仮面ライダーパラドクス

スナイプとブレイブは、スナイプがエグゼイドから奪い取ったドラゴナイトハンターZガシャットでレベル5にレベルアップし、エグゼイドを追い詰める。そこに明日那がエグゼイドを庇うように前に立ち、2人を止める。

大「またか、美琴！」
『いつの間にかそっちに行ってたのよ！』
大「捕まえとけよ！」
『私を責めるな！』
大「『はあ……』」

そこにパラドが現れる。

パ「つまんないなぁ…」
全「『……？』」
エ「バグスターだ」
明「えぇ！？」
パ「戦う気がない相手にワンサイドゲームなんて……シラケる事すんなよ。
代わりに、俺が相手をしてやるよ」

そう言ってパラドはガシャットギアデュアルを取り出す。

『！』
大「何だ、あのガシャットは？」

パラドはガシャットのギアの〝PERFECT PUZZLE〟と描かれた方を下に回す。

PERFECT PUZZLE
ワッツ ザ ネクストステージ？
ワッツ ザ ネクストステージ？

パ「変身」

パラドはガシャットギアデュアルの起動スイッチを押す。

デュアルアップ！
ゲット ザ グローリー チェイン！
PERFECT PUZZLE！

変身したパラドはガシャットを右側の腰にあるホルダーにしまう。

ﾊﾟﾗ「仮面ライダーパラドクスLv.50（レベルフィフティー）」
飛「…！」
大「仮面ライダー…？」
明「えぇー！？フィフティー…？フィフティーって…」
エ「え？50だよ」
『はあ……』

皆はパラドクスの存在に呆然とする。

ﾊﾟﾗ「俺のゲームを教えてやろう。……こいつらで」

そう言うとパラドクスはブレイブとスナイプと交戦し始めた。

ﾊﾟﾗ「パーフェクトパズルはゲームエリアのあらゆる物質を自在に操るパズルゲームだ。
例えば、バラバラだったお前達のゲームのアイテムを統一する事もできる」

パラドクスがそう言うとパーフェクトパズルの力が作用し、全てのアイテムがエナジーアイテムへと変化する。
さらにパラドクスはエナジーアイテムを組み合わせて使う事もでき、伸縮化とジャンプ強化で空中へと跳躍する。

キメワザ！デュアル ガシャット！
PERFECT CRITICAL COMBO！

パラドクスの決め技でブレイブとスナイプは吹き飛ばされ、転がる。

ALL CLEAR

ガッシューン

2人の変身も解けてしまう。

『大我！！』

美琴は転がった大我に駆け寄る。
そして、アクションゲーマーレベル3をものともせず、〝KNOCK OUT FIGHTER〟でフォームチェンジする。ガシャットギアデュアルにはガシャット1つに2つのゲームが入っていた。
そして、パラドクスはエグゼイドを軽くあしらうと余裕の笑みで去っていった。
永夢と明日那の方へ飛彩と美琴に支えられた大我が近づいてくる。その時、立ち上がろうとした永夢に頭痛が襲いかかりそのまま踞る。
頭痛に苦しむ永夢を飛彩も大我も美琴もただ見つめているだけ。
大我と美琴は飛彩を見る。