狙われた男子高生

2人は街に溢れかえっているパックマンを次々と攻撃していくが、〝HIT！〟と表示されているにもかかわらず、効いていない。
エグゼイドは地面に転がる。エグゼイドは座り込むと｢めっちゃ硬い…｣と零す。

明「なんで攻撃が効かないの？！」

その時、タケルが1人の男子高生が苦しんで倒れるのを発見する。
タケルはその男子高生に駆け寄る。

タ「大丈夫？」
「その男は我々のものです」

突然男の声が響き、その声のした方を向けば、高身長の男と小柄な女がこちらに歩いてきていた。
左手を後ろに組んだ男は右手を前に出す。その手に持っていたのはプロトドラゴナイトハンターZのガシャットであった。

エ「なんだ…？そのガシャット…」
ブ『……！？なんでそのガシャットを…？！』
明「あれって…プロトガシャット…？」

男はプロトガシャットの起動スイッチを押した。

DRAGOKNIGHT HUNTER Z！

男は起動したプロトガシャットを首の左側に挿し込む。すると、その男はドラゴンを模した怪人となる。

ア･御「…！」
明「バグスター…！」
ア「何なの？アイツら…」
明「ウイルスで実態化したゲームの敵キャラです」
御「要は、悪党という事ですな？」

明日那はそれに頷いた。
ドラゴナイトハンターZのプロトガシャットで怪人化したバグスターが動き出す。

エ「大変身！」
ブ『第弐武道』

2人はゲーマドライバーのレバーを開放し、Lv.2へとレベルアップする。
そしてそのままエグゼイドはガシャコンブレイカー・ハンマーモードで、ブロッサムはガシャコンハルバートでバグスターと応戦する。

エ「彼を連れて安全な所へ！」

エグゼイドの言葉に明日那達は男子高生を連れてその場から離れていく。
ブロッサムはそれを女が追いかけて行ったのを見逃さなかった。
ブロッサムはエグゼイドに声をかける。

ブ『宝生！もう1人いた女の方がポッピーピポパポ達を追って行った。ここは任せるわ！』
エ「あぁ！」

ブロッサムはエグゼイドの了解の意を聴くと女を追いかけて行った。