ユウビ百年祭
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復元
ナセ「なっ!」
ラ「アンタをぶっ飛ばすなんざ、後で十分だ!」
ビ「最初から鏡を狙っていたのか…!!」
エバ「…でも」
ナセ「忘れたか。夕断鏡はあらゆる攻撃を反射する…!!」
夕断鏡に術式の様な文字が浮かび上がる。しかし、ラクサスは雷を放ち続ける。すると、鏡の表面にピシッとヒビが入る。
ナセ「!!」
ラ「反射できるもんならしてみろよ!」
ラクサスの放った雷で夕断鏡はボゴォという音を立てて破壊する。
ナセ「……!!バカな…」
フ「(やはり、攻撃を受けた時に表れる模様…。あれが反射魔法の根源だったのか…!!偶然か狙ったかは分からないが…)
流石ラクサス!」
『(あのナセルとかいう男の言動…。……どこか気になるのよね…)
ひとまずは破壊成功ね』
ラ「これで依頼の半分だ。次はアンタの番だぜ、オッサン」
ナセ「………
まさか、鏡を壊せる者が現れようとはな…」
ナセルは着ていた服の上着をはだけさせる。
ラ「?」
ナセルがはだけさせた下のから服の上にだが、何かの模様が浮かび上がる。すると、破壊されたはずの鏡の破片が浮かび、次第に鏡が元の形へと戻っていく。
ラ「なっ!」
ビ「ウソだろ!?鏡が復元していく!!」
ナセ「前言を撤回しよう。君を帰すわけにはいかなくなった。
夕断鏡の脅威となる者は排除する」
ラクサスとナセルは再び激しい戦闘を始めた。
ナセルの拳とラクサスの雷を纏った拳がぶつかり合い、強い衝撃が周囲を襲う。
フ「ラクサス!くそ…!!」
ビ「衝撃がでかくて村人の避難で手一杯だ」
フ「……」
エバ「ラクサスと張り合ったり、壊した鏡直したり…
あのナセルって奴の力…一体何なの!?」
ヴ「あれは夕断の一族に伝わる秘術です!」
ビ「秘術?」
ヴ「実際に扱うのを見たのは初めてですが…古文書 にその存在が記されていました。
肉体に一族の古代文字を描くことで、人知を超える力を得られると…!!」
ナセ「我々の秘術は戦う相手が強い程、肉体に宿るパワーが増す。つまり、君の強さを私の肉体に上乗せすることができる。そしてこの秘術には鏡を復元する力も備わっている。
君は強い。だが故に私には勝てない」
ラ「急にベラベラと余裕じゃねーか」
ナセ「冥土の土産は多い方が良いだろう?
もうじき日没だ」
ナセルの言葉通り、夕日はすぐそこまで迫っていた。村から見る夕日は普段の倍にも大きく見えた。
ビ「でか!朱 !!」
フ「ああ。土地か気候か、ここら一体のエーテルナノの影響もあるかもしれん…」
『確かに、あの夕日から特殊な魔力を感じる…!!』
フ「あれが祭りの要、百年に一度の黄昏……!!」
エバーグリーンはヴァイセに詰め寄る。
エバ「今照らされてる状態じゃダメなわけ?」
ヴ「はいっ
最も高い魔力の時間帯があるんです。夕断鏡はそれを遮る場所に位置しています。恐らく、あと5分もないでしょう…。それまでに鏡を壊せなかったらこの村は…」
ヴァイセはその表情を暗くした。
一方、戦闘しているラクサスとナセル。ラクサスの拳は躱され、ナセルの拳はラクサスの頬に入る。
ナセ「動きが鈍くなってきたな。このままくたばるといい!」
ナセルが再びラクサスに拳を打とうとした時、ラクサスがフリードの名を叫んだ。
ラ「フリード!」
フ「レイナの協力を得て、今書き終えたところだ!」
フリードとその隣のレイナの足元が光を放つ。
フ「『術式魔法発動!!!』」
ナセ「!!?」
フ「ルールは、この術式の中で戦闘を行った者を村の外へとふき飛ばす!」
