越境捜査
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状況整理
それから特捜班のメンバー全員は1度警視庁に戻り、それぞれの収集した情報を開示していった。
村「何より片山は我々を見るなり逃げ出したんですよ。逃走したんだよなぁ?本格的にこっちの線で追うべきでしょう」
青「ちょっと待ってよ。こっちはこっちで被疑者がいるんだよ」
矢「第3の事件とも繋がり始めてるんですよ」
青「これは連続殺人事件なんだよ!」
村「いや、分かってますよ」
青「他の事件との繋がりはどうなんだよ?」
青柳と村瀬のいつもの言い合いが始まってしまう。そんな様子をにこやかに浅輪は眺め、新藤は不安そうに、朱璃は若干呆れた様な目をして見ている。
新「特捜班バラバラですけど大丈夫ですか?」
新藤はマザー餃子のチップスを片手に浅輪に問いかける。
浅「大丈夫だよ。この人達いつもこんな感じじゃない」
新「そうでしたっけ…」
『細かいことは気にしなくていいんじゃない?面倒なだけだし』
新「やっぱり一ノ瀬はサッパリしてるわ…」
ひと悶着あったものの翌日には、今度は浅輪と新藤と朱璃が第2の事件、青柳と矢沢が第3の事件、村瀬と小宮山が第1の事件の捜査に出る。
浅輪達は第2の事件の現場「ビビッド企画」を訪れる。3人は社員に話を聞く。
事件の話を聞くというのに新藤はダンスを眺めていた為、浅輪が正すという余談もあったが、新藤はしっかりと社員の話をメモする。
社員「その人なら…確かその日、湯川社長に会いたいって」
新「やっぱ来たんですか?!」
社員「湯川は留守だったんで、帰ってはもらったんですが…」
新「第2の事件との繋がりも見えてきましたね…」
新藤は浅輪を見てそう言い、それに浅輪も頷いた。
一同はそれぞれの担当事件と他の事件との繋がりを捜査したが3つの事件のうちどの事件も1件は無関係という結果だった。
浅「ここに来て第3の事件アリバイ成立かぁ…」
新「銀行の防犯カメラにもバッチリ映ってましたもんねぇ…」
『はぁ…ちょっと悔しいかも…』
矢「こっちも第1の事件との繋がりは見えてきませんね…」
青「そっちはどうなのよ…!」
小「ダメね…」
村「さすがに片山とイベント会社の社長じゃ、接点が無さすぎるな…」
皆は中央のテーブルに集まる。
浅「どの被疑者も1件は黒、1件はグレー、最後の1件は証明できず…」
小「あとちょっとなのにぃ…」
青「あとちょっとって、みんな被疑者違うのよ?」
村「よし分かった。もっとロジカルに行こう」
青「でたよ、ロジカル先輩…」
村「青柳さんの線は無理があるとして」
青「なんでだよ!」
そこで再び青柳と村瀬の言い合いが始まりそうなところを浅輪が宥める。
青「こうなりゃ自供でケリつけるしかないんじゃないか?」
村「ああ、それは賛成ですね。最後の1件が証明できないんだったら、被疑者を落として確かめればいいんだよな?」
浅輪が村瀬の問いに悩んだ素振りを見せた時、小宮山の携帯が着信を知らせる。小宮山はその電話に応答する。
小「片山戻ってきたって」
村「丁度いい、行こう」
村瀬と小宮山の2人を皮切りに青柳と矢沢も第2の事件の被疑者の元に向かう。残った浅輪と新藤と朱璃の3人はそれを見送る。
新「…ほんとに大丈夫ですか?特捜班…!」
浅「……多分」
『え……』
さすがにここまで来ると浅輪も自信がなくなったのか、答えは曖昧だった。浅輪の答えに唖然とした新藤と朱璃だが、浅輪は「俺達も行こう」と新藤と朱璃の背を押し、特捜班を後にした。
