国際警察フランス本部潜入捜査官

そして、一同は戦力部隊のオフィスへと戻っていた。そこで咲也がノエルとアリスの警察手帳をまじまじと見ていた。

咲「国際警察フランス本部潜入捜査官？！」
圭「何故逮捕した時に言わなかったんだ」
『すぐにわかると思って』
ノ「それに、君と一緒ならこのオフィスに迷わずたどり着けるだろう？」

ノエルの言葉に圭一郎が怒鳴りそうなのをつかさが圭一郎の口に和菓子を突っ込み宥める。圭一郎はそれを食べる。

ヒ「元々アリスとノエルはフランス本部でルパンコレクションを研究してたんだ」
ノ「そう！君達が今ギャングラーと闘えているのはこの僕と、アリスのおかげさ！」

そのノエルの言葉に圭一郎、咲也、つかさ、ジムは｢えっ？！｣と声を上げる。

つ「という事は…」

3人はそれぞれの右腿にあるVSチェンジャーとトリガーマシンを取り出す。

つ「私達に支給された装備は全部…」
ノ「僕達がコレクションを改造して作ったものだ」
『私はノエルのサポートをしていただけだけど…』

それらを聞いた咲也は｢すごい人達じゃないですか！｣と声を上げた。

ジ「そんな人達がどうして急に日本へ来たんですか？」
圭「そうだ。何故快盗なんぞになったんだ」
ヒ「それはワタシも聞きたいネ」
ノ「その質問には答えましょう。僕達が快盗になったのは…」

その時、ジムの頭のサイレンが鳴った。

ジ「事件発生！事件発生！
みつどめ地区でギャングラーが暴れているとの通報です！」

その情報を聞き、圭一郎は｢続きは後だ｣とノエルに言う。そして、咲也とつかさに｢行くぞ｣と声をかけるとノエルとアリスを含めた5人はオフィスを出ていく。
そしてその頃、国際警察の建物付近に快盗の衣装を纏った魁利達がいた。(※快盗時はコードネームで表示します。)

ブ「行くか」

3人がマスクをつけ行こうとした時、レッドが｢ちょい待ち｣と2人に声をかけた。3人が国際警察の入口の方を見ると中から圭一郎達が出てきてパトカーに乗り込む姿が見えた。そこにはノエルとアリスの姿もある。

ブ「ギャングラーが現れたようだな…」
イ「あー、どうしよう？ギャングラーとルパンホワイト達、どっち優先する？」
レ「てか、圭ちゃん達と一緒にいるあいつらがルパンホワイトとルパンエックスだ」
イ「えっ？そうなの？！」
ブ「逮捕されたんじゃないのか？どうなってる」
レ「ここは追いかける一択か…」