未来からの来訪者
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もう1人の……
無事に合流することができたレイナたちはさらに奈落宮内を移動していた。ちなみにハッピー、シャルル、リリィ、カリン(猫姿)は翼を使用して移動している。
ル「うーん…どこを通っても似たような場所ばかり。方向感覚もおかしくなっちゃうわよね」
ナ「てか、本当にこっちであってるのか?」
ウ「わずかに風の流れを感じますから、大丈夫だと思います」
ミ「そういえば、ロキはどうやってここまで来たの?」
レオ「飛び降りて」
ウ「後先考える事も大切ですよ…」
レオ「考えるよりもまず行動ってね」
ナ「たまにはいい事言うじゃねえか!」
レオ「たまにはって…」
リオ「でもレオらしいし、そんなレオが私は好きよ♡」
レオ「ありがとう、リオ」
ウ「そういえば、その人は誰ですか?」
ウェンディがレオと共にアルカディオスを運んでいたリオのことを問う。
『私の星霊、獅子宮のリオよ』
ミ「レイナも星霊魔法を使えたのね。でも獅子宮ってロキじゃなかったっけ?」
『私だけが使える星霊創造魔法で生み出したのよ』
レイナはそう説明した。そして、レオとリオに運ばれているアルカディオスを見てユキノが問う。
ユ「アルカディオス様は大丈夫でしょうか?」
レオ「大丈夫といえば大丈夫だけど…………」
ハ「むしろ溶岩の中で生きてた方が不思議だよ」
シ「そういえば、ホロロギウムが何かしたの?」
ル「ううん。その前から溶岩に飛び込んでたし」
リ「武人の鑑だな。大したものだ」
レオ「彼の身につけてる翡翠の宝石のおかげだろうね」
リオ「強力な護符の役割をしているわ」
ウ「翡翠といえば……あのドラゴン!!翡翠竜 ジルコニス」
ナ「ああ…アイツなぁ」
ル「よく喋る竜 だったわよね」
ユ「確か、姫の名前もヒスイ姫だったと…」
シ「エクリプスが正しいかどうか自分たちで決めればいい…だったわね」
ナ「その姫様にこんな所に落とされたんだけどな!!!!」
レオ「とにかく、ここを脱出して大魔闘演武で戦ってる皆を安心させてあげたいね」
ル「うん!」
─────────────────────────
リ「随分下に進んだな」
ミ「どれだけ深いのかもさっぱり分からないわね」
レオ「これだけ広ければ街が作れるね」
ル「え?!ここに?!」
その時、下に落ちていた頭蓋骨の目部分の空洞から虫が出てきたところをハッピーが見つけ、目を丸くして叫ぶ。
そして、一行は奈落宮の階段をどんどんと降りていく。
ナ「お、なんか臭うぞ!」
『ホントね』
ウ「出口が近づいてきたみたいですね」
ユ「処刑人のリーダー、本当の事を言っていたんですね」
ル「そういえば、他の奴らは名前あったけどリーダーだけ聞いてなかったね」
ミ「そうねぇ。じゃあ、私が決めてあげる。カマ!」
ル「そのまんま!」
その時、リリィがどこかを指さしながら叫ぶ。
リ「オイ!!あれを見ろ!!」
シ「!」
リリィが指さした先には大きな扉が存在していた。
ナ「扉だ!!!」
ハ「出口かも!!!」
ル「やっと出られる!」
カリ「また無駄にでかいわね」
ウ「頑丈そうな扉ですね」
ユ「どうやって開けば…?」
『さあ…?』
すると、ナツが「任せろ!!!」と言いながら扉に向かって駆けていく。
ナ「火竜の……」
ナツは走りながら右手に炎を纏わせた。しかし、その扉が突如音を立てて開く。
ル「あら?」
ハ「開 いた────つ!!?」
そして、突然の事に走ったことで勢いをつけていたナツは勢い余って扉に向かって転がっていく。扉はゆっくりと開いていく。
シ「何で?」
ウ「待ち伏せ!?」
『(あれって…まさか……)』
扉の向こう側に人影が見えた。しかし、レイナだけはその人物に違和感を抱いた。
ずっと転がっていたナツはその人物の足下で止まる。そして、ナツもその人物を見上げる。レイナたちは扉から現れた人物に対し、警戒する。
ナ「誰だ、お前」
その人物は黒のローブを着ており、そのローブの裾が風に煽られる。
ナ「クンクン)おい、ちょっと待てよ!この匂い…」
?「ナツ…」
その人物はナツの名を口にすると涙を流す。そして、「ごめん…」と言いながら左手で顔を覆う。
ナ「!お前…」
?「力を……貸して…」
その人物から発せられる声にはとても聞き覚えがあった。
ユ「その声……」
ミ「どういう事?」
ウ「そんな…まさか…」
レオ「君は……」
ルーシィはその人物に近づく。
ル「ちょっと、あんた…」
その人物はルーシィに声をかけられた時にローブのフードを外す。その顔には間違いなく見覚えがあり、全員が目を見開いた。
ル「嘘…!」
ナ「ルーシィ!!!?」
その人物はルーシィだった。
ル「えええええええええっ!!!?」
ハ「ルーシィが2人?!何、エドラスとか?」
リ「いや、そんな単純な話ではなさそうだ」
