウもやって来る。
ラ「良いじゃねえか。お前ら2人で…、過去に決着つけてこいよ」
そして、ラッキーも銃撃に加わる。
シ「アルゴ船は、ボクちん達で見つけておくから」
ス「……好きにしろ」
チ「あぁ!好きにさせてもらう」
『フッ…』
ローゼリアは笑みを浮かべ、小太郎も嬉しそうに笑顔を浮かべる。