女医のtrajectory
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良性、悪性
暫くして、美琴はCRの病室で目を覚ます。起き上がり辺りを見渡してみればそこには大我とそして永夢、飛彩、明日那、ニコが揃っていた。
『大我……私…』
大「だから言ったんだ!二度とそいつを使うなって!」
『でもこうでもしなきゃ私は美怜を救えなかった!』
大「だとしてもだ!何の為に俺がいると思ってやがる!?」
『大我だってあの日、私に何も言わなかったじゃない!私はただ、大我に消えて欲しくないだけなのにっ……』
大「……っ」
突如巻き起こった美琴と大我の言い合いに他の面々は戸惑う。
一瞬の静寂がその場を支配した時、急に美琴の纏う空気が変わる。
『大我は美琴が何の為に戦ってるのか…知ってるでしょう?』
大「……ツバキか」
『大我、美琴のストレスは大我が消えてしまう事だ。くれぐれも美琴にストレスがかかるような事はしないでくれ。私はまだ完全な良性というわけではない。いつ私の中の悪性ウイルスが暴走するか分からないんだから』
大「………分かってる」
永「美琴…さん…?」
美琴は永夢を見る。すると美琴の瞳が赤く光り、身体から薄紫色の粒子が溢れ出す。それは次第に人の形を作っていった。
粒子が集まって現れた姿は白色の着物を着た紫髪の女性。
『…っ……ツバキ?』
ツ「私の名はツバキ。美琴に感染している〝なでしこウォーリア〟のバグスターだ」
暫くして、美琴はCRの病室で目を覚ます。起き上がり辺りを見渡してみればそこには大我とそして永夢、飛彩、明日那、ニコが揃っていた。
『大我……私…』
大「だから言ったんだ!二度とそいつを使うなって!」
『でもこうでもしなきゃ私は美怜を救えなかった!』
大「だとしてもだ!何の為に俺がいると思ってやがる!?」
『大我だってあの日、私に何も言わなかったじゃない!私はただ、大我に消えて欲しくないだけなのにっ……』
大「……っ」
突如巻き起こった美琴と大我の言い合いに他の面々は戸惑う。
一瞬の静寂がその場を支配した時、急に美琴の纏う空気が変わる。
『大我は美琴が何の為に戦ってるのか…知ってるでしょう?』
大「……ツバキか」
『大我、美琴のストレスは大我が消えてしまう事だ。くれぐれも美琴にストレスがかかるような事はしないでくれ。私はまだ完全な良性というわけではない。いつ私の中の悪性ウイルスが暴走するか分からないんだから』
大「………分かってる」
永「美琴…さん…?」
美琴は永夢を見る。すると美琴の瞳が赤く光り、身体から薄紫色の粒子が溢れ出す。それは次第に人の形を作っていった。
粒子が集まって現れた姿は白色の着物を着た紫髪の女性。
『…っ……ツバキ?』
ツ「私の名はツバキ。美琴に感染している〝なでしこウォーリア〟のバグスターだ」