打倒MのParadox
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遊びじゃない
永夢がCRに戻った頃、大我と美琴はニコを連れて廃病院に戻り、大我はニコの治療を行っていた。ニコは頭に氷嚢を当てている。
ニ「ほんと、素直じゃないね?あたしの事心配なら心配って言っていいのに」
大「勘違いするな。お前はエグゼイドを誘き出すための餌だ」
ニ「は?何それ」
大「用が済んだら出てってもらう」
ニコは大我の言葉に大我が作業していた治療用のスタンドを倒す。
ニ「あんたって何がしたいの?
Mをぶっ倒してって願いは聞かないクセに、アイツに夢中じゃん」
『あなたに大我が何しようが関係ないと思うけど?
(ツ「ちょっと、美琴!」)
うっ……!』
大「美琴…!」
美琴がイラつき気味にニコに迫ろうとしたのを、ツバキが身体に影響のない程度にバグスターウイルスを発症させる事で美琴を咎める。
一瞬でも苦しげに膝を着いた美琴に大我が傍に寄る。美琴は荒くなった呼吸を胸を抑えながら整える。
大「…お前には関係ねえだろ」
ニ「ちょっと…!また逃げんの?!」
大我が廊下を出て、ニコがそれを追おうとした時、永夢と明日那がこちらに向かってきていた。
大「早速釣れたようだな」
美琴はまだ苦しそうだが廊下に出てくる。
永「ニコちゃん、ようやく思い出したんだ、君の事」
永夢の言葉を聞いたニコは、近くにいた美琴にぶつかりながらも室内に戻って逃げようとする。その際、まだ本調子に戻っていなかった美琴がよろけるがすぐに大我が支えた。
永「ごめん!気づかなくて…。大きくなったね、天才ゲーマー…N!」
明「ゲーマー…?」
永夢が天才ゲーマーNと呼んだニコは永夢がゲーマーMとしてかつて、ゲームの大会で対戦した相手だった。その時の大会で、MはNに勝利しており、「小学生なのに凄いね。楽しかったよ、また遊ぼう」と声をかけていた。
明「うわぁ…。小学生相手に大人気ない」
永「手加減する方が失礼だと思ったんですよ…!」
大「そいつ、今じゃ年収1億のプロゲーマーらしいぜ」
明「1億?!」
永「ゲーム続けてたんだ」
大我の言葉に明日那は驚き、永夢は嬉しそうにする。
永「やっぱり凄いね!」
ニコはそう近づいてきていた永夢を押し飛ばす。
ニ「私が人生で負けたのはお前だけ」
ニコは持っていた氷嚢を投げて永夢にぶつける。永夢はそれに痛がる。
ニ「唯一の黒歴史を塗り替えたいの!」
明「えっ、たったそれだけの理由?」
ニコは明日那を払い除けて大我に向かっていく。
ニ「ねえ!どうやったらゲーマドライバーで変身できるようになるの?」
大「あ?」
ニ「あたし、仮面ライダーになってMをぶっ倒したい!」
ニコは大我のゲーマドライバーを手にしながらそう言う。
『…あなたねぇ…!』
大「変身だと…?自分が何言ってるかわかってんのか?!」
大我はニコからゲーマドライバーを取り上げる。
大「そんな馬鹿な事考えてるからゲーム病になったんだろうが」
そう言われたニコはバグスターウイルスが悪化したのか苦しげな表情を見せる。
永夢も明日那も心配そうな面持ちで成り行きを見守る。
大「これはただのゲームじゃない。俺達は遊びでやってるんじゃねえんだよ!
