副司令官

オリオン号・メインルーム。そこには、宇宙戦隊キュウレンジャーのメンバー全員が集まっていた。

シ「皆、揃ったね」
ラ「どうしたんだよ、司令。みんな集まれってさ」
シ「実はリベリオンから新たに副司令官が来るって連絡があったんだ。皆にも伝えようと思ってね」
ﾗﾌﾟ「その副司令官はこの後来るそうです。なので、皆さんにはメインルームに集まっていてもらおうと呼んだんです」
ハ「キタコレ！どんな人かな？」
ラ「よっしゃラッキー！仲間が増えるのか！」
シ「ま、キュウレンジャーに変身する訳じゃあないけどねぇ。彼女の主な仕事はボクちんの代理とかかな」
バ「彼女って事は女の子なんだ〜」

そのような話をメンバー達がしていると、メインルームの扉が開く。

シ「やぁ、待ってたよ」
『それはお待たせしてしまい申し訳ありません。本日よりこちらで副司令官を務めます、ローゼリアと申します。どうぞ、ロゼとお呼びください』

ローゼリアは名乗った後に一礼する。そして、ショウの隣に立つ。
その途中、スティンガーはある事に気がついた。

ス「(…！サソリの尾…)
…あんた、出身は…？」
『サソリ座系惑星ニードルですが…。思えば、あなたとは同郷でしたね。同郷の者同士、よろしくお願いします。スティンガーさん』
ス「…スティンガーで良い」
ハ「私達のことも呼び捨てで良いよ！私は──…」
『いえ、自己紹介は不要です。あなた方の事は既にリベリオンにて確認済みですので』

そこで、ローゼリアはまず、ラッキーを見た。