冥府の門(タルタロス)
name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
新たな情報
ナツ、ハッピー、ルーシィ、ウェンディ、シャルルが訪れたミケロの家を九鬼門・ジャッカルに強襲され、ナツとの激しい戦闘を繰り広げるも何とか最後には勝利した。しかし、グレイ、ジュビアが訪れた家は既に強襲された後。ガジル、リリー、レビィ、ジェット、ドロイが訪れた家も手遅れ、エルフマン、リサーナが訪れた家も手遅れで、ナツ達以外は間に合う事ができなかった。
しかし、ナツ達がミケロを助けた事で冥府の門の目的が判明した。
『(白き遺産〝フェイス〟…大陸中の魔力を消滅させるなんて……それが発動してしまえばそれこそ恐ろしい事になってしまうわ…。もし魔法が使えなくなったら、きっと悪魔を滅する事も…できなくなる)』
それから暫くして、クロフォードの家に向かっていたエルザ、ミラが冥府の門に囚われてしまい、ナツはハッピーと共に冥府の門の根城にエルザ、ミラの救出に向かってしまう。しかし、結局ナツはシルバーという冥府の門の1人に捕まってしまい、そこにはリサーナも捕まっていたのだった。
─────────────────────────
一同はギルドに戻った。
シ「ごめんなさい。元議長の家まで行ったんだけど」
ル「エルザもミラさんも、ナツもハッピーもいなかった。家はめちゃめちゃに破壊されてたわ」
ウ「私の鼻じゃ、跡を追うまではできなくて……」
そう言ったウェンディは落ち込んで俯いてしまう。
グ「何が起きてるんだ?」
ジ「全員、無事だといいのですが」
レ「冥府の門の場所がわかれば、反撃できるのに」
リ「ガジル……。おまえが元議長の家まで行って〝匂い〟で捜索できないのか?」
ガジルはウェンディの頭に手を置く。
ガ「このガキにできなかったんならオレにも無理だ」
ウ「すみません」
ガ「人の匂いってのはそれほど長時間は残留しねえ」
『ウェンディが追えなくてナツに追えたって事は、ナツが向かった時にはまださほど時間が経っていなかったのよ』
マ「ウムゥ…」
マカロフはどこか考え込んでいる。
カ「まったく連絡のないエルフマンとリサーナも心配だね」
ジェット「他の元評議員の所に行った奴等は?」
ドロイ「動きがないそうだ」
マ「冥府の門
なんとかして本拠地の情報を得られぬものか」
その時、ギルドないに声が響く。
「見つけた──…」
皆が声のした上の方を見上げると翼を使用して飛んできたハッピーが目を回しながらフラフラと落ちてきていた。
ハ「オイラ、本拠地見つけたよ……」
ル「ハッピー!!!!」
フラフラと落ちてきたハッピーは遂に翼が解け、落下する。
ハ「あぎゅ!うみゅ…」
床にぶつかったハッピーはその勢いのまま転がって止まるとハッと起き上がる。
ハ「エルザとミラが捕まっちゃって…………!元議長が裏切り者で……!ナツまで……!オイラ……!」
勢いで全てを言ったハッピーの両頬をシャルルが掴む。
シ「落ち着きなさい」
ハ「あい…」
そして、ハッピーにより妖精の尻尾のメンバー達に現状が報された。
マ「信じられん…。元議長が冥府の門に寝返ったとは…」
ドロイ「エルザとミラが捕まるなんて……!!」
ジェット「くそっ」
『ミラが捕まった理由は分からないけど、エルザの方はおそらくジェラール関係でしょうね。彼も名前を変えていたとはいえ、元評議員だから』
ハ「それと…」
グ「?」
言いよどみながらチラッとグレイの方を見るハッピー。
シル「汚らわしい名前を出すなよ」
ハ「な……なんでもない!!ナツも捕まってる。助けたかったけど……オイラ1人じゃ……って思って、オイラ……ゴメン……」
そう言いながら涙を流すハッピーにリリーとカリンが近寄る。
リ「ハッピー、今は自分を責めるな」
カリ「そうよ。アジトの情報を教えて」
ハ「あい…。
あいつらのアジトは移動してるんだ。変な四角い島みたいな…」
マ「移動じゃと!?」
カ「それじゃ、正確な位置はわからないの?」
ハッピーからの情報に皆が驚愕する。
レ「ハッピー、だいたいの場所と向かってる方向、わかる?」
ハ「オイラ……向こうから来て……あっちに動いてて…」
ハッピーの説明は手振り身振りと「向こう、あっち」で表現されたもので、その説明の仕方にリリーとカリンは唖然とした。
ハ「あ、そうだ!ボスコがどうとか言ってたっけ」
リ・カリ「ボスコ?」
マ「…という事は、国境の辺りか…!」
レ「きっとなんとかなるわ!まかせて!!!!私が敵の進行経路を計算する!!!!必ず場所をつきとめてやるから!!!!」
「「おおっ!!!」」
レビィの言葉に皆が湧き上がった。
レ「ハッピー、見えた景色とか太陽の方向とか、なるべく正確に思い出して」
