大魔闘演武・3日目
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アレクセイの正体
ラクサスは体勢を立て直す。
ラ「コイツ…」
アレクセイはさらに攻撃を繰り出す。ラクサスは反撃する隙がない。
そんなラクサスを見た妖精の尻尾のメンバーはそれぞれの反応を見せる。
ミ「そんな…」
ガ「冗談だろ」
ジ「やられてるんですか?」
ル「ラクサスが……」
ウ「ど……どうなってるんですか……」
グ「あの仮面、何者なんだ」
アレクセイはラクサスにさらに攻撃する。
チ〈これはアレクセイ、怒濤の攻撃!!!ラクサス手も足も出ない!!!〉
アレクセイに攻撃され倒れるラクサスを見つめるもう1人のラクサス。
ラ「…………
こいつぁ何のマネだ」
アレ「幻影魔法の一種だよ。辺りにいる者には今、こうして話してる我々の実体 は視えてない。声も聞こえてない。
視えているのは、戦っている幻 の方。よくできているだろ?誰1人として気づいてない。
観客は、あのラクサスが手も足も出ない映像を視ている」
マ「なぜラクサスがこうも一方的に……」
ウォ「〈ビスカ!!〉」
ビス「〈イワンは動いてないよ〉」
ウォーレンは次に雷神衆とリサーナに念話を繋げる。
ウォ「〈雷神衆+リサーナ!!〉」
リサ「〈こっちもたぶん……何もしてない〉」
フ「ありえん!!ラクサス!!そろそろ本気を出してくれっ!!」
ビ「ちくしょォ」
エバ「ラクサス!どうしちゃったのよ」
『私には実体も視えてるし、気づいてるんだけどね…(ボソッ』
ミ「レイナ?どうかしたの?」
『別に……』
アレ「おまえはギルドでも慕われているようだな。
仲間が今これを見てどんな気持ちになっているかな」
ラ「オイオイ、全然意味わかんねえぞ」
アレ「意味?」
ラ「おまえらが幻とやらで勝って何 になるってんだ」
アレ「その通り。我々の目的は〝勝利〟ではない。この幻影は周囲への目くらまし」
ラ「ア?」
アレ「幻影は幻影。結果はいかようにも変更できる」
ラ「結果、だと?」
その時、ラクサスの応援する声が妖精の尻尾Aからナツを筆頭に聞こえてきた。ラクサスはそちらを見る。
幻影は、ラクサスがアレクセイに反撃し弾き飛ばす。アレクセイは壁に激突し、ラクサスは身体に雷を纏っている。
ラクサスはアレクセイに繰り返し攻撃する。
それを見た妖精の尻尾のメンバーは──
マ「要らぬ心配じゃったようじゃのお。ウォーレン」
ウォ「はい
〈ご苦労さん、ビスカ〉」
ビス「〈ええ〉」
ウォ「〈雷神衆+リサーナ〉」
リサ「結局動きなしね」
フ「一瞬でもラクサスを心配したオレがバカだった!」
だが、アレクセイは立っており今度はラクサスはアレクセイの攻撃で壁まで飛ばされ激突する。
『よく出来てる。
…と言いたい所だけど、お生憎様ラクサスはそんなに簡単にやれるようなやつじゃないのよねぇ…。巫山戯んじゃないわよ、ホント(ボソッ』
ラ「今のがその結果とやらか?」
アレ「我々との交渉次第ではおまえを勝たせてやる事もできるという事だ」
ラクサスは肩にかけているコートを地面に落とし、身体に雷を纏う。
ラ「話にならねえな。
幻なんか関係ねえんだよ。今ここで現実のてめえを片づけて終わりだ」
すると──
フレ「それは無理」
ナル「現実はキビシイでサー」
アレ「いかにおまえといえど、大鴉の尻尾の精鋭を同時には倒せんよ」
ク「ククッ」
アレ「そしてもう1つ」
アレクセイは仮面を外す。アレクセイの正体は──
イ「オレの強さは知ってんだろォ、バカ息子ォ」
ラ「そんな事だろうと思ったぜ、クソ親父」
マカロフの息子でありラクサスの父親である大鴉の尻尾のマスター、イワン・ドレアーだった。
