大魔闘演武
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開催、大魔闘演武
─大魔闘演武・2週間前─
『そろそろギルドに戻らないとな…
マスターも心配してるだろうし…
クエストもとうに終わっているしな
帰りましょうか、カリン』
そう金髪で右眼は前髪で隠しているが左眼は瑠璃紺色、瑠璃色のチャイナ服を着た少女が言った。彼女の左腿には、勿忘草色で妖精の尻尾 の紋章がある。
彼女の名はレイナ・フローレス。妖精の尻尾の魔導士である。
カリ「そうね、帰りましょ」
レイナの言葉に返答した撫子色の髪に赤のカチューシャをつけ、右眼は前髪で隠しているが左眼は茶色、そして猫の耳と尻尾があり、紅赤のチャイナ服を着た少女。服で隠れた背中には、レイナと同じ色で同じ紋章がある。
彼女の名は、カリン。妖精の尻尾に所属する、こう見えてもエクシードである。
レイナとカリンはギルドへ帰る為、マグノリアへと向かっていった。
7年もの間マカロフ達天狼島へ向かっていった者達が行方不明になっていた事、1週間後に大魔闘演武がある事を知らずに───
─大魔闘演武・1日目─
レイナとカリンの2人は大魔闘演武の開催地、クロッカスの街を訪れている。何故ならマグノリアへと戻る途中、妖精の尻尾が大魔闘演武に出場するという噂を耳にしたからである。
『確か、ここで大魔闘演武が開催されるのよね。ギルドの皆はもう来ているんでしょ?私たちも早く行きましょ』
カリ「そうね。早くしないと入れなくなっちゃう」
大魔闘演武になんとか間に合ったレイナとカリンは皆の元へと向かっていった。
『皆と会うのも随分と久しぶりね』
カリ「ええ。新しい子は入ってるのかしらね?」
そんな事を話しながら、2人は妖精の尻尾の応援席に辿り着き、レイナとカリンはギルドの皆に挨拶した。
『皆、久しぶり』
カリ「元気してた?」
「「──…!?レイナ!?カリン!?」」
ギルドの皆は、2人の姿に驚きの声を上げる。
マ「レイナ、カリン、帰ってきておったのか!」
『えぇ、さっきここに着いたところですよ、マスター。それより、私たちのいない間に主力が増えました?…あ、エクシードも増えてるわ』
カリ「ホント!あ、ハッピー久しぶり。私たちの仲間が増えたわね!」
元の猫の姿に戻っていたカリンはハッピーに声をかけると、ハッピーの隣にいるリリーを見る。
レイナの方は、出てきた妖精の尻尾のメンバーを見やる。
『…!竜 の匂い…。1人はナツとして、もう3人はうちのギルドのあの黒髪と剣咬の虎 の金髪と黒髪か…。滅竜魔導士が4人……』
レイナが他の人には聞こえない程度に呟くと、レイナのその呟きを拾った妖精の尻尾のマスター、マカロフ・ドレアーがレイナにだけ聞こえるように教えた。
マ「あの黒髪の奴は、ガジル・レッドフォックス。鉄の滅竜魔導士じゃ。それとうちにはもう1人、天空の滅竜魔導士もおるぞ」
『へぇ…』
レイナはそう返事しただけだったが、その口角は楽しげに上がっていた。
その頃、ちょうど大魔闘演武のルール説明が終わったところだった。
─大魔闘演武・2週間前─
『そろそろギルドに戻らないとな…
マスターも心配してるだろうし…
クエストもとうに終わっているしな
帰りましょうか、カリン』
そう金髪で右眼は前髪で隠しているが左眼は瑠璃紺色、瑠璃色のチャイナ服を着た少女が言った。彼女の左腿には、勿忘草色で
彼女の名はレイナ・フローレス。妖精の尻尾の魔導士である。
カリ「そうね、帰りましょ」
レイナの言葉に返答した撫子色の髪に赤のカチューシャをつけ、右眼は前髪で隠しているが左眼は茶色、そして猫の耳と尻尾があり、紅赤のチャイナ服を着た少女。服で隠れた背中には、レイナと同じ色で同じ紋章がある。
彼女の名は、カリン。妖精の尻尾に所属する、こう見えてもエクシードである。
レイナとカリンはギルドへ帰る為、マグノリアへと向かっていった。
7年もの間マカロフ達天狼島へ向かっていった者達が行方不明になっていた事、1週間後に大魔闘演武がある事を知らずに───
─大魔闘演武・1日目─
レイナとカリンの2人は大魔闘演武の開催地、クロッカスの街を訪れている。何故ならマグノリアへと戻る途中、妖精の尻尾が大魔闘演武に出場するという噂を耳にしたからである。
『確か、ここで大魔闘演武が開催されるのよね。ギルドの皆はもう来ているんでしょ?私たちも早く行きましょ』
カリ「そうね。早くしないと入れなくなっちゃう」
大魔闘演武になんとか間に合ったレイナとカリンは皆の元へと向かっていった。
『皆と会うのも随分と久しぶりね』
カリ「ええ。新しい子は入ってるのかしらね?」
そんな事を話しながら、2人は妖精の尻尾の応援席に辿り着き、レイナとカリンはギルドの皆に挨拶した。
『皆、久しぶり』
カリ「元気してた?」
「「──…!?レイナ!?カリン!?」」
ギルドの皆は、2人の姿に驚きの声を上げる。
マ「レイナ、カリン、帰ってきておったのか!」
『えぇ、さっきここに着いたところですよ、マスター。それより、私たちのいない間に主力が増えました?…あ、エクシードも増えてるわ』
カリ「ホント!あ、ハッピー久しぶり。私たちの仲間が増えたわね!」
元の猫の姿に戻っていたカリンはハッピーに声をかけると、ハッピーの隣にいるリリーを見る。
レイナの方は、出てきた妖精の尻尾のメンバーを見やる。
『…!
レイナが他の人には聞こえない程度に呟くと、レイナのその呟きを拾った妖精の尻尾のマスター、マカロフ・ドレアーがレイナにだけ聞こえるように教えた。
マ「あの黒髪の奴は、ガジル・レッドフォックス。鉄の滅竜魔導士じゃ。それとうちにはもう1人、天空の滅竜魔導士もおるぞ」
『へぇ…』
レイナはそう返事しただけだったが、その口角は楽しげに上がっていた。
その頃、ちょうど大魔闘演武のルール説明が終わったところだった。