フリードがレイナと共に書いた術式によって、円形に書かれた術式の中で戦闘を行ったラクサスとナセルは上空へふき飛んだ。
ナセ「なっ!」
ラ「アンタをぶっ飛ばすなんざ、後で十分だ!」
ビ「最初から鏡を狙っていたのか…!!」
エバ「…でも」
ナセ「忘れたか。夕断鏡はあらゆる攻撃を反射する…!!」
夕断鏡に術式の様な文字が浮かび上がる。しかし、ラクサスは雷を放ち続ける。すると、鏡の表面にピシッとヒビが入る。
ナセ「!!」
ラ「反射できるもんならしてみろよ!」
ラクサスの放った雷で夕断鏡はボゴォという音を立てて破壊する。
ナセ「……!!バカな…」
フ「(やはり、攻撃を受けた時に表れる模様…。あれが反射魔法の根源だったのか…!!偶然か狙ったかは分からないが…)
流石ラクサス!」
『(あのナセルとかいう男の言動…。……どこか気になるのよね…)
ひとまずは破壊成功ね』
ラ「これで依頼の半分だ。次はアンタの番だぜ、オッサン」
ナセ「………
まさか、鏡を壊せる者が現れようとはな…」
ナセルは着ていた服の上着をはだけさせる。
ラ「?」
ナセルがはだけさせた下のから服の上にだが、何かの模様が浮かび上がる。すると、破壊されたはずの鏡の破片が浮かび、次第に鏡が元の形へと戻っていく。
ラ「なっ!」
ビ「ウソだろ!?鏡が復元していく!!」
ナセ「前言を撤回しよう。君を帰すわけにはいかなくなった。
夕断鏡の脅威となる者は排除する」
ラクサスとナセルは再び激しい戦闘を始めた。
ナセルの拳とラクサスの雷を纏った拳がぶつかり合い、強い衝撃が周囲を襲う。
フ「ラクサス!くそ…!!」
ビ「衝撃がでかくて村人の避難で手一杯だ」
フ「……」
エバ「ラクサスと張り合ったり、壊した鏡直したり…
あのナセルって奴の力…一体何なの!?」
ヴ「あれは夕断の一族に伝わる秘術です!」
ビ「秘術?」
ヴ「実際に扱うのを見たのは初めてですが…
肉体に一族の古代文字を描くことで、人知を超える力を得られると…!!」
ナセ「我々の秘術は戦う相手が強い程、肉体に宿るパワーが増す。つまり、君の強さを私の肉体に上乗せすることができる。そしてこの秘術には鏡を復元する力も備わっている。
君は強い。だが故に私には勝てない」
ラ「急にベラベラと余裕じゃねーか」
ナセ「冥土の土産は多い方が良いだろう?
もうじき日没だ」
ナセルの言葉通り、夕日はすぐそこまで迫っていた。村から見る夕日は普段の倍にも大きく見えた。
ビ「でか!
フ「ああ。土地か気候か、ここら一体のエーテルナノの影響もあるかもしれん…」
『確かに、あの夕日から特殊な魔力を感じる…!!』
フ「あれが祭りの要、百年に一度の黄昏……!!」
エバーグリーンはヴァイセに詰め寄る。
エバ「今照らされてる状態じゃダメなわけ?」
ヴ「はいっ
最も高い魔力の時間帯があるんです。夕断鏡はそれを遮る場所に位置しています。恐らく、あと5分もないでしょう…。それまでに鏡を壊せなかったらこの村は…」
ヴァイセはその表情を暗くした。
一方、戦闘しているラクサスとナセル。ラクサスの拳は躱され、ナセルの拳はラクサスの頬に入る。
ナセ「動きが鈍くなってきたな。このままくたばるといい!」
ナセルが再びラクサスに拳を打とうとした時、ラクサスがフリードの名を叫んだ。
ラ「フリード!」
フ「レイナの協力を得て、今書き終えたところだ!」
フリードとその隣のレイナの足元が光を放つ。
フ「『術式魔法発動!!!』」
ナセ「!!?」
フ「ルールは、この術式の中で戦闘を行った者を村の外へとふき飛ばす!」
フリードがレイナと共に書いた術式によって、円形に書かれた術式の中で戦闘を行ったラクサスとナセルは上空へふき飛んだ。