全回避

─とある倉庫─

ギ「よし、そろそろ緑が生い茂っている頃だな」
「ガーデニングなら自分の庭だけでやってろよ」

どこからか声がして、ギーウィはその声のした方を見る。すると、天井からワイヤーを使ってレッド、ブルー、イエローの3人が降りてきた。

レ「ラッキー…あっさり見つかったぜ」
ギ「おや…今度は快盗か」
イ「人間植物にしちゃうなんて、趣味悪すぎ！」
ギ「キヒヒヒヒ 無駄な人間は減るし、支配した世界は緑に溢れる。一挙両得じゃないか！！」
レ「こっちは損しかないんだよ」
全「快盗チェンジ！」

レッド！ブルー！イエロー！
0・1・0！
マスカレイズ！快盗チェンジ！
ルパンレンジャー

LR「ﾊﾟﾁﾝ)ルパンレッド！」
LB「ルパンブルー」
LY「ルパンイエロー！」
全「快盗戦隊 ルパンレンジャー！」
LR「予告する。あんたのお宝、いただくぜ」
ギ「せっかく化けの皮を買い換えたのに…。ポーダマン！」

ギーウィはポーダマンを呼ぶ。すると3人を囲むようにポーダマンが現れ、向かってくる。3人はポーダマンと交戦する。
その最中、変身した圭一郎達も駆けつける。

P1「動くな！こくさ─…！」
P2「ルパンレンジャー？！」
PX「快盗もさすがの情報網だねぇ」
P1「国際警察の権限において、実力を行使する！」

そして、ポーダマンとの交戦に1号達も加わる。
それぞれがポーダマンと交戦する中、レッドと3号がギーウィまで辿り着き、交戦する。

ギ「忘れたのか？俺のコレクションの力を！」

レッドがギーウィに銃弾を放つ。すると、ギーウィの腹の金庫が緑に光り、銃弾はギーウィを避けてその後ろに着弾する。次に3号がギーウィを撃つも、結果は同じだった。

P3「！？」

3号は駆けながらギーウィを撃ち続けるも全てギーウィを避けて着弾する。

P2「まずい！」
LR「おいおい…全回避かよ…」

レッドは銃撃が駄目ならばとルパンソードを取り出しギーウィに斬りかかるがそれすらもコレクションによって回避されてしまう。

ギ「当てられるもんなら、当ててみろ」

そして、2人共ギーウィに攻撃され倒れ込む。

LR「ヤベェな…これ…」
P3「何か、策がないと…」

そこにギーウィがレッドに襲いかかる。レッドは必死にギーウィの剣を防ぐ。

ギ「キヒヒヒ 貴様ら、運が悪かったな！」

ギーウィの言葉にギーウィを撃とうとしていた3号はハッとする。

P3「運？」
P3「…！」

3号はラッキーペンダントを取り出す。