大魔闘演武・3日目
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ルーメン・イストワール
『(ルーメン・イストワール?
一体何が目的なんだ…イワン…!)』
ラ「何の話だ」
イ「とぼけなくていい……」
ラ「は?」
イ「マカロフはおまえに教えているハズだ」
ラ「本当に知らねぇんだけどな」
イ「いいや、おまえは知ってるハズ」
ラ「まあ…たとえ知っててもアンタには教えねーよ」
イ「オイオイ……。この絶望的な状況下で「勝ち」を譲るって言ってんだぜ?条件がのめねえってんならオメェ……幻で負けるだけじゃすまねえぞ」
ラ「いちいちめんどくせえ事しやがって……。ジジィが見切りをつけたのもよくわかる。
まとめてかかって来いよ。マスターの敵はオレの敵だからョ」
イ「どうやら教えてやる必要があるみてえだな。対妖精の尻尾特化型ギルド、大鴉の尻尾の力を」
幻影の方の戦いを視ている妖精の尻尾メンバーの心配は他所に、イワンとラクサスの話は続く。その会話にレイナも耳を傾けている。
ラ「対妖精の尻尾特化型ギルドだぁ?」
フレ「その通り」
イ「我々は妖精の尻尾のメンバーそれぞれの苦手とする魔法の使い手のみで構成されている」
ク「ボクたちはその中の精鋭4人だ」
イ「そのオレたちと戦争するつもりか?おまえたちの弱点は知りつくしている。我がギルドの7年間ためた力を解放しちゃうぜ?」
ラ「ジジィはアンタの事なんぞ、とっくに調査済みだ」
イ「調査済みだと?」
ラ「そう言ったろ。
構成人数、ギルドの場所、活動資金、この7年間の動向……。全てつかんでいる」
イ「何!?」
フレ「ガジルだ!!あいつが謀ったんだ!!」
ナル「ぬ。いけ好かねえやつでしたが印象通りだったってわけでサー」
イ「二重スパイだったのか」
ク「そういう細かい事苦手そうだけど、裏目に出ちゃったね」
ガ「んだよ、苦戦なんかしやがって。ラクサスのヤロー風邪でも引いて… ヘブシッ!
くそが、オレの悪口でも言ってんのか?アイツら」
ガジルは大鴉の尻尾の選手席のほうを見る。そして、それらを聞いていたみきは笑いを堪えていた。
フレ「でもおかしいんじゃないの?」
ナル「筒抜けのわりには特にリアクションもなかったでサー」
ラ「ジジィはそこまでつかんでいながら動かなかった」
イワンは驚き目を見開いた。
ラ「なあ、ジジィ。本当に放っておいていいのかよ。親父は妖精の尻尾に不利な情報を持ってるとか言ってただろ」
マ「あれから、もう7年も経ってるんじゃぞ」
ラ「けどよ」
マ「この7年の間「その情報」が漏洩した形跡がない」
ラ「そんな事言いきれねえだろ」
マ「いや…間違いない……。その情報を他言する危険性を奴は十分に理解しておる」
ラ「何なんだよ。その情報ってのは」
マ「知らずともよい。どんなギルドにも触れてはならぬ部分がある。
この7年……イワンは悪さもせず、ウチのメンバーへの危害等 もなかったと聞く。奴が動かぬかぎり、ワシも事を荒立てるつもりはない」
ラ「たぶん、ジジィは心のどこかでアンタの事を信じていたんだろうな、親子だから」
イ「黙れェ!!!!」
イワンはそう叫ぶと人型の紙の様なものを大量にラクサスにぶつける。
イ「オレは、この日の為に日陰で暮らしてきたんだよォ!!!!全てはルーメン・イストワールを手に入れる為!!!!
7年間、危害を加えなかっただぁ?当たり前だろ!!
残ったカスどもがルーメン・イストワール の情報を持ってるハズがねえからな!!!!
ギルドの中 も!!街 も、天狼島も!!ギルドゆかりの場所は全部探した。それでもみつからねえ!!!」
なおもイワンはラクサスに攻撃し続ける。
イ「ルーメン・イストワールはどこだ!!?どこにある!!!!
言えぇぇっ!!!!ラクサスゥゥ!!!!
オレの息子だろォがァァァァ!!!!」
イワンは上空に人型の紙のようなもので球体を作り、それが紫色の光を放つ。
マ「たとえ家族の為であっても仲間の命を脅かすものは、同じギルドに置いてはおけん。先代もそうやってこのギルドを守ってきた。それが妖精の尻尾じゃ」
ナ「ギルドこそがオレたちの家族だ!オレたちの帰る場所だ!」
イワンはラクサスに攻撃する。しかし、ラクサスは立っていた。
イ「ほぉう。どおりで大人しく立ってると思ったら、オレの魔力を確かめたって事かよ?変わらねえな、そういうとこは。それともやっぱ実の親は殴れねぇか?お優しいこったなァ、ラクサスちゃんよォ」
その時、マカロフがラクサスの名を呼ぶ。それに気づいたラクサスはマカロフをみる。
マカロフは右の親指と人差し指を立て、その腕を高く挙げる。
それを見たラクサスは口角を上げる。
『(ルーメン・イストワール?
