スナイプ

『大我？』
大「あ？…美琴か。…ん」

大我は下にいる患者の娘を顎をしゃくって指す。患者の娘と彼女の話を聞いている明日那は大我と美琴には気付いていないようだ。

『そういえば…〝ギリギリチャンバラ〟のガシャットは九条の手に渡った。残るは〝ジェットコンバット〟だけよ。
あれと最も相性がいいのは、大我だと思うの。絶対に手に入れてみせてよね』
大「ああ、分かってる」

大我と美琴はそれから暫く、患者の娘の話を盗み聞き、次にコラボスバグスターが現れるであろう場所に目星をつけ、そこに訪れた。
そこは患者が経営している工場で、2人が着いた時には既に工場が破壊され、傍にはコラボスバグスターが居た。

大「やはりここだったか。
そのガシャットは〝ジェットコンバット〟。戦闘機を操る空中シューティングゲーム。
そいつは俺がいただくぜ」
『あいつは私とは相性が悪い。ここは完全に大我に任せちゃうけど良いわよね？』
大「当たり前だ」

大我は取り出したゲーマドライバーを装着する。美琴は大我から離れ後ろに下がる。

BANG BANG SHOOTING！

大「変身」

ガシャット！
レッツゲーム！メッチャゲーム！
ムッチャゲーム！ワッチャネーム？！
アイム ア カメンライダー！

大「第弐戦術」

ガッチャーン！レベルアーップ！
ババンバン！バンババン！
バンバンシューティング！

スナイプはシューティングゲーマーレベル2となりガシャコンマグナムで攻撃を開始した。