ユウビ百年祭
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暴走
回顧していたフリード、ビックスロー、エバーグリーンが上体を起こすと、回顧した過去のラクサスの背と同じ今のラクサスの背が3人の前にはあった。
フ「ラク…サス…?」
ビ「あ…?」
エバ「私たち…」
ラクサスは息をつき、背中越しに3人を見遣る。
ラ「やっと目ぇ覚めたかョ」
そんなラクサスや雷神衆の姿に地面に伏したままのレイナは安堵の表情を浮かべた。
『フリード…皆…良かった…』
フ「レイナ…?」
しかし、ボロボロで倒れ伏しているレイナにフリードは困惑した。
ヴ「(うそ…何で!?あれだけの負のエネルギーを受けて、まだ立ってるなんて…)」
ヴァイセはナセルがラクサスに言った「夕断の加護を君の魔力に加えた」という言葉を思い出す。
ヴ「(まさか……!!)」
ナ「(確かに私はヒグレノカミの精神侵食を防ぐために夕断の加護を彼に与えた。だが…!!)」
負の侵攻 が発動された時、ラクサスは両拳に雷を纏い、地面に打ちつける事でヴァイセの放った魔法を打ち消していた。
ナ「(雷の魔法と一時的に融合して 、あれだけの負のエネルギーを打ち消したのか!
戦いの中での成長……)
恐ろしい男だ…」
ラクサスはフリードやエバーグリーンが放った言葉を思い返し、駆け出す。
ラ「馬鹿言ってんじゃねぇぞ、雷神衆!テメェ等に背中を任せられるから、オレは前に出て戦えんだよ!!」
ラクサスはヒグレノカミを雷を纏った右拳で殴りつけた。すると、ヒグレノカミのラクサスに殴られた箇所にヒビが入る。
ナ「ヒグレノカミにヒビが…!!」
ヴ「冗談じゃないですよ…。これじゃあゼレフに命を捧げられないじゃないですか…。ありえない、こんな…こんな…こんな…
邪魔をスルなアア」
ブツブツと言葉を漏らしていたヴァイセが急に叫び、それの影響でヒグレノカミから禍々しいエネルギーが溢れ出る。
ナ「負のエネルギーが…!!
怒りと焦燥で暴走したのか…!!」
ラ「させるか…!!」
ラクサスは右拳に雷を纏い、再び殴ろうとする。しかし──
ラ「…!!
(身体が…)」
突如自身の身体に走った痛みにラクサスの身体が傾く。そんなラクサスに容赦なくヒグレノカミのエネルギーは降りかかる。
ラ「ぐぁ!
(魔障粒子の発作…!!身体は…動く!問題ねぇ…!!)」
吹き飛ばされるラクサスだったがすぐに体勢を立て直す。
ヴ「背中ガガラ空きダ
負の侵攻追撃槍 」
ナ「危ない!」
ラクサスの背中に鋭くとがったエネルギーが突き刺さろうとする直前、フリード、ビックスロー、エバーグリーン達雷神衆がその攻撃を防ぎラクサスの背中を守った。ラクサスはフッと口角を上げた。
フ「行くぞ!エバ!ビックスロー!」
ビ・エバ「おう!」
ヴ「何よ、何 ナノよ。邪魔、邪ま、ジャま、ジャマ
消 エ ロ オ オ オ」
エバ「消えるのはアンタよ!
妖精爆弾グレムリン!
(大丈夫。私達はもう)」
ビ「セイズ魔法【人形憑 】!
(迷わねぇ!!)