一体何が目的なんだ…イワン…!)』
ラ「何の話だ」
イ「とぼけなくていい……」
ラ「は?」
イ「マカロフはおまえに教えているハズだ」
ラ「本当に知らねぇんだけどな」
イ「いいや、おまえは知ってるハズ」
ラ「まあ…たとえ知っててもアンタには教えねーよ」
イ「オイオイ……。この絶望的な状況下で「勝ち」を譲るって言ってんだぜ?条件がのめねえってんならオメェ……幻で負けるだけじゃすまねえぞ」
ラ「いちいちめんどくせえ事しやがって……。ジジィが見切りをつけたのもよくわかる。
まとめてかかって来いよ。マスターの敵はオレの敵だからョ」
イ「どうやら教えてやる必要があるみてえだな。対妖精の尻尾特化型ギルド、大鴉の尻尾の力を」
幻影の方の戦いを視ている妖精の尻尾メンバーの心配は他所に、イワンとラクサスの話は続く。その会話にレイナも耳を傾けている。
ラ「対妖精の尻尾特化型ギルドだぁ?」
フレ「その通り」
イ「我々は妖精の尻尾のメンバーそれぞれの苦手とする魔法の使い手のみで構成されている」
ク「ボクたちはその中の精鋭4人だ」
イ「そのオレたちと戦争するつもりか?おまえたちの弱点は知りつくしている。我がギルドの7年間ためた力を解放しちゃうぜ?」
ラ「ジジィはアンタの事なんぞ、とっくに調査済みだ」
イ「調査済みだと?」
ラ「そう言ったろ。
構成人数、ギルドの場所、活動資金、この7年間の動向……。全てつかんでいる」
イ「何!?」
フレ「ガジルだ!!あいつが謀ったんだ!!」
ナル「ぬ。いけ好かねえやつでしたが印象通りだったってわけでサー」
イ「二重スパイだったのか」
ク「そういう細かい事苦手そうだけど、裏目に出ちゃったね」
ガ「んだよ、苦戦なんかしやがって。ラクサスのヤロー風邪でも引いて… ヘブシッ!
くそが、オレの悪口でも言ってんのか?アイツら」
ガジルは大鴉の尻尾の選手席のほうを見る。そして、それらを聞いていたみきは笑いを堪えていた。
フレ「でもおかしいんじゃないの?」
ナル「筒抜けのわりには特にリアクションもなかったでサー」
ラ「ジジィはそこまでつかんでいながら動かなかった」
イワンは驚き目を見開いた。
ラ「なあ、ジジィ。本当に放っておいていいのかよ。親父は妖精の尻尾に不利な情報を持ってるとか言ってただろ」
マ「あれから、もう7年も経ってるんじゃぞ」
ラ「けどよ」
マ「この7年の間「その情報」が漏洩した形跡がない」
ラ「そんな事言いきれねえだろ」
マ「いや…間違いない……。その情報を他言する危険性を奴は十分に理解しておる」
ラ「何なんだよ。その情報ってのは」
マ「知らずともよい。どんなギルドにも触れてはならぬ部分がある。
この7年……イワンは悪さもせず、ウチのメンバーへの危害
ラ「たぶん、ジジィは心のどこかでアンタの事を信じていたんだろうな、親子だから」
イ「黙れェ!!!!」
イワンはそう叫ぶと人型の紙の様なものを大量にラクサスにぶつける。
イ「オレは、この日の為に日陰で暮らしてきたんだよォ!!!!全てはルーメン・イストワールを手に入れる為!!!!
7年間、危害を加えなかっただぁ?当たり前だろ!!
残ったカスどもが
ギルドの
なおもイワンはラクサスに攻撃し続ける。
イ「ルーメン・イストワールはどこだ!!?どこにある!!!!
言えぇぇっ!!!!ラクサスゥゥ!!!!
オレの息子だろォがァァァァ!!!!」
イワンは上空に人型の紙のようなもので球体を作り、それが紫色の光を放つ。
マ「たとえ家族の為であっても仲間の命を脅かすものは、同じギルドに置いてはおけん。先代もそうやってこのギルドを守ってきた。それが妖精の尻尾じゃ」
ナ「ギルドこそがオレたちの家族だ!オレたちの帰る場所だ!」
イワンはラクサスに攻撃する。しかし、ラクサスは立っていた。
イ「ほぉう。どおりで大人しく立ってると思ったら、オレの魔力を確かめたって事かよ?変わらねえな、そういうとこは。それともやっぱ実の親は殴れねぇか?お優しいこったなァ、ラクサスちゃんよォ」
その時、マカロフがラクサスの名を呼ぶ。それに気づいたラクサスはマカロフをみる。
マカロフは右の親指と人差し指を立て、その腕を高く挙げる。
それを見たラクサスは口角を上げる。