未来からの来訪者
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赤い月
ル2「街には大魔闘演武を撮影してる魔水晶 がそこら中に配置されてる。地下を通ってジェラールたちと合流してほしいの」
ナ「ジェラール?」
ル2「彼には全部話してある。今……対策を練ってるハズだから」
ル「対策を練るって………」
ナ「?」
ル2「ごめんね。あたしは未来から〝対策〟を持ってきた訳じゃない。あの事態をどうすれば回避できるのかわからないの」
アル「(やはり……。おまえが姫にエクリプス2 を助言したハズ。それと〝4日〟に来たというのもウソだ。何の為に仲間にウソをつく!?)」
ル2「本当……ゴメン。これじゃあたし……何の為に来たのか……。今日までどうしていいかもわからずに街をウロウロしてた……」
ナ「いや……オレたちが何とかする」
ナツの言葉に未来ルーシィは顔を上げる。ナツは未来ルーシィの額に自身の額をあわせる。未来ルーシィは目に涙をうかべる。
ナ「ありがとうな。オレ達の未来の為に」
その言葉に未来ルーシィは涙を流す。ナツは未来ルーシィから離れて立ち上がる。
ナ「必ず未来を変えてやる」
そんな中、レイナは1人思考していた。
『(未来ルーシィは4日に来たと言っていたのに、ジェラールから聞いた話では4日以前にもゼレフに似た魔力を感じていたハズ……。未来ルーシィの言葉が虚偽とは思えない…。だとしたらその答えは1つしかないじゃない……。確かめるには皆とは別行動した方がいいかも……)』
そして、皆は未来ルーシィの言ったようにジェラールと合流する為、地下へと向かう。だが、レイナは気づかれぬように皆から離れた。ナツたちがそれに気づいたのは、地下にて王国軍と遭遇しアルカディオスとユキノもいない事に気づいた時だった。
『(もし本当に私が考えている事が真実なら、絶対にどこかに潜んでいるハズ…。探さなきゃ。エクリプスが起動してしまう前に…!!)
その為にはまず私の姿を消さなくちゃね…
幻竜の花園』
レイナは幻竜の力でレイナの周りに景色と同化する幻影の魔法をかけると城の中を駆けていく。
─────────────────────────
『見つからない…!!一体どこにいるの…』
数時間後、未だレイナは城の中を駆けていた。城の中は一部がとても騒がしい。
『騒がしい…。ナツたちが王国軍とでも戦っているのか…?…………
!まさか、もう1人の未来人はナツたちの所に行ってしまったというの?!急いで戻らなきゃ!』
レイナは再び、来た道を駆けて戻っていった。しかし、途中の窓から見えた光景にレイナはナツたちの元に行くのをやめ、城の外へと出る為に走る。
『(まずい…。この際、もう1人の未来人については後回しよ!!エクリプスを止めなければ…!!)』
レイナは走りながら窓から見える月を見上げた。
『(赤い月……。急がなきゃ……!)』
そして城を出たレイナは外でミラとユキノを見つけた。
『ミラ?ユキノ?なんでこんな所に…』
ミ「レイナ?あなたこそどうしてここに…」
ユ「どうかなさったのですか?」
『今はそんな事はいいの。急いでエクリプスの所へ行かなきゃ…今のエクリプスは…………危険よ』
レイナたちは早速城をめざして駆け出した。
その頃、城の方ではエクリプスが開こうとしていた。しかし、それをルーシィが止めようとしていた。その時、辺りに物凄い地響きが響き渡る。
アル「姫!!」
ヒ「私は大丈夫です」
物凄い地響きが響き渡る中、皆は扉が開いたエクリプスを見ながら愕然としていた。
エクリプスから現れたのは巨体に翼をもつ生物──ドラゴンだった。
エクリプスから現れた1体のドラゴンは雄叫びをあげる。
ヒ「扉から、ドラゴンが…………」
そして、再びドラゴンが雄叫びをあげると物凄い突風が吹き荒れ、近くにいた王国軍の兵士が飛ばされてしまう。さらには地面はひび割れ、その瓦礫が風圧によって飛ばされ、近くにあった像を壊す。