砕!」
フ「(強さも、弱さも、形なんて関係ない)
闇の文字
(大切な人をまもる気持ちは変わらない)
絶影!」
ラ「それでいいんだよ!雷神衆!」
ラクサスが攻撃のモーションに入る。
ヴ「待っ」
ラ「鳴御雷 !!!」
ラクサスの雷を纏った拳がヒグレノカミの像を破壊した。粉砕されたヒグレノカミからヴァイセの姿が飛び出す。
ナセルは驚きの表情を見せ、レイナはカリンを抱いて立ち上がり笑顔を浮かべ、ビックスローもエバーグリーンもそしてフリードもラクサスの背を見て笑みを浮かべた。
ラ「依頼 完了だ」
回顧していたフリード、ビックスロー、エバーグリーンが上体を起こすと、回顧した過去のラクサスの背と同じ今のラクサスの背が3人の前にはあった。
フ「ラク…サス…?」
ビ「あ…?」
エバ「私たち…」
ラクサスは息をつき、背中越しに3人を見遣る。
ラ「やっと目ぇ覚めたかョ」
そんなラクサスや雷神衆の姿に地面に伏したままのレイナは安堵の表情を浮かべた。
『フリード…皆…良かった…』
フ「レイナ…?」
しかし、ボロボロで倒れ伏しているレイナにフリードは困惑した。
ヴ「(うそ…何で!?あれだけの負のエネルギーを受けて、まだ立ってるなんて…)」
ヴァイセはナセルがラクサスに言った「夕断の加護を君の魔力に加えた」という言葉を思い出す。
ヴ「(まさか……!!)」
ナ「(確かに私はヒグレノカミの精神侵食を防ぐために夕断の加護を彼に与えた。だが…!!)」
ナ「(雷の魔法と一時的に
戦いの中での成長……)
恐ろしい男だ…」
ラクサスはフリードやエバーグリーンが放った言葉を思い返し、駆け出す。
ラ「馬鹿言ってんじゃねぇぞ、雷神衆!テメェ等に背中を任せられるから、オレは前に出て戦えんだよ!!」
ラクサスはヒグレノカミを雷を纏った右拳で殴りつけた。すると、ヒグレノカミのラクサスに殴られた箇所にヒビが入る。
ナ「ヒグレノカミにヒビが…!!」
ヴ「冗談じゃないですよ…。これじゃあゼレフに命を捧げられないじゃないですか…。ありえない、こんな…こんな…こんな…
邪魔をスルなアア」
ブツブツと言葉を漏らしていたヴァイセが急に叫び、それの影響でヒグレノカミから禍々しいエネルギーが溢れ出る。
ナ「負のエネルギーが…!!
怒りと焦燥で暴走したのか…!!」
ラ「させるか…!!」
ラクサスは右拳に雷を纏い、再び殴ろうとする。しかし──
ラ「…!!
(身体が…)」
突如自身の身体に走った痛みにラクサスの身体が傾く。そんなラクサスに容赦なくヒグレノカミのエネルギーは降りかかる。
ラ「ぐぁ!
(魔障粒子の発作…!!身体は…動く!問題ねぇ…!!)」
吹き飛ばされるラクサスだったがすぐに体勢を立て直す。
ヴ「背中ガガラ空きダ
負の侵攻
ナ「危ない!」
ラクサスの背中に鋭くとがったエネルギーが突き刺さろうとする直前、フリード、ビックスロー、エバーグリーン達雷神衆がその攻撃を防ぎラクサスの背中を守った。ラクサスはフッと口角を上げた。
フ「行くぞ!エバ!ビックスロー!」
ビ・エバ「おう!」
ヴ「何よ、
消 エ ロ オ オ オ」
エバ「消えるのはアンタよ!
妖精爆弾グレムリン!
(大丈夫。私達はもう)」
ビ「セイズ魔法【
(迷わねぇ!!)
砕!」
フ「(強さも、弱さも、形なんて関係ない)
闇の
(大切な人をまもる気持ちは変わらない)
絶影!」
ラ「それでいいんだよ!雷神衆!」
ラクサスが攻撃のモーションに入る。
ヴ「待っ」
ラ「
ラクサスの雷を纏った拳がヒグレノカミの像を破壊した。粉砕されたヒグレノカミからヴァイセの姿が飛び出す。
ナセルは驚きの表情を見せ、レイナはカリンを抱いて立ち上がり笑顔を浮かべ、ビックスローもエバーグリーンもそしてフリードもラクサスの背を見て笑みを浮かべた。
ラ「