隕石落とし

名探偵、エルロックの護衛をしていた国際警察達はそこでエルロックを狙いやって来たギャングラー、ウィルソンとそれを追っていた快盗達と遭遇し、交戦していた。しかし、そこに突如青い火の玉の様なものが複数、レッドと1号以外のルパンレンジャーとパトレンジャーに襲いかかる。その隙をつかれ、ウィルソンの持つコレクションの能力でレッドと1号はそれぞれ拘束され、そのまま異世界に連れていかれてしまった。
2号と3号が1号が連れていかれた事に動揺している中、ブルーはレッドなら何とかするだろうとイエローを宥めると2人揃って去っていった。
そして、その頃のノエルとアリスは──

『ノエル』
ノ「Oui.」

ノエルとアリスはどこかに向かって銃撃を1発ずつ放つ。その先に居たのは先程とは別のギャングラーが居た。
撃たれたギャングラーは銃弾が飛んできた方を見る。

ノ「お忘れかな？ギャングラーを倒せる警察官が」
『もう2人、居たのを』
ノ「『警察チェンジ』」

2人はそれぞれパトレン4号とパトレンエックスに変身する。
2人はギャングラーとの交戦を始めた。そして、2人はギャングラーを追い詰める。

P4『ノエル』
PX「おっと、いけない！倒してしまう前に、コレクションを頂かないとねぇ」
P4『Oui.』
PX･4「『快盗チェンジ』」

Pエックスと4号は今度はルパンホワイトとルパンエックスにそれぞれ変身する。

LW『貴方がウィルソンと繋がっているのは…』
LX「太陽が東から昇っている事くらい明らかだ」

Lエックスは｢僕の推理によるとお前の正体は…｣と言いながらバックルを取り出す。しかし──

「素人は引っ込んでいたまえ！」

そのギャングラーはそう言うと、コレクションの能力を発動し、空から隕石が落ちてくる。

LX「何…っ？！」
LW『？！』
LX「お前、まさか…っ」
LW『〝隕石落とし〟を持っているの！？』

尚も2人に向かって隕石が落ち続けている。そして、大きな爆発が起きる。

LX･W「『うわぁぁぁぁ！！』」

Lエックスとホワイトは建物の上から落下していく。そして、ギャングラーはそのまま去っていった。
変身が解けてしまった2人は傷だらけになりながらも起き上がる。

ノ「アリス…大丈夫かい…？」
『…Oui.何とかね…。ノエルの方こそ…』
ノ「僕も大丈夫だよ。それより…」
『……あいつがまさかアレを持ってるなんて…。快盗くん達…大丈夫かしら……』

それからはその日のうちに、レッドと圭一郎はジャックポットストライカーを異世界で見つけ、それの力をゴーシュに使用して、異世界から抜け出すことに成功した。
そして、快盗達と警察達はそれぞれグッドストライカーとジャックポットストライカーの力を借り、もちろんコレクションを回収した後にエルロックとウィルソン、2体のギャングラーを倒したのだった。
ノエルとアリスはそれらの光景を見ていた。

ノ「あーあ
1番最初に事件の真相に辿り着いていたのは、この僕達だったのに。……残念」
『全然残念そうじゃないけど？
…それにしても、ジャックポットストライカーがまさか異世界に居たなんて…。それに、また探さないといけなくなっちゃったわね』
ノ「気長にいこう、アリス」
『Oui.』
─────────────────────────
ひな☆です。
今回はノエルの登場シーン自体が少なかった為、こんなに短くなってしまいました…すみません…。
引き続き、本シリーズをよろしくお願いします！