女医のtrajectory
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もう1人の感染者
ツバキが美琴の中へと戻り、廃病院へと帰る大我とニコを追い廃病院へと向かった美琴が出た後のCRには永夢、飛彩、明日那の3人が残された。
永「美琴さんは、ゲーム病の患者だったんですか…?」
飛「どういう事だ、ポッピーピポパポ」
明「私にも分からないよ…。美琴にバグスターが宿っていたなんて初耳だったし……あれ?でも、美琴に感染してたバグスター…私と同じ完全体だった…」
永「え…でも、美琴さんは消滅していませんよね?バグスターが完全体になってしまったら感染者は消滅してしまうんじゃ…」
明「そのはずだけど…」
沈黙の流れるCR。その一方で廃病院へと戻った大我、ニコ、そして美琴の間でも美琴と彼女の中のバグスターについて、ニコに問い詰められていた。
ニ「ちょっと、美琴!あんたから出てきたあのバグスターなんなの!?どういう事?!」
大「少しは落ち着け」
ニ「逆になんであんたはそんな冷静なわけ?知ってたの」
大「あぁ、知ってた」
『…大我を主治医と認めてくれたニコには話してあげる。私は中学生の時、バグスターウイルスに感染した』
美琴はそう切り出し、大我もところどころ加わりながらニコに説明した。
『私は、ゲーム病の患者よ。主治医は大我。私が発症したのはおそらく宝生の後、中学生の時』
ニ「そんな前から?」
『えぇ。でもその後のことは分からないの。気づけば私の中にはツバキがいた。完全体の姿でね』
その時、美琴の中から薄紫色の粒子が溢れ人の形を作り、そしてツバキが現れる。
ツ「私がツバキ。私も詳しくは分からない。気がつけば私は美琴の中で人格を持ち、完全体の姿も持ってたの」
ニ「何それ…
結局分からないことだらけなんじゃん」
『もうひとつ教えてあげる。私は檀黎斗のシナリオとやらのせいで多くを失った事』
ニ「どういう事?」
『……あとは大我にでも聞けば?私と同じだけ知ってる』
そう言って美琴は廃病院を去り、CRに戻って行った。
CRに戻るとポッピーピポパポ、そして永夢と飛彩、灰馬まで揃っている。
ポ「あ、ミコト…」
永「美琴さん、教えてください。貴方はゲーム病の患者なんですか?適合手術を受けたはずですよね」
飛「それに貴方はCRのドクターだ。それなのに何故無免許医といつも共にいるんですか」
『………大我のことを何も分かってないあなた達に話すつもりはない』
そう言って必要な物を持って美琴は通常業務に戻る為、CR医局を出ていった。
ツバキが美琴の中へと戻り、廃病院へと帰る大我とニコを追い廃病院へと向かった美琴が出た後のCRには永夢、飛彩、明日那の3人が残された。
永「美琴さんは、ゲーム病の患者だったんですか…?」
飛「どういう事だ、ポッピーピポパポ」
明「私にも分からないよ…。美琴にバグスターが宿っていたなんて初耳だったし……あれ?でも、美琴に感染してたバグスター…私と同じ完全体だった…」
永「え…でも、美琴さんは消滅していませんよね?バグスターが完全体になってしまったら感染者は消滅してしまうんじゃ…」
明「そのはずだけど…」
沈黙の流れるCR。その一方で廃病院へと戻った大我、ニコ、そして美琴の間でも美琴と彼女の中のバグスターについて、ニコに問い詰められていた。
ニ「ちょっと、美琴!あんたから出てきたあのバグスターなんなの!?どういう事?!」
大「少しは落ち着け」
ニ「逆になんであんたはそんな冷静なわけ?知ってたの」
大「あぁ、知ってた」
『…大我を主治医と認めてくれたニコには話してあげる。私は中学生の時、バグスターウイルスに感染した』
美琴はそう切り出し、大我もところどころ加わりながらニコに説明した。
『私は、ゲーム病の患者よ。主治医は大我。私が発症したのはおそらく宝生の後、中学生の時』
ニ「そんな前から?」
『えぇ。でもその後のことは分からないの。気づけば私の中にはツバキがいた。完全体の姿でね』
その時、美琴の中から薄紫色の粒子が溢れ人の形を作り、そしてツバキが現れる。
ツ「私がツバキ。私も詳しくは分からない。気がつけば私は美琴の中で人格を持ち、完全体の姿も持ってたの」
ニ「何それ…
結局分からないことだらけなんじゃん」
『もうひとつ教えてあげる。私は檀黎斗のシナリオとやらのせいで多くを失った事』
ニ「どういう事?」
『……あとは大我にでも聞けば?私と同じだけ知ってる』
そう言って美琴は廃病院を去り、CRに戻って行った。
CRに戻るとポッピーピポパポ、そして永夢と飛彩、灰馬まで揃っている。
ポ「あ、ミコト…」
永「美琴さん、教えてください。貴方はゲーム病の患者なんですか?適合手術を受けたはずですよね」
飛「それに貴方はCRのドクターだ。それなのに何故無免許医といつも共にいるんですか」
『………大我のことを何も分かってないあなた達に話すつもりはない』
そう言って必要な物を持って美琴は通常業務に戻る為、CR医局を出ていった。
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