それから特捜班のメンバー全員は1度警視庁に戻り、それぞれの収集した情報を開示していった。
村「何より片山は我々を見るなり逃げ出したんですよ。逃走したんだよなぁ?本格的にこっちの線で追うべきでしょう」
青「ちょっと待ってよ。こっちはこっちで被疑者がいるんだよ」
矢「第3の事件とも繋がり始めてるんですよ」
青「これは連続殺人事件なんだよ!」
村「いや、分かってますよ」
青「他の事件との繋がりはどうなんだよ?」
青柳と村瀬のいつもの言い合いが始まってしまう。そんな様子をにこやかに浅輪は眺め、新藤は不安そうに、朱璃は若干呆れた様な目をして見ている。
新「特捜班バラバラですけど大丈夫ですか?」
新藤はマザー餃子のチップスを片手に浅輪に問いかける。
浅「大丈夫だよ。この人達いつもこんな感じじゃない」
新「そうでしたっけ…」
『細かいことは気にしなくていいんじゃない?面倒なだけだし』
新「やっぱり一ノ瀬はサッパリしてるわ…」
ひと悶着あったものの翌日には、今度は浅輪と新藤と朱璃が第2の事件、青柳と矢沢が第3の事件、村瀬と小宮山が第1の事件の捜査に出る。
浅輪達は第2の事件の現場「ビビッド企画」を訪れる。3人は社員に話を聞く。
事件の話を聞くというのに新藤はダンスを眺めていた為、浅輪が正すという余談もあったが、新藤はしっかりと社員の話をメモする。
社員「その人なら…確かその日、湯川社長に会いたいって」
新「やっぱ来たんですか?!」
社員「湯川は留守だったんで、帰ってはもらったんですが…」
新「第2の事件との繋がりも見えてきましたね…」
新藤は浅輪を見てそう言い、それに浅輪も頷いた。
一同はそれぞれの担当事件と他の事件との繋がりを捜査したが3つの事件のうちどの事件も1件は無関係という結果だった。
浅「ここに来て第3の事件アリバイ成立かぁ…」
新「銀行の防犯カメラにもバッチリ映ってましたもんねぇ…」
『はぁ…ちょっと悔しいかも…』
矢「こっちも第1の事件との繋がりは見えてきませんね…」
青「そっちはどうなのよ…!」
小「ダメね…」
村「さすがに片山とイベント会社の社長じゃ、接点が無さすぎるな…」
皆は中央のテーブルに集まる。
浅「どの被疑者も1件は黒、1件はグレー、最後の1件は証明できず…」
小「あとちょっとなのにぃ…」
青「あとちょっとって、みんな被疑者違うのよ?」
村「よし分かった。もっとロジカルに行こう」
青「でたよ、ロジカル先輩…」
村「青柳さんの線は無理があるとして」
青「なんでだよ!」
そこで再び青柳と村瀬の言い合いが始まりそうなところを浅輪が宥める。
青「こうなりゃ自供でケリつけるしかないんじゃないか?」
村「ああ、それは賛成ですね。最後の1件が証明できないんだったら、被疑者を落として確かめればいいんだよな?」
浅輪が村瀬の問いに悩んだ素振りを見せた時、小宮山の携帯が着信を知らせる。小宮山はその電話に応答する。
小「片山戻ってきたって」
村「丁度いい、行こう」
村瀬と小宮山の2人を皮切りに青柳と矢沢も第2の事件の被疑者の元に向かう。残った浅輪と新藤と朱璃の3人はそれを見送る。
新「…ほんとに大丈夫ですか?特捜班…!」
浅「……多分」
『え……』
さすがにここまで来ると浅輪も自信がなくなったのか、答えは曖昧だった。浅輪の答えに唖然とした新藤と朱璃だが、浅輪は「俺達も行こう」と新藤と朱璃の背を押し、特捜班を後にした。