逆風からのtake off!
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もう1つのガシャット
遊園地から病院までの帰る道のりで美琴は大我に告げた。
『大我、今度は私の番。あの時、ゲンムはガシャットをもう1つ持っていた。きっとあれは私のガシャットを改良したもの…。それなら私はあれを頂く』
大「お前は変身できねえんだぞ。どうやって奪うつもりだ」
『方法なら…あの時の──…5年前の苦しみをもう一度味わえばいいだけ』
立ち止まってそう言い放った美琴に大我も立ち止まり美琴に詰め寄る。
大「お前、プロトガシャットを使う気か?
よせ、消滅するかもしれねえんだぞ!…あいつみてえに!」
『大我、私だって戦える!絶対に大我と同じ力を物にする!
安心して。姉さんを取り戻すまでは死ぬ気なんてないから』
もう決意を固めた様子の美琴の真っ直ぐな瞳に大我は眉根を寄せ、その美琴の視線から逃れるように目を逸らした。
『(私が…私だけが大我の力になれればそれでいい…)』
美琴の思考に呼応するように彼女の手にノイズが走ったのを美琴から目を逸らしてしまった大我も美琴自身でさえも気づいてはいなかった。
遊園地から病院までの帰る道のりで美琴は大我に告げた。
『大我、今度は私の番。あの時、ゲンムはガシャットをもう1つ持っていた。きっとあれは私のガシャットを改良したもの…。それなら私はあれを頂く』
大「お前は変身できねえんだぞ。どうやって奪うつもりだ」
『方法なら…あの時の──…5年前の苦しみをもう一度味わえばいいだけ』
立ち止まってそう言い放った美琴に大我も立ち止まり美琴に詰め寄る。
大「お前、プロトガシャットを使う気か?
よせ、消滅するかもしれねえんだぞ!…あいつみてえに!」
『大我、私だって戦える!絶対に大我と同じ力を物にする!
安心して。姉さんを取り戻すまでは死ぬ気なんてないから』
もう決意を固めた様子の美琴の真っ直ぐな瞳に大我は眉根を寄せ、その美琴の視線から逃れるように目を逸らした。
『(私が…私だけが大我の力になれればそれでいい…)』
美琴の思考に呼応するように彼女の手にノイズが走ったのを美琴から目を逸らしてしまった大我も美琴自身でさえも気づいてはいなかった。