仮面ライダーブロッサム

3人が現場に着いた時、そこでは見たことの無い和風で薙刀を振るうバグスターが暴れていた。明日那は近くに倒れていたゲーム病患者をその場から避難させる。

永「あのバグスターは…」
飛「見たことないバグスターだ」

2人がゲーマドライバーを取り出そうとした時、1人の女が2人の傍を通る。

永･飛「？！」
永「危ないですから下がって！」

女─美琴は永夢の言葉には耳を貸さずに口角を上げた。

『へぇ…。もしかして、ナデシコウォーリアのバグスター？私の相手にピッタリじゃない』
永「え…？」
『退いてな』

美琴はゲーマドライバーを取り出す。

飛「ゲーマドライバー？！」

美琴はゲーマドライバーを腰に巻くと薄紫色のガシャット、〝ナデシコウォーリア〟を取り出し、起動スイッチを押す。

NADESHIKO WARRIOR！

永「ゲームエリアが広がってく…」
『変身』

ガシャット！
ガッチャーン！レベルアーップ！

美琴はガシャットを挿し、ゲーマドライバーのレバーを解放し、薄紫色のスーツを身に纏った〝仮面ライダーブロッサム〟のLv.2となった。

ブ『任務開始』
永「仮面ライダー！？」

患者を避難させた明日那が永夢と飛彩の傍に来る。

明「彼女は仮面ライダーブロッサム。5年前からCRにいるドクターよ。ただ、一時的にバグスターウイルスが沈静化した1年後の4年前にレジデントで海外に行ってたの」
永「あれ？それって確か…」
飛「親父が言ってた…」
明「そう。彼女が柊美琴よ」