雷神衆と共に
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青い天馬へ
ギルド解散後、レイナはマグノリアの河川敷に座り込み顔を伏せていた。その傍では相棒のカリンがレイナの事を心配そうに見つめていた。
カリ「レイナ……」
『……………』
そんな2人に1つの影が差す。カリンがそれに顔を上げる。
カリ「フリード…!」
『……!』
カリンの発した名にレイナは反応し、顔を上げる。そこにはフリードが居り、彼の後方にはラクサスやエバーグリーン、ビックスローも居た。
『…フリード…私はどうすればいい?私は物心ついた頃には既に妖精の尻尾 にいた…。突然解散だなんて……どうすればいいか、分からない……!』
カリ「……」
フ「ならば、俺達雷神衆と共に来るか?」
『え…』
フリードの言葉にレイナは彼の後方に居たラクサス達を見る。彼らは頬笑みを浮かべていた。
『フリード…私達もついて行っていいのか…?』
フ「もちろんだ。家族 だろう?」
『うん…ありがとう』
フリードに礼を言ったレイナの表情は涙を浮かべながらも頬笑みを浮かべていた。
そして、X791年。レイナとカリン、そしてラクサスと雷神衆は青い天馬にいた。
一「さあ!青い天馬での初仕事だ!ラクサス君!!」
ラクサスはスーツを纏い、ソファに腕を組み座っている。
一「心の準備はできてるかい?」
ラ「………………おう」
何故レイナ達とラクサス達が青い天馬にいるのか。それは、数日前の事──
一「あなたの為の一夜でぇす」
「一夜さん」
一「あの雷神衆と妖精女王 達が我等のギルドに加入したいと聞いて……。何故 ?」
ラ「噂は聞いてるだろ。妖精の尻尾が解散した。
魔導士として仕事をするにはギルドに入ってる方が都合が良いからな。それだけだ」
レン「なんだと!」
一「待ちたまえ!」
レン「一夜さん!」
一「さすがはラクサス君と言ったところか…
数あるギルドの中から青い天馬を選ぶ審美眼!ナイス☆センス☆な香り !!!
ようこそ、青い天馬へ」
無駄にキラキラとさせながら、一夜はそう言ってラクサス達を迎え入れた。
「一夜さんカッケェ!!」
「懐が広いぜ!!」
ビ「おもしれぇな、コイツ等」
一夜の行動に青い天馬の男性陣達は騒ぎ、それを見たビックスローは面白がった。
エバ「いいの?マスターに相談なしに」
『それもそうね。何か言われたりしないのかしら』
一「ノープロブレム!私から話を通しておくさ。君達こそ大丈夫かい?」
ラ「!」
一「ギルドが違えば仕事の質も違うだろう。どの依頼 も一筋縄ではいかないぞ」
ラ「望むところだ」
現在に戻り、ラクサスは両側に女性達が座り黄色い歓声を浴びている。
ラ「おいコラ、天馬
これのどこが仕事だ」
一「何を!
ウチのメェーン依頼 だが?」
ラクサスは一夜に文句を垂れるが、ホストの仕事も天馬の仕事の1つなのである。
ヒ「青い天馬じゃ、コレ も強さの内さ」
イ「でも、ラクサスさんすごいね」
イヴがラクサスを賞賛したのは、ラクサスの人気。
女1「ラクサス様〜、好みのタイプは?」
ラ「ウゼェ」
女2「ボトル入れていい?」
ラ「勝手にしろ」
女達「ステキ──♡」
それらの光景を見ていたヒビキとレン。
ヒ「突き放しているのに大盛り上がり!」
レン「センスだな」
ラ「いるか!こんなセンス!!」
そして、スーツ姿(エバーグリーンはドレス姿)の雷神衆と普段通りにスリット入りチャイナドレス姿のレイナ、カリン(人型)も──
エバ「さすがラクサス♡」
ビ「どのギルドでもエースだぜ」
フ「そこの女!!お触りは厳禁だ!!」
『ラクサスには誰も適わないんじゃない?』
カリ「ラクサスだもんね〜」
ラ「(おまえ等もかよ)」
ラクサスは雷神衆、レイナ、カリンに胸中でツッコミを入れた。
ヒ「そうだビックスロー君、カクテルの作り方はもう覚えたかい?」
ビ「おう、ばっちりだぜ」
ジェニ「ちょっとエバ、さぼってるんじゃないわよ!」
エバ「さぼってないわよ!!」
ラ「………」
ラクサスはどこか青い天馬に馴染んでいる様子の彼らを見て呆気に取られる。
ラクサスは不意に雷を放ち、ギルドの出入口に向かう。
女「きゃっ」
フ「ラクサス?」
『どこ行くの?』
ラ「オレのノルマは終わってるからな。修行してくる」
フ「お…おい!」
ラクサスはギルドを出ていく。
女「つれないところもステキ〜♡」
