打倒MのParadox
name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
心当たり
─聖都大学附属病院─
ポ「もぉ〜!ピプペポパニックだよー!!
ピイロとパイパがペムを攻撃して、新しいパメンパイパーまで乱入して来るなんて〜!!
美琴も見てるだけだったし〜!!
ねぇ、ペム〜!どうしよう?!」
ポッピーピポパポが混乱しすぎてパ行の多すぎる言葉の渋滞を起こしていた。
永「わかりません」
ポ「えぇ〜…」
永夢の返答に、ポッピーピポパポは肩を落とす。
永「でも、今考えなきゃいけないのは、患者の事ですから」
その時、永夢はある異変に気がついた。
永夢が近寄ったのはゲーム病患者の様子を医局から見るための窓。そこが布によりカーテンの様に覆われていた。
永「何これ?」
その時その布が両側に開き、病室に入院していたニコが顔を出す。それも永夢を睨み付けて。
永夢はそれに驚いて後ろに飛び退き、すぐ後ろにいたポッピーピポパポにぶつかって2人同時に倒れる。
永「ごめんなさい…!」
すぐさま永夢は階段を降りて病室に向かう。ポッピーピポパポもコスチュームチェンジで明日那の姿になると永夢の後を追う。
2人が病室を訪れると、その中は2人が呆然となるほどファンシーな空間にになっていた。
永・明「…………えぇぇぇぇぇぇ!!!」
明「可愛い!」
永「ちょっと何言ってんの!」
2人は叫んだ後各々違う反応を見せる。
永「ちょっと!ダメだよ、勝手に!」
ニ「はぁ?殺風景なところに閉じ込められたら息苦しいでしょ!」
永「君は病人なんだから…」
ニ「触んな!こっち来んなよ!!」
その時、ニコの中のバグスターウイルスが反応し、ニコは苦しそうに膝を着く。
永夢が心配して近寄ろうとするのを明日那が止める。
ニ「最悪…。お前と同じ空気吸うなんて…」
永「なんで君は僕の事嫌ってるの?」
明「患者の容態見てわかんない?永夢がストレスの原因になってるかもしれないの!」
永「……あ」
明日那の言葉で思い出したかのような反応をする永夢。
ニ「私にトドメでも刺したいわけ?」
永「違うんだ!僕はただ、君を治療したくて──…」
言葉を発する永夢を明日那が病室から連れ出し強制退場させていく。
明「彼女の事は任せて。ストレスの原因は私が聞いておくから」
永「いえ…1つ、心当たりがあります」
明「え…?」
──────────────────────────
灰「宝生君がゲーム病?!」
同じく、病院に戻っていた飛彩は病院内にあるスペースの1つで灰馬に永夢の事を話していた。
灰「本当なのか?」
飛「無免許医と……柊先生の言葉を信用するならな」
灰「だとしたら、適合手術を受けていない彼がエグゼイドに変身できた理由も合点がいく」
飛「あいつの体からバグスターを分離しなければ…」
その時、飛彩のPHS端末が着信を報せる。飛彩はそれに応答する。
飛「はい」
【永「宝生です。飛彩さんに聞きたい事があります」】
飛「……今から屋上に来い」
そう言って通話を終えた飛彩がPHS端末を再び白衣の胸ポケットにしまうと席を立つ。そして、飛彩は屋上へと向かう。
灰「くれぐれも慎重に行動しろ!」
灰馬は屋上へ向かう飛彩の背中にそう叫ぶ。飛彩からの返答はなかった。
灰「もし、彼に過剰なストレスを与えると──…」
「消滅する」
灰「その通り。よくご存知──…えっ?」
返答が帰ってきた事に遅れて驚く灰馬を突然現れた大我が後ろから右腕を彼の首に回す。傍には美琴もおり、少し申し訳なさそうにしていた。
灰「えっ?」
─聖都大学附属病院─
ポ「もぉ〜!ピプペポパニックだよー!!
ピイロとパイパがペムを攻撃して、新しいパメンパイパーまで乱入して来るなんて〜!!
美琴も見てるだけだったし〜!!
ねぇ、ペム〜!どうしよう?!」
ポッピーピポパポが混乱しすぎてパ行の多すぎる言葉の渋滞を起こしていた。
永「わかりません」
ポ「えぇ〜…」
永夢の返答に、ポッピーピポパポは肩を落とす。
永「でも、今考えなきゃいけないのは、患者の事ですから」
その時、永夢はある異変に気がついた。
永夢が近寄ったのはゲーム病患者の様子を医局から見るための窓。そこが布によりカーテンの様に覆われていた。
永「何これ?」
その時その布が両側に開き、病室に入院していたニコが顔を出す。それも永夢を睨み付けて。
永夢はそれに驚いて後ろに飛び退き、すぐ後ろにいたポッピーピポパポにぶつかって2人同時に倒れる。
永「ごめんなさい…!」
すぐさま永夢は階段を降りて病室に向かう。ポッピーピポパポもコスチュームチェンジで明日那の姿になると永夢の後を追う。
2人が病室を訪れると、その中は2人が呆然となるほどファンシーな空間にになっていた。
永・明「…………えぇぇぇぇぇぇ!!!」
明「可愛い!」
永「ちょっと何言ってんの!」
2人は叫んだ後各々違う反応を見せる。
永「ちょっと!ダメだよ、勝手に!」
ニ「はぁ?殺風景なところに閉じ込められたら息苦しいでしょ!」
永「君は病人なんだから…」
ニ「触んな!こっち来んなよ!!」
その時、ニコの中のバグスターウイルスが反応し、ニコは苦しそうに膝を着く。
永夢が心配して近寄ろうとするのを明日那が止める。
ニ「最悪…。お前と同じ空気吸うなんて…」
永「なんで君は僕の事嫌ってるの?」
明「患者の容態見てわかんない?永夢がストレスの原因になってるかもしれないの!」
永「……あ」
明日那の言葉で思い出したかのような反応をする永夢。
ニ「私にトドメでも刺したいわけ?」
永「違うんだ!僕はただ、君を治療したくて──…」
言葉を発する永夢を明日那が病室から連れ出し強制退場させていく。
明「彼女の事は任せて。ストレスの原因は私が聞いておくから」
永「いえ…1つ、心当たりがあります」
明「え…?」
──────────────────────────
灰「宝生君がゲーム病?!」
同じく、病院に戻っていた飛彩は病院内にあるスペースの1つで灰馬に永夢の事を話していた。
灰「本当なのか?」
飛「無免許医と……柊先生の言葉を信用するならな」
灰「だとしたら、適合手術を受けていない彼がエグゼイドに変身できた理由も合点がいく」
飛「あいつの体からバグスターを分離しなければ…」
その時、飛彩のPHS端末が着信を報せる。飛彩はそれに応答する。
飛「はい」
【永「宝生です。飛彩さんに聞きたい事があります」】
飛「……今から屋上に来い」
そう言って通話を終えた飛彩がPHS端末を再び白衣の胸ポケットにしまうと席を立つ。そして、飛彩は屋上へと向かう。
灰「くれぐれも慎重に行動しろ!」
灰馬は屋上へ向かう飛彩の背中にそう叫ぶ。飛彩からの返答はなかった。
灰「もし、彼に過剰なストレスを与えると──…」
「消滅する」
灰「その通り。よくご存知──…えっ?」
返答が帰ってきた事に遅れて驚く灰馬を突然現れた大我が後ろから右腕を彼の首に回す。傍には美琴もおり、少し申し訳なさそうにしていた。
灰「えっ?」