俺も美琴もアイツも、1つしかない命張って必死に戦ってんだ」
そう言って大我はニコに背を向ける。
大「変身したいなんて2度と口にするな」
ニ「説教とか…うっざ…!」
『………
(大我の事、何も知らないクセに……)』
ニコはそう言うとその場から出ていく。永夢はそんなニコを追いかけていこうとするが、それを明日那が止め、代わりに明日那がニコを追う。
大「エグゼイド、ついて来い。この間の勝負の続きだ」
永夢がCRに戻った頃、大我と美琴はニコを連れて廃病院に戻り、大我はニコの治療を行っていた。ニコは頭に氷嚢を当てている。
ニ「ほんと、素直じゃないね?あたしの事心配なら心配って言っていいのに」
大「勘違いするな。お前はエグゼイドを誘き出すための餌だ」
ニ「は?何それ」
大「用が済んだら出てってもらう」
ニコは大我の言葉に大我が作業していた治療用のスタンドを倒す。
ニ「あんたって何がしたいの?
Mをぶっ倒してって願いは聞かないクセに、アイツに夢中じゃん」
『あなたに大我が何しようが関係ないと思うけど?
(ツ「ちょっと、美琴!」)
うっ……!』
大「美琴…!」
美琴がイラつき気味にニコに迫ろうとしたのを、ツバキが身体に影響のない程度にバグスターウイルスを発症させる事で美琴を咎める。
一瞬でも苦しげに膝を着いた美琴に大我が傍に寄る。美琴は荒くなった呼吸を胸を抑えながら整える。
大「…お前には関係ねえだろ」
ニ「ちょっと…!また逃げんの?!」
大我が廊下を出て、ニコがそれを追おうとした時、永夢と明日那がこちらに向かってきていた。
大「早速釣れたようだな」
美琴はまだ苦しそうだが廊下に出てくる。
永「ニコちゃん、ようやく思い出したんだ、君の事」
永夢の言葉を聞いたニコは、近くにいた美琴にぶつかりながらも室内に戻って逃げようとする。その際、まだ本調子に戻っていなかった美琴がよろけるがすぐに大我が支えた。
永「ごめん!気づかなくて…。大きくなったね、天才ゲーマー…N!」
明「ゲーマー…?」
永夢が天才ゲーマーNと呼んだニコは永夢がゲーマーMとしてかつて、ゲームの大会で対戦した相手だった。その時の大会で、MはNに勝利しており、「小学生なのに凄いね。楽しかったよ、また遊ぼう」と声をかけていた。
明「うわぁ…。小学生相手に大人気ない」
永「手加減する方が失礼だと思ったんですよ…!」
大「そいつ、今じゃ年収1億のプロゲーマーらしいぜ」
明「1億?!」
永「ゲーム続けてたんだ」
大我の言葉に明日那は驚き、永夢は嬉しそうにする。
永「やっぱり凄いね!」
ニコはそう近づいてきていた永夢を押し飛ばす。
ニ「私が人生で負けたのはお前だけ」
ニコは持っていた氷嚢を投げて永夢にぶつける。永夢はそれに痛がる。
ニ「唯一の黒歴史を塗り替えたいの!」
明「えっ、たったそれだけの理由?」
ニコは明日那を払い除けて大我に向かっていく。
ニ「ねえ!どうやったらゲーマドライバーで変身できるようになるの?」
大「あ?」
ニ「あたし、仮面ライダーになってMをぶっ倒したい!」
ニコは大我のゲーマドライバーを手にしながらそう言う。
『…あなたねぇ…!』
大「変身だと…?自分が何言ってるかわかってんのか?!」
大我はニコからゲーマドライバーを取り上げる。
大「そんな馬鹿な事考えてるからゲーム病になったんだろうが」
そう言われたニコはバグスターウイルスが悪化したのか苦しげな表情を見せる。
永夢も明日那も心配そうな面持ちで成り行きを見守る。
大「これはただのゲームじゃない。俺達は遊びでやってるんじゃねえんだよ!
俺も美琴もアイツも、1つしかない命張って必死に戦ってんだ」
そう言って大我はニコに背を向ける。
大「変身したいなんて2度と口にするな」
ニ「説教とか…うっざ…!」
『………
(大我の事、何も知らないクセに……)』
ニコはそう言うとその場から出ていく。永夢はそんなニコを追いかけていこうとするが、それを明日那が止め、代わりに明日那がニコを追う。
大「エグゼイド、ついて来い。この間の勝負の続きだ」