そして、その地響きや雄叫びはエクリプスに向かっていたレイナたちの元にも届いていた。
ル2「街には大魔闘演武を撮影してる
ナ「ジェラール?」
ル2「彼には全部話してある。今……対策を練ってるハズだから」
ル「対策を練るって………」
ナ「?」
ル2「ごめんね。あたしは未来から〝対策〟を持ってきた訳じゃない。あの事態をどうすれば回避できるのかわからないの」
アル「(やはり……。おまえが姫にエクリプス
ル2「本当……ゴメン。これじゃあたし……何の為に来たのか……。今日までどうしていいかもわからずに街をウロウロしてた……」
ナ「いや……オレたちが何とかする」
ナツの言葉に未来ルーシィは顔を上げる。ナツは未来ルーシィの額に自身の額をあわせる。未来ルーシィは目に涙をうかべる。
ナ「ありがとうな。オレ達の未来の為に」
その言葉に未来ルーシィは涙を流す。ナツは未来ルーシィから離れて立ち上がる。
ナ「必ず未来を変えてやる」
そんな中、レイナは1人思考していた。
『(未来ルーシィは4日に来たと言っていたのに、ジェラールから聞いた話では4日以前にもゼレフに似た魔力を感じていたハズ……。未来ルーシィの言葉が虚偽とは思えない…。だとしたらその答えは1つしかないじゃない……。確かめるには皆とは別行動した方がいいかも……)』
そして、皆は未来ルーシィの言ったようにジェラールと合流する為、地下へと向かう。だが、レイナは気づかれぬように皆から離れた。ナツたちがそれに気づいたのは、地下にて王国軍と遭遇しアルカディオスとユキノもいない事に気づいた時だった。
『(もし本当に私が考えている事が真実なら、絶対にどこかに潜んでいるハズ…。探さなきゃ。エクリプスが起動してしまう前に…!!)
その為にはまず私の姿を消さなくちゃね…
幻竜の花園』
レイナは幻竜の力でレイナの周りに景色と同化する幻影の魔法をかけると城の中を駆けていく。
─────────────────────────
『見つからない…!!一体どこにいるの…』
数時間後、未だレイナは城の中を駆けていた。城の中は一部がとても騒がしい。
『騒がしい…。ナツたちが王国軍とでも戦っているのか…?…………
!まさか、もう1人の未来人はナツたちの所に行ってしまったというの?!急いで戻らなきゃ!』
レイナは再び、来た道を駆けて戻っていった。しかし、途中の窓から見えた光景にレイナはナツたちの元に行くのをやめ、城の外へと出る為に走る。
『(まずい…。この際、もう1人の未来人については後回しよ!!エクリプスを止めなければ…!!)』
レイナは走りながら窓から見える月を見上げた。
『(赤い月……。急がなきゃ……!)』
そして城を出たレイナは外でミラとユキノを見つけた。
『ミラ?ユキノ?なんでこんな所に…』
ミ「レイナ?あなたこそどうしてここに…」
ユ「どうかなさったのですか?」
『今はそんな事はいいの。急いでエクリプスの所へ行かなきゃ…今のエクリプスは…………危険よ』
レイナたちは早速城をめざして駆け出した。
その頃、城の方ではエクリプスが開こうとしていた。しかし、それをルーシィが止めようとしていた。その時、辺りに物凄い地響きが響き渡る。
アル「姫!!」
ヒ「私は大丈夫です」
物凄い地響きが響き渡る中、皆は扉が開いたエクリプスを見ながら愕然としていた。
エクリプスから現れたのは巨体に翼をもつ生物──ドラゴンだった。
エクリプスから現れた1体のドラゴンは雄叫びをあげる。
ヒ「扉から、ドラゴンが…………」
そして、再びドラゴンが雄叫びをあげると物凄い突風が吹き荒れ、近くにいた王国軍の兵士が飛ばされてしまう。さらには地面はひび割れ、その瓦礫が風圧によって飛ばされ、近くにあった像を壊す。
そして、その地響きや雄叫びはエクリプスに向かっていたレイナたちの元にも届いていた。