命と引き換えに

Lエックスとホワイトはギーウィと交戦する。

ギ「そう上手くいくかな」

2人はギーウィに薙ぎ払われ、ギーウィから距離が少し離れたところまで転がる。
2人はギーウィを銃撃する。しかし、ギーウィの腹の金庫が緑に光ったかと思えば、銃弾がギーウィを避けて別の場所に着弾する。

LX･W「『！？』」

ポーダマンを全て倒し終えた1号と2号はギーウィの背後から銃撃するが、それもギーウィの腹の金庫が光り、ギーウィを避けて別の場所に着弾する。

P2「！」
P1「全て躱しただと？！」
P2「死角から撃ったのに！」
LW『なるほど。コレクションの力で回避能力が上がっているのね』
ギ「その通り！よく知ってんな！」

ギーウィはそう言いながらLエックスとホワイトを攻撃する。

LX「うわっ！」
LW『キャッ！』

攻撃された2人は1号と2号の方に転がっていく。
ギーウィは｢運が良ければ、また会おう！｣と言いながら1号達に向けて光弾を放ち、去っていった。

P1「！しまった…」

1号達は変身を解く。そして、圭一郎はつかさに連絡を入れる。

圭「つかさ！ギーウィに逃げられた。手分けして探すぞ」
つ「〈了解〉」

翌朝、街にてスクラッチをやった女性が100万円が当たり喜んでいると、首から提げていたラッキーペンダントが紫に光り、そこから蔦が生え女性は包まれてしまう。
そこに咲也とノエルが駆けつける。

咲「大丈夫ですか！」

咲也は女性を包む蔦を引っ張って剥がそうとしたりVSチェンジャーで撃って剥がそうとしても次々と生えてきてしまう。

咲「だめだ！埒が明かない！」
ノ「この蔦…人間の生体エネルギーを吸っているのか？」

また別の場所でも、男性の提げていたペンダントから蔦が生え、それが男性を包み込む。そこに圭一郎とつかさが駆けつける。

圭「離れてください！
…突然何が起こったんだ？」

つかさは男性の首に提げられたペンダントに気づく。

つ「このペンダントは…！」

国際警察によって、注意喚起が為されニュースにもペンダントについての情報が流されていた。そのニュースをジュレで魁利達が見ていた。

初「魁利の勘、ビンゴだったね」
魁「あぁ。思った以上にヤバイもんだったけどな」
コ「調べてみると」
魁･透･初「！」
コ「あのペンダントは、ラッキーパワーを使い果たすと、人間を養分として育つ、植物となるようです」
透「…放っておいたら死ぬってことか？」
初「えっ？！ヤバヤバじゃん！」
コ「ギーウィのいたお店に関係する不動産をリストアップしました」

コグレはリストを魁利達に見せ、魁利はそれを受け取る。
国際警察でも被害者リストを確認していた。

ヒ「予想以上に被害者が多いね…。急がないと」

その時ギーウィを探していたジムが｢見つけました！ギーウィです！｣と声をあげた。