Who's 黒い仮面ライダー?
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アサシネーションハンター
一旦は患者をCRに運んだ永夢と美琴だったが、2人は黎斗に呼び出され、幻夢コーポレーションの社長室を訪れた。そこには貴利矢が居り、飛彩、大我も来てライダー全員が当然白衣を脱いだ状態で社長室に募った。
黎「揃ったな。
皆ここまで、よく頑張ってくれた」
黎斗はガシャット11個が表示されたテレビ画面の隣に立つ。
黎「見ての通り、君達がクリアしたゲームは10個。残るゲームはあと1つだ」
画面にはシャカリキスポーツにだけ〝CLEAR〟と表示されていなかった。
黎「先程、CRにゲーム病患者が運ばれたそうだね」
永「はい。しかも、クリアしたはずのマイティアクションXのソルティがレベルアップして現れて…」
黎「ウイルスを撒き散らす首謀者がいる」
永「〝首謀者〟?」
黎「黒いエグゼイドだ」
全「『……』」
飛「…つまり、黒いエグゼイドさえ倒せば、今後感染者が現れなくなるという事か」
大「だといいがな」
『…そう簡単で単純な話じゃなさそうだけど?』
貴利矢は訝しげに黎斗を見る。
黎「黒いエグゼイドは、バグスターと手を組んで患者の命を奪おうとしている。奴を倒して、最後のガシャットを回収してもらいたい」
大「言われなくても、シャカリキスポーツは俺が頂く」
大我はそう言って社長室を出て行く。黎斗はそれを気にせず話を続ける。
黎「それに、貴利矢君が言うように衛生省に何か裏があるとしたら…由々しき事態だ」
永「待ってください!恭太郎先生は悪い人じゃありません!」
貴「ハハハッ…
日向恭太郎を信じる根拠は…あるのかい?」
永「……人を信じるのに根拠なんて必要ですか?
僕は先生の事を信じる。あなたの事は信じない。ただそれだけです」
貴「……ふっ」
永「用件が済んだなら、失礼します」
永夢は黎斗に一礼して社長室を出た。飛彩も黙ったまま社長室を出て行った。
残っているのは貴利矢と美琴のみとなり、美琴も社長室を出て行こうとするが、黎斗に呼び止められる。
黎「君を呼んだのにはもう1つあってね…。これだ」
黎斗が取り出したのは、薄桃色のガシャットだった。美琴は〝ASSASSINATION HUNTER 〟と書かれたそれを受け取る。
『これは…』
黎「〝アサシネーションハンター〟
暗殺者の主人公が敵を暗殺して倒していく。
君専用のガシャットだ。君だけ相性の問題でレベルアップ出来ていなかったからね。
すまない…君には扱いにくいガシャットを与えてしまった」
『別に…プロトガシャットの時から私もこのゲームとは相性いいと思って変えなかったんで。
それじゃあ、失礼します』
美琴はガシャットをジャケットのポケットに仕舞うと、社長室を後にした。
一旦は患者をCRに運んだ永夢と美琴だったが、2人は黎斗に呼び出され、幻夢コーポレーションの社長室を訪れた。そこには貴利矢が居り、飛彩、大我も来てライダー全員が当然白衣を脱いだ状態で社長室に募った。
黎「揃ったな。
皆ここまで、よく頑張ってくれた」
黎斗はガシャット11個が表示されたテレビ画面の隣に立つ。
黎「見ての通り、君達がクリアしたゲームは10個。残るゲームはあと1つだ」
画面にはシャカリキスポーツにだけ〝CLEAR〟と表示されていなかった。
黎「先程、CRにゲーム病患者が運ばれたそうだね」
永「はい。しかも、クリアしたはずのマイティアクションXのソルティがレベルアップして現れて…」
黎「ウイルスを撒き散らす首謀者がいる」
永「〝首謀者〟?」
黎「黒いエグゼイドだ」
全「『……』」
飛「…つまり、黒いエグゼイドさえ倒せば、今後感染者が現れなくなるという事か」
大「だといいがな」
『…そう簡単で単純な話じゃなさそうだけど?』
貴利矢は訝しげに黎斗を見る。
黎「黒いエグゼイドは、バグスターと手を組んで患者の命を奪おうとしている。奴を倒して、最後のガシャットを回収してもらいたい」
大「言われなくても、シャカリキスポーツは俺が頂く」
大我はそう言って社長室を出て行く。黎斗はそれを気にせず話を続ける。
黎「それに、貴利矢君が言うように衛生省に何か裏があるとしたら…由々しき事態だ」
永「待ってください!恭太郎先生は悪い人じゃありません!」
貴「ハハハッ…
日向恭太郎を信じる根拠は…あるのかい?」
永「……人を信じるのに根拠なんて必要ですか?
僕は先生の事を信じる。あなたの事は信じない。ただそれだけです」
貴「……ふっ」
永「用件が済んだなら、失礼します」
永夢は黎斗に一礼して社長室を出た。飛彩も黙ったまま社長室を出て行った。
残っているのは貴利矢と美琴のみとなり、美琴も社長室を出て行こうとするが、黎斗に呼び止められる。
黎「君を呼んだのにはもう1つあってね…。これだ」
黎斗が取り出したのは、薄桃色のガシャットだった。美琴は〝
『これは…』
黎「〝アサシネーションハンター〟
暗殺者の主人公が敵を暗殺して倒していく。
君専用のガシャットだ。君だけ相性の問題でレベルアップ出来ていなかったからね。
すまない…君には扱いにくいガシャットを与えてしまった」
『別に…プロトガシャットの時から私もこのゲームとは相性いいと思って変えなかったんで。
それじゃあ、失礼します』
美琴はガシャットをジャケットのポケットに仕舞うと、社長室を後にした。