ギリギリチャンバラ

美琴の持つゲームスコープがバグスターの出現を報せる。

（ツ「またバグスターが出たみたいね？」）
『今度こそガシャットを手に入れてみせるわ』

美琴は急いで現場に向かう。
美琴が現場に着いた時、クエストゲーマーレベル2のブレイブとギリギリチャンバラのコラボスバグスターとの間に黒いアクションゲーマーレベル2のゲンムが割って入ったところだった。すぐ近くには永夢と貴利矢も居る。
ブレイブはゲンムと戦い始める。

永「あいつ…」

ブレイブはゲンムとコラボスバグスターを同時に相手にしている。

貴「おい。患者を救いたいなら信じろ。今日の自分に嘘はない」
永「今度こそ信じさせてくださいよ」

永夢は貴利矢に右手を差し出す。貴利矢はそれを見て永夢の右手を握った。

『……？』

3人はガシャットの起動スイッチを押す。

MIGHTY ACTION X！
BAKUSOU BIKE！
NADESHIKO WARRIOR！

永「変身！」
貴「『変身』」

ガシャット！
レッツゲーム！メッチャゲーム！
ムッチャゲーム！ワッチャネーム？！
アイム ア カメンライダー！

レ「乗れ！スピード勝負だ」
エ「あぁ」
レ「二速」
エ「大変身！」
ブ『第弐武道』

ガッチャーン！レベルアーップ！

3人はレベル2に変身した。レーザーはバイクとなりエグゼイドを乗せてギリギリチャンバラのコラボスバグスターに向かっていく。
ブロッサムはゲンムと戦っているブレイブに加勢する。
エグゼイドがコラボスバグスターを倒した事でギリギリチャンバラのガシャットを手に入れ、レーザーがそれを使い、バイクゲーマーレベル3にレベルアップし、バイクから人型になった。

レ「ようやく人型になれたぜ！」
エ「おぉ！これって侍？」
レ「さあ、正体を見してもらうぞ？幻夢コーポレーション社長、檀黎斗」
エ「えぇっ？！」
ブ「なんだと？！」
ブ『………』

レーザーがゲンムに向かって口にした名にエグゼイドとブレイブは驚きを隠せない。ブロッサムは驚きはせず、ただ黙ったままだ。

レ「見たんだ。あいつが変身するところを」

やがて、ゲンムはシャカリキスポーツで黒いアクションゲーマーレベル3に変身し、レーザーと交戦を始めた。
それからゲンムに勝ったレーザーだったが、変身を解除されたゲンムを見ればその人物はレーザーの言っていた黎斗ではなく、パラドという名のバグスターだった。
そして、パラドは微粒子となって去っていった。