赤く光る瞳

作「社長！無事だったんですか！」
エ「ゲンム！何しに来た！」
作「え？」

黎「不正なゲームを回収する」
パ「M、俺と遊ぼうぜ？」

DANGEROUS ZOMBIE！
PERFECT PUZZLE！

パ「変身」
黎「変身」

黎斗はゲンムLv.X、パラドはパラドクスLv.50のパーフェクトパズルフォームへと変身する。

ﾊﾟﾗ「いくぞ？」

エ「下がってろ！」

エグゼイドはポッピーピポパポにそう言うとゲンムとパラドクスに向かっていく。スナイプとブロッサムも向かっていき、エグゼイドがパラドクスと、スナイプとブロッサムがゲンムとそれぞれ交戦を始める。
暫く交戦していたが、エグゼイド、スナイプ、ブロッサムはパラドクスのキメワザで変身解除され、地面に転がる。
パラドクスは永夢のゲーマドライバーから抜けたジュージューバーガーのガシャットを拾い上げる。

ﾊﾟﾗ「このガシャットは、貰ってくぜ？」
永「返せ！それは作さんのだ！」

その時、ゲンムがキメワザを発動した。

CRITICAL DEAD！

ゲンムのキメワザから作を守ろうとバガモンがそれに向かっていくも、勝つ事ができず、バガモンは瀕死の状態となってしまう。

バ「ツクル！これからも…夢いっぱいの…ゲームを…作るガ」

バガモンはそう言い残すと、爆発して消滅してしまった。

永「……！」
ポ「酷い…！」
大「『……っ』」
ニ「えげつな…」

皆がゲンムのやった事に唖然とする。

永「何をするんだ…」

そう呟いた永夢は叫び、立ち上がる。

永「バガモンは、良い奴だったのに！」

その時、怒りに震える永夢の瞳が赤く光る。

ポ「…！」
大「『！』」

永夢は瞳が元に戻ったかと思うと、脱力したかのようにその場に倒れる。

ゲ「バグスターに肩入れするとは…君の身体（からだ）がそうさせたか」

ゲンムはそう言い放つとその場を去っていく。パラドクスも静かにその場を去った。





檀黎斗の新たなる野望が、仮面ライダー達はおろか、一般の人々にも迫っていた。