ヒ「(よろこんでる…)」
ラクサスが出ていく背中に向けて黄色い歓声を送る女性客達に、ヒビキは苦笑する。
そして、ギルドを出ていくラクサスの背を雷神衆とレイナ、カリンは不思議そうに見つめた。
ギルド解散後、レイナはマグノリアの河川敷に座り込み顔を伏せていた。その傍では相棒のカリンがレイナの事を心配そうに見つめていた。
カリ「レイナ……」
『……………』
そんな2人に1つの影が差す。カリンがそれに顔を上げる。
カリ「フリード…!」
『……!』
カリンの発した名にレイナは反応し、顔を上げる。そこにはフリードが居り、彼の後方にはラクサスやエバーグリーン、ビックスローも居た。
『…フリード…私はどうすればいい?私は物心ついた頃には既に
カリ「……」
フ「ならば、俺達雷神衆と共に来るか?」
『え…』
フリードの言葉にレイナは彼の後方に居たラクサス達を見る。彼らは頬笑みを浮かべていた。
『フリード…私達もついて行っていいのか…?』
フ「もちろんだ。
『うん…ありがとう』
フリードに礼を言ったレイナの表情は涙を浮かべながらも頬笑みを浮かべていた。
そして、X791年。レイナとカリン、そしてラクサスと雷神衆は青い天馬にいた。
一「さあ!青い天馬での初仕事だ!ラクサス君!!」
ラクサスはスーツを纏い、ソファに腕を組み座っている。
一「心の準備はできてるかい?」
ラ「………………おう」
何故レイナ達とラクサス達が青い天馬にいるのか。それは、数日前の事──
一「あなたの為の一夜でぇす」
「一夜さん」
一「あの雷神衆と
ラ「噂は聞いてるだろ。妖精の尻尾が解散した。
魔導士として仕事をするにはギルドに入ってる方が都合が良いからな。それだけだ」
レン「なんだと!」
一「待ちたまえ!」
レン「一夜さん!」
一「さすがはラクサス君と言ったところか…
数あるギルドの中から青い天馬を選ぶ審美眼!ナイス☆センス☆な
ようこそ、青い天馬へ」
無駄にキラキラとさせながら、一夜はそう言ってラクサス達を迎え入れた。
「一夜さんカッケェ!!」
「懐が広いぜ!!」
ビ「おもしれぇな、コイツ等」
一夜の行動に青い天馬の男性陣達は騒ぎ、それを見たビックスローは面白がった。
エバ「いいの?マスターに相談なしに」
『それもそうね。何か言われたりしないのかしら』
一「ノープロブレム!私から話を通しておくさ。君達こそ大丈夫かい?」
ラ「!」
一「ギルドが違えば仕事の質も違うだろう。どの
ラ「望むところだ」
現在に戻り、ラクサスは両側に女性達が座り黄色い歓声を浴びている。
ラ「おいコラ、天馬
これのどこが仕事だ」
一「何を!
ウチのメェーン
ラクサスは一夜に文句を垂れるが、ホストの仕事も天馬の仕事の1つなのである。
ヒ「青い天馬じゃ、
イ「でも、ラクサスさんすごいね」
イヴがラクサスを賞賛したのは、ラクサスの人気。
女1「ラクサス様〜、好みのタイプは?」
ラ「ウゼェ」
女2「ボトル入れていい?」
ラ「勝手にしろ」
女達「ステキ──♡」
それらの光景を見ていたヒビキとレン。
ヒ「突き放しているのに大盛り上がり!」
レン「センスだな」
ラ「いるか!こんなセンス!!」
そして、スーツ姿(エバーグリーンはドレス姿)の雷神衆と普段通りにスリット入りチャイナドレス姿のレイナ、カリン(人型)も──
エバ「さすがラクサス♡」
ビ「どのギルドでもエースだぜ」
フ「そこの女!!お触りは厳禁だ!!」
『ラクサスには誰も適わないんじゃない?』
カリ「ラクサスだもんね〜」
ラ「(おまえ等もかよ)」
ラクサスは雷神衆、レイナ、カリンに胸中でツッコミを入れた。
ヒ「そうだビックスロー君、カクテルの作り方はもう覚えたかい?」
ビ「おう、ばっちりだぜ」
ジェニ「ちょっとエバ、さぼってるんじゃないわよ!」
エバ「さぼってないわよ!!」
ラ「………」
ラクサスはどこか青い天馬に馴染んでいる様子の彼らを見て呆気に取られる。
ラクサスは不意に雷を放ち、ギルドの出入口に向かう。
女「きゃっ」
フ「ラクサス?」
『どこ行くの?』
ラ「オレのノルマは終わってるからな。修行してくる」
フ「お…おい!」
ラクサスはギルドを出ていく。
女「つれないところもステキ〜♡」
ヒ「(よろこんでる…)」
ラクサスが出ていく背中に向けて黄色い歓声を送る女性客達に、ヒビキは苦笑する。
そして、ギルドを出ていくラクサスの背を雷神衆とレイナ、カリンは不思議そうに見つめた。