ハ「う、うん…」
マ「他の者は出撃準備じゃ!!!」
「「おお!!!!」」
ナツ、ハッピー、ルーシィ、ウェンディ、シャルルが訪れたミケロの家を九鬼門・ジャッカルに強襲され、ナツとの激しい戦闘を繰り広げるも何とか最後には勝利した。しかし、グレイ、ジュビアが訪れた家は既に強襲された後。ガジル、リリー、レビィ、ジェット、ドロイが訪れた家も手遅れ、エルフマン、リサーナが訪れた家も手遅れで、ナツ達以外は間に合う事ができなかった。
しかし、ナツ達がミケロを助けた事で冥府の門の目的が判明した。
『(白き遺産〝フェイス〟…大陸中の魔力を消滅させるなんて……それが発動してしまえばそれこそ恐ろしい事になってしまうわ…。もし魔法が使えなくなったら、きっと悪魔を滅する事も…できなくなる)』
それから暫くして、クロフォードの家に向かっていたエルザ、ミラが冥府の門に囚われてしまい、ナツはハッピーと共に冥府の門の根城にエルザ、ミラの救出に向かってしまう。しかし、結局ナツはシルバーという冥府の門の1人に捕まってしまい、そこにはリサーナも捕まっていたのだった。
─────────────────────────
一同はギルドに戻った。
シ「ごめんなさい。元議長の家まで行ったんだけど」
ル「エルザもミラさんも、ナツもハッピーもいなかった。家はめちゃめちゃに破壊されてたわ」
ウ「私の鼻じゃ、跡を追うまではできなくて……」
そう言ったウェンディは落ち込んで俯いてしまう。
グ「何が起きてるんだ?」
ジ「全員、無事だといいのですが」
レ「冥府の門の場所がわかれば、反撃できるのに」
リ「ガジル……。おまえが元議長の家まで行って〝匂い〟で捜索できないのか?」
ガジルはウェンディの頭に手を置く。
ガ「このガキにできなかったんならオレにも無理だ」
ウ「すみません」
ガ「人の匂いってのはそれほど長時間は残留しねえ」
『ウェンディが追えなくてナツに追えたって事は、ナツが向かった時にはまださほど時間が経っていなかったのよ』
マ「ウムゥ…」
マカロフはどこか考え込んでいる。
カ「まったく連絡のないエルフマンとリサーナも心配だね」
ジェット「他の元評議員の所に行った奴等は?」
ドロイ「動きがないそうだ」
マ「冥府の門
なんとかして本拠地の情報を得られぬものか」
その時、ギルドないに声が響く。
「見つけた──…」
皆が声のした上の方を見上げると翼を使用して飛んできたハッピーが目を回しながらフラフラと落ちてきていた。
ハ「オイラ、本拠地見つけたよ……」
ル「ハッピー!!!!」
フラフラと落ちてきたハッピーは遂に翼が解け、落下する。
ハ「あぎゅ!うみゅ…」
床にぶつかったハッピーはその勢いのまま転がって止まるとハッと起き上がる。
ハ「エルザとミラが捕まっちゃって…………!元議長が裏切り者で……!ナツまで……!オイラ……!」
勢いで全てを言ったハッピーの両頬をシャルルが掴む。
シ「落ち着きなさい」
ハ「あい…」
そして、ハッピーにより妖精の尻尾のメンバー達に現状が報された。
マ「信じられん…。元議長が冥府の門に寝返ったとは…」
ドロイ「エルザとミラが捕まるなんて……!!」
ジェット「くそっ」
『ミラが捕まった理由は分からないけど、エルザの方はおそらくジェラール関係でしょうね。彼も名前を変えていたとはいえ、元評議員だから』
ハ「それと…」
グ「?」
言いよどみながらチラッとグレイの方を見るハッピー。
シル「汚らわしい名前を出すなよ」
ハ「な……なんでもない!!ナツも捕まってる。助けたかったけど……オイラ1人じゃ……って思って、オイラ……ゴメン……」
そう言いながら涙を流すハッピーにリリーとカリンが近寄る。
リ「ハッピー、今は自分を責めるな」
カリ「そうよ。アジトの情報を教えて」
ハ「あい…。
あいつらのアジトは移動してるんだ。変な四角い島みたいな…」
マ「移動じゃと!?」
カ「それじゃ、正確な位置はわからないの?」
ハッピーからの情報に皆が驚愕する。
レ「ハッピー、だいたいの場所と向かってる方向、わかる?」
ハ「オイラ……向こうから来て……あっちに動いてて…」
ハッピーの説明は手振り身振りと「向こう、あっち」で表現されたもので、その説明の仕方にリリーとカリンは唖然とした。
ハ「あ、そうだ!ボスコがどうとか言ってたっけ」
リ・カリ「ボスコ?」
マ「…という事は、国境の辺りか…!」
レ「きっとなんとかなるわ!まかせて!!!!私が敵の進行経路を計算する!!!!必ず場所をつきとめてやるから!!!!」
「「おおっ!!!」」
レビィの言葉に皆が湧き上がった。
レ「ハッピー、見えた景色とか太陽の方向とか、なるべく正確に思い出して」
ハ「う、うん…」
マ「他の者は出撃準備じゃ!!!」
「「おお!!!!」」