未来からの来訪者
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未来のルーシィ
扉から現れたルーシィに驚きを隠せないナツたち。
ミ「ルーシィがもう1人…」
ウ「ど……どういう事ですか?」
ユ「ジェミニ……じゃないですよね」
ハ「エドラスとかそういうのじゃ……」
ル?「時空を超える扉、エクリプスの事はもう知ってるよね」
全-カリ「!」
リ「エクリプス?……まさか!!」
シ「あんたはエクリプスを使って……」
ル?「未来から来たの」
全-カリ「な─────っ!!!!」
『やっぱり…(ボソッ』
全員が未来から来たと言うルーシィに驚く中、レイナとカリンだけは納得したような感じだった。
ル「…………
そんな…いきなり過ぎてちょっと意味が……」
ル2「この国は…もうすぐ…」
未来のルーシィはそこまで言うとその場に倒れた。
ナ「おいっ!!」
ウ「だ…大丈夫ですかっ!?」
シ「気絶したみたいね。息はあるわ」
ハ「どうなってるんだ……一体……」
リ「訳がわからん」
カリ「このルーシィが言ってた事…。もしかしたら未来で何かあったのかも……」
シ「未来から来たルーシィ…。という事は、もしかしてあの予知は……」
ミラは現代のルーシィを見る。
ミ「ルーシィ」
ル「…………
なんか、気味が悪いよ。なんであたしが…」
ナ「とにかく、放ってはおけねーだろ。このルーシィもつれ出すぞ」
ナツはそう言って倒れた未来ルーシィを右肩に担ぐ。
ユ「城を出て信号弾を上げましょう」
ウ「はい。ルーシィさんの救出に成功って伝えるんですね」
ナ「ま、2人になるとは思わなかったけどな」
─────────────────────────
それからしばらく奈落宮を進んでいたのだが…
ナ「てか、また扉かよ。さっきのが出口じゃなかったのか?」
ナツたちの前には再び扉が存在していた。
ル「なんか、同じ所をぐるぐる回ってる気がするんだけど」
ウ「あちこちから風が入って、どこが外に繋がってるのか分からないです…」
『ほんとね…』
レオ「困ったね。ケガ人もいるのに」
シ「とにかく、ギルドの皆に無事を伝えなくちゃ」
ハ「そうだよ!オイラたちは外に脱出しなくちゃならないんだから!!」
ミ「運が良ければ外に繋がる通路に出られるかもね」
リ「運が悪ければ無駄にウロウロするだけになるぞ」
カリ「それは困る!」
ユ「すみません。私がもっとここの構造に詳しければこんな事には……」
ル「あんたが謝る事じゃないって」
ナ「何でもいいから進むぞ。こっちのルーシィの事も気になるしな」
ウ「そうですね」
そうして、ナツたちは扉の奥へと向かった。
そして、やっとの事で奈落宮から城内へと出る事ができたのだが…
ナ「まいったな」
『ええ、本当に』
レオ「まさか迷子になるとはね」
ミ「困ったわね」
ユ「私もお城様の構造には詳しくなくて……」
ウ「お城様!?」
リ「早く脱出していろいろみんなに知らせねばならんのだがな」
ハ「あい。エクリプスの事とか、未来ルーシィの事とかね」
ナ「めんどくせぇから兵士の中つっきろうぜ」
シ「ダメよ!ケガ人もいるのよ」
ハ「これだけいれば何とかなるんじゃないかな?レイナだっているんだし」
ミ「ううん……それだけじゃない……。私たち 、大魔闘演武で戦ってるでしょ?
王国主催の大会よ。王国軍に私たち の印象を悪くしちゃいけないと思うの」
ウ「処刑人の皆さんやっつけちゃったし、……もう手遅れかも」
ハ「もうちょっと手加減してあげればよかったかもね。考えてみたら別にあの人たち、悪い奴って訳じゃなかったんだし」
シ「まあ、そんなこと言ってられる場合じゃなかったけど」
リ「再起不能になるほど痛めつけてはいない」
カリ「今頃は、そろそろ意識を取り戻している頃だろうね」
皆がそう話している一方で、床に寝かせている未来ルーシィを床に座り込んだルーシィは複雑な表情で見ていた。そんなルーシィの隣にレオが来る。
レオ「ルーシィ、そんなに気に病む事ないよ」
ル「うん」
レオ「たとえ君が2人になっても、僕は両方愛する事ができるから!」
リオ「レオってば、本当にオーナー想いね。私はそんなレオも好きよ♡」
シ「空気読んでくれる?」
いつも通りに軟派な事を言うレオとそんなレオにハートを飛ばしながら抱き着くリオ。シャルルはそんな2人を呆れて見ていた。
その時、気絶していた未来ルーシィが目を覚ます。
ル「!」
ナ「お」
ハ「大丈夫?未来ルーシィ」
未来ルーシィは体を起こす。
ル2「ここは?」
リ「わからん」
ミ「お城の食堂みたいね」
ル2「まだ…城の中なのね……。…………」
未来ルーシィは左手を頭へと持っていく。
ル2「あたしの記憶だとね……奈落宮を脱出した後…みんな……王国軍に捕まっちゃうの。だからその前に知らせようとして急いで駆けつけてきたんだけど……。運が悪かったとしか言えない…」
未来ルーシィの最後のセリフを聞いた時、ユキノの表情が少し歪む。