シ「(そんな…やっぱり…あの予知…。もしかして)」
ル?「お願い…助けて…!この国は…もうすぐ…!」
無事に合流することができたレイナたちはさらに奈落宮内を移動していた。ちなみにハッピー、シャルル、リリィ、カリン(猫姿)は翼を使用して移動している。
ル「うーん…どこを通っても似たような場所ばかり。方向感覚もおかしくなっちゃうわよね」
ナ「てか、本当にこっちであってるのか?」
ウ「わずかに風の流れを感じますから、大丈夫だと思います」
ミ「そういえば、ロキはどうやってここまで来たの?」
レオ「飛び降りて」
ウ「後先考える事も大切ですよ…」
レオ「考えるよりもまず行動ってね」
ナ「たまにはいい事言うじゃねえか!」
レオ「たまにはって…」
リオ「でもレオらしいし、そんなレオが私は好きよ♡」
レオ「ありがとう、リオ」
ウ「そういえば、その人は誰ですか?」
ウェンディがレオと共にアルカディオスを運んでいたリオのことを問う。
『私の星霊、獅子宮のリオよ』
ミ「レイナも星霊魔法を使えたのね。でも獅子宮ってロキじゃなかったっけ?」
『私だけが使える星霊創造魔法で生み出したのよ』
レイナはそう説明した。そして、レオとリオに運ばれているアルカディオスを見てユキノが問う。
ユ「アルカディオス様は大丈夫でしょうか?」
レオ「大丈夫といえば大丈夫だけど…………」
ハ「むしろ溶岩の中で生きてた方が不思議だよ」
シ「そういえば、ホロロギウムが何かしたの?」
ル「ううん。その前から溶岩に飛び込んでたし」
リ「武人の鑑だな。大したものだ」
レオ「彼の身につけてる翡翠の宝石のおかげだろうね」
リオ「強力な護符の役割をしているわ」
ウ「翡翠といえば……あのドラゴン!!翡翠竜 ジルコニス」
ナ「ああ…アイツなぁ」
ル「よく喋る
ユ「確か、姫の名前もヒスイ姫だったと…」
シ「エクリプスが正しいかどうか自分たちで決めればいい…だったわね」
ナ「その姫様にこんな所に落とされたんだけどな!!!!」
レオ「とにかく、ここを脱出して大魔闘演武で戦ってる皆を安心させてあげたいね」
ル「うん!」
─────────────────────────
リ「随分下に進んだな」
ミ「どれだけ深いのかもさっぱり分からないわね」
レオ「これだけ広ければ街が作れるね」
ル「え?!ここに?!」
その時、下に落ちていた頭蓋骨の目部分の空洞から虫が出てきたところをハッピーが見つけ、目を丸くして叫ぶ。
そして、一行は奈落宮の階段をどんどんと降りていく。
ナ「お、なんか臭うぞ!」
『ホントね』
ウ「出口が近づいてきたみたいですね」
ユ「処刑人のリーダー、本当の事を言っていたんですね」
ル「そういえば、他の奴らは名前あったけどリーダーだけ聞いてなかったね」
ミ「そうねぇ。じゃあ、私が決めてあげる。カマ!」
ル「そのまんま!」
その時、リリィがどこかを指さしながら叫ぶ。
リ「オイ!!あれを見ろ!!」
シ「!」
リリィが指さした先には大きな扉が存在していた。
ナ「扉だ!!!」
ハ「出口かも!!!」
ル「やっと出られる!」
カリ「また無駄にでかいわね」
ウ「頑丈そうな扉ですね」
ユ「どうやって開けば…?」
『さあ…?』
すると、ナツが「任せろ!!!」と言いながら扉に向かって駆けていく。
ナ「火竜の……」
ナツは走りながら右手に炎を纏わせた。しかし、その扉が突如音を立てて開く。
ル「あら?」
ハ「
そして、突然の事に走ったことで勢いをつけていたナツは勢い余って扉に向かって転がっていく。扉はゆっくりと開いていく。
シ「何で?」
ウ「待ち伏せ!?」
『(あれって…まさか……)』
扉の向こう側に人影が見えた。しかし、レイナだけはその人物に違和感を抱いた。
ずっと転がっていたナツはその人物の足下で止まる。そして、ナツもその人物を見上げる。レイナたちは扉から現れた人物に対し、警戒する。
ナ「誰だ、お前」
その人物は黒のローブを着ており、そのローブの裾が風に煽られる。
ナ「クンクン)おい、ちょっと待てよ!この匂い…」
?「ナツ…」
その人物はナツの名を口にすると涙を流す。そして、「ごめん…」と言いながら左手で顔を覆う。
ナ「!お前…」
?「力を……貸して…」
その人物から発せられる声にはとても聞き覚えがあった。
ユ「その声……」
ミ「どういう事?」
ウ「そんな…まさか…」
レオ「君は……」
ルーシィはその人物に近づく。
ル「ちょっと、あんた…」
その人物はルーシィに声をかけられた時にローブのフードを外す。その顔には間違いなく見覚えがあり、全員が目を見開いた。
ル「嘘…!」
ナ「ルーシィ!!!?」
その人物はルーシィだった。
ル「えええええええええっ!!!?」
ハ「ルーシィが2人?!何、エドラスとか?」
リ「いや、そんな単純な話ではなさそうだ」
シ「(そんな…やっぱり…あの予知…。もしかして)」
ル?「お願い…助けて…!この国は…もうすぐ…!」