イ「マカロフは死んでも口を割らん。だがおまえは違う
教えてもらおうか。ルーメン・イストワールの在り処を」
ラクサスは体勢を立て直す。
ラ「コイツ…」
アレクセイはさらに攻撃を繰り出す。ラクサスは反撃する隙がない。
そんなラクサスを見た妖精の尻尾のメンバーはそれぞれの反応を見せる。
ミ「そんな…」
ガ「冗談だろ」
ジ「やられてるんですか?」
ル「ラクサスが……」
ウ「ど……どうなってるんですか……」
グ「あの仮面、何者なんだ」
アレクセイはラクサスにさらに攻撃する。
チ〈これはアレクセイ、怒濤の攻撃!!!ラクサス手も足も出ない!!!〉
アレクセイに攻撃され倒れるラクサスを見つめるもう1人のラクサス。
ラ「…………
こいつぁ何のマネだ」
アレ「幻影魔法の一種だよ。辺りにいる者には今、こうして話してる我々の
視えているのは、戦っている
観客は、あのラクサスが手も足も出ない映像を視ている」
マ「なぜラクサスがこうも一方的に……」
ウォ「〈ビスカ!!〉」
ビス「〈イワンは動いてないよ〉」
ウォーレンは次に雷神衆とリサーナに念話を繋げる。
ウォ「〈雷神衆+リサーナ!!〉」
リサ「〈こっちもたぶん……何もしてない〉」
フ「ありえん!!ラクサス!!そろそろ本気を出してくれっ!!」
ビ「ちくしょォ」
エバ「ラクサス!どうしちゃったのよ」
『私には実体も視えてるし、気づいてるんだけどね…(ボソッ』
ミ「レイナ?どうかしたの?」
『別に……』
アレ「おまえはギルドでも慕われているようだな。
仲間が今これを見てどんな気持ちになっているかな」
ラ「オイオイ、全然意味わかんねえぞ」
アレ「意味?」
ラ「おまえらが幻とやらで勝って
アレ「その通り。我々の目的は〝勝利〟ではない。この幻影は周囲への目くらまし」
ラ「ア?」
アレ「幻影は幻影。結果はいかようにも変更できる」
ラ「結果、だと?」
その時、ラクサスの応援する声が妖精の尻尾Aからナツを筆頭に聞こえてきた。ラクサスはそちらを見る。
幻影は、ラクサスがアレクセイに反撃し弾き飛ばす。アレクセイは壁に激突し、ラクサスは身体に雷を纏っている。
ラクサスはアレクセイに繰り返し攻撃する。
それを見た妖精の尻尾のメンバーは──
マ「要らぬ心配じゃったようじゃのお。ウォーレン」
ウォ「はい
〈ご苦労さん、ビスカ〉」
ビス「〈ええ〉」
ウォ「〈雷神衆+リサーナ〉」
リサ「結局動きなしね」
フ「一瞬でもラクサスを心配したオレがバカだった!」
だが、アレクセイは立っており今度はラクサスはアレクセイの攻撃で壁まで飛ばされ激突する。
『よく出来てる。
…と言いたい所だけど、お生憎様ラクサスはそんなに簡単にやれるようなやつじゃないのよねぇ…。巫山戯んじゃないわよ、ホント(ボソッ』
ラ「今のがその結果とやらか?」
アレ「我々との交渉次第ではおまえを勝たせてやる事もできるという事だ」
ラクサスは肩にかけているコートを地面に落とし、身体に雷を纏う。
ラ「話にならねえな。
幻なんか関係ねえんだよ。今ここで現実のてめえを片づけて終わりだ」
すると──
フレ「それは無理」
ナル「現実はキビシイでサー」
アレ「いかにおまえといえど、大鴉の尻尾の精鋭を同時には倒せんよ」
ク「ククッ」
アレ「そしてもう1つ」
アレクセイは仮面を外す。アレクセイの正体は──
イ「オレの強さは知ってんだろォ、バカ息子ォ」
ラ「そんな事だろうと思ったぜ、クソ親父」
マカロフの息子でありラクサスの父親である大鴉の尻尾のマスター、イワン・ドレアーだった。
イ「マカロフは死んでも口を割らん。だがおまえは違う
教えてもらおうか。ルーメン・イストワールの在り処を」