ル2「そして、〝あの時〟が来るまであたしたちは牢の中にいた」
ハ「あの時?」
ルーシィの表情が暗くなる。
扉から現れたルーシィに驚きを隠せないナツたち。
ミ「ルーシィがもう1人…」
ウ「ど……どういう事ですか?」
ユ「ジェミニ……じゃないですよね」
ハ「エドラスとかそういうのじゃ……」
ル?「時空を超える扉、エクリプスの事はもう知ってるよね」
全-カリ「!」
リ「エクリプス?……まさか!!」
シ「あんたはエクリプスを使って……」
ル?「未来から来たの」
全-カリ「な─────っ!!!!」
『やっぱり…(ボソッ』
全員が未来から来たと言うルーシィに驚く中、レイナとカリンだけは納得したような感じだった。
ル「…………
そんな…いきなり過ぎてちょっと意味が……」
ル2「この国は…もうすぐ…」
未来のルーシィはそこまで言うとその場に倒れた。
ナ「おいっ!!」
ウ「だ…大丈夫ですかっ!?」
シ「気絶したみたいね。息はあるわ」
ハ「どうなってるんだ……一体……」
リ「訳がわからん」
カリ「このルーシィが言ってた事…。もしかしたら未来で何かあったのかも……」
シ「未来から来たルーシィ…。という事は、もしかしてあの予知は……」
ミラは現代のルーシィを見る。
ミ「ルーシィ」
ル「…………
なんか、気味が悪いよ。なんであたしが…」
ナ「とにかく、放ってはおけねーだろ。このルーシィもつれ出すぞ」
ナツはそう言って倒れた未来ルーシィを右肩に担ぐ。
ユ「城を出て信号弾を上げましょう」
ウ「はい。ルーシィさんの救出に成功って伝えるんですね」
ナ「ま、2人になるとは思わなかったけどな」
─────────────────────────
それからしばらく奈落宮を進んでいたのだが…
ナ「てか、また扉かよ。さっきのが出口じゃなかったのか?」
ナツたちの前には再び扉が存在していた。
ル「なんか、同じ所をぐるぐる回ってる気がするんだけど」
ウ「あちこちから風が入って、どこが外に繋がってるのか分からないです…」
『ほんとね…』
レオ「困ったね。ケガ人もいるのに」
シ「とにかく、ギルドの皆に無事を伝えなくちゃ」
ハ「そうだよ!オイラたちは外に脱出しなくちゃならないんだから!!」
ミ「運が良ければ外に繋がる通路に出られるかもね」
リ「運が悪ければ無駄にウロウロするだけになるぞ」
カリ「それは困る!」
ユ「すみません。私がもっとここの構造に詳しければこんな事には……」
ル「あんたが謝る事じゃないって」
ナ「何でもいいから進むぞ。こっちのルーシィの事も気になるしな」
ウ「そうですね」
そうして、ナツたちは扉の奥へと向かった。
そして、やっとの事で奈落宮から城内へと出る事ができたのだが…
ナ「まいったな」
『ええ、本当に』
レオ「まさか迷子になるとはね」
ミ「困ったわね」
ユ「私もお城様の構造には詳しくなくて……」
ウ「お城様!?」
リ「早く脱出していろいろみんなに知らせねばならんのだがな」
ハ「あい。エクリプスの事とか、未来ルーシィの事とかね」
ナ「めんどくせぇから兵士の中つっきろうぜ」
シ「ダメよ!ケガ人もいるのよ」
ハ「これだけいれば何とかなるんじゃないかな?レイナだっているんだし」
ミ「ううん……それだけじゃない……。
王国主催の大会よ。王国軍に
ウ「処刑人の皆さんやっつけちゃったし、……もう手遅れかも」
ハ「もうちょっと手加減してあげればよかったかもね。考えてみたら別にあの人たち、悪い奴って訳じゃなかったんだし」
シ「まあ、そんなこと言ってられる場合じゃなかったけど」
リ「再起不能になるほど痛めつけてはいない」
カリ「今頃は、そろそろ意識を取り戻している頃だろうね」
皆がそう話している一方で、床に寝かせている未来ルーシィを床に座り込んだルーシィは複雑な表情で見ていた。そんなルーシィの隣にレオが来る。
レオ「ルーシィ、そんなに気に病む事ないよ」
ル「うん」
レオ「たとえ君が2人になっても、僕は両方愛する事ができるから!」
リオ「レオってば、本当にオーナー想いね。私はそんなレオも好きよ♡」
シ「空気読んでくれる?」
いつも通りに軟派な事を言うレオとそんなレオにハートを飛ばしながら抱き着くリオ。シャルルはそんな2人を呆れて見ていた。
その時、気絶していた未来ルーシィが目を覚ます。
ル「!」
ナ「お」
ハ「大丈夫?未来ルーシィ」
未来ルーシィは体を起こす。
ル2「ここは?」
リ「わからん」
ミ「お城の食堂みたいね」
ル2「まだ…城の中なのね……。…………」
未来ルーシィは左手を頭へと持っていく。
ル2「あたしの記憶だとね……奈落宮を脱出した後…みんな……王国軍に捕まっちゃうの。だからその前に知らせようとして急いで駆けつけてきたんだけど……。運が悪かったとしか言えない…」
未来ルーシィの最後のセリフを聞いた時、ユキノの表情が少し歪む。
ル2「そして、〝あの時〟が来るまであたしたちは牢の中にいた」
ハ「あの時?」
ルーシィの表情が暗くなる。