ユウビ百年祭
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大切な仲間
ナ「魔力耐性の低い村人や観光客はほとんどが術にかかっているな」
ラ「ああ。一刻も早くあの像をぶち壊すぜ」
ラクサスは左拳に雷を纏わせ振るう。しかしラクサスの放った雷はフリードのけんに斬り塞がれて像には当たらなかった。
ラ「なっ!」
驚くラクサスにフリードの表情は動かぬままただ見据えるのみ。
ビ「やっちまいな、ベイビー!!」
ビックスローの人形達からビームが放たれる。
ラ「ぐうっ!!」
ラクサスにビックスローのビームが直撃する。
ラ「どういうつもりだ、オイ…。まさか!」
『ラクサス…』
ラ「レイナ…?お前…何でそんなボロボロになってんだよ?」
『私にはフリードを…フリード達大切な仲間を攻撃なんて……できない…』
ラ「……?」
ナ「ひと足…遅かった……
君の仲間はすでに幻覚の内にいる……!!」
ラ「何だと…?あいつ等はそうヤワじゃねぇんだぞ」
ナ「それほどまでに強力な魔力ということだ。だから祖先は封じたのだ。波動を受けた者の心を容赦なく侵食する魔法…。歯止めの利かない負の遺産だ」
ヴ「負の遺産だなんて、あなたも村の祖先も本当、愚かな人ばっかりですよねぇ」
フリードがラクサスに斬り掛かる。
ラ「くっ!」
ラクサスはそれをギリギリで躱す。
ヴ「手を加えればこーんな簡単に魔導士をも操れる力なのに」
ナ「この声…ヴァイセか。やはり邪神と一体化することが目的だったんだな。つくづく救えん女め…!!」
ビックスローの人形のビームがラクサスに次々と降りかかる。
ラ「ちっ!目ぇ覚ましやがれ、テメェ等!!」
ラクサスは雷の如き速さでそのビームを躱していく。
ヴ「無駄ですよぉ?親衛隊の皆さんには邪神像 があなたに見えるよう、操作しましたから」
フリード達雷神衆はヴァイセに嵌められた事を理解し、ラクサスが来るまで食い止めようとした所で邪神像に念話 で揺さぶり動揺させ、幻覚魔法を掛けたのだ。
フ「ラクサスには触れさせない!」
ビ「あんたを守るのがオレ達の役目だ!」
ラ「おまえ等…!!」
ヴ「つけ入る隙がないのなら、信頼をねじ曲げちゃえばいいんです♪」
ナ「貴様…!!」
ヴ「あなたに攻撃できますかねぇ?大切な仲間ですもんねぇ?」
ラクサスは突如大きな雷を放電する。
ヴ「!?」
ラ「テメェ等の前に立ってんのが誰なのか 、思い出させてやるよ」
知らずのうちにラクサスと交戦する雷神衆とそれを見守るレイナ。カリンの方は早々にレイナによる催眠魔法で眠らされている。
ラクサスは操られてるからこそ手加減なしの雷神衆の連携に少し苦戦していたが、ナセルがラクサスに夕断の加護をラクサスの魔力に加える。
ラ「!?これは…!?」
ナ「夕断の加護を君の魔力に加えた。
初めての試みだが…ヒグレノカミの侵食魔法から精神を守れるはずだ。
この村を守れるなら、私も更なる尽力をしよう!」
ラ「恩に着るぜ、オッサン!」
ラクサスは雷を纏った拳を突き出し、それをフリードの剣が受け止め、勢いを殺しきれずにフリードはズザザザと滑り下がる。
フ「くぅ…!!」
そこにエバーグリーンがフリードの後ろから飛び上がる。
エバ「ラクサスには指1本触れさせないわよ!ヒグレノカミ!」
ラ「(あいつ等にはオレが邪神に視 えてんのか)」
フ「ラクサスが…
ラクサスがいつだって前に出て戦うのは、オレ達が弱いからだ…!!」
そう言ったフリードの顔は酷く歪んでいた。
『フリード……』
フリードの悲痛な顔にレイナも悲しげに顔を歪め、声を震わせる。
ビ「親衛隊なんて名乗っておきながらよォ…!!」
エバ「今の私達じゃ、ラクサスの足枷になるだけなのよ…!!」
ラ「……!!」
ヴ「迷いのない信頼関係ですよねぇ。美しいですよぉ。だから足元を掬われるんですよ?」
すると、突如としてラクサスや雷神衆、未だ地面に伏したままのレイナ達の足元に大きな魔法陣が現れる。
フ「な…」
ラ「地面に魔法陣…!?」
ヴ「溜まり混ざった負の感情 で身も心も破壊し尽くしてあげますよ。
負の侵攻 」
魔法陣のある地面から大きなエネルギーの柱が湧き上がる。
ナ「何だ、この魔法は…!?
まさか…新たな負の魔法を作り出したというのか…!?」
ヴ「奥の手っていうのはね、こう使うんですよ!!」
ナ「ラクサス・ドレアー!!雷神衆!!レイナ・フローレス!!
幻覚で集めた負の感情 を魔力に変換し放つ力だと…!?」
ヴ「さぁ、厄介な魔導士達は一掃しました。次はあなた達村人の番ですねぇ」
ナ「くっ」
ヒグレノカミの力により地面に倒れ伏すフリード。
フ「(ラクサス…)」
そして、ビックスローにエバーグリーン。
フ「(ラクサス、オレ達は
あんたの背中に付いていく)」
ナ「魔力耐性の低い村人や観光客はほとんどが術にかかっているな」
ラ「ああ。一刻も早くあの像をぶち壊すぜ」
ラクサスは左拳に雷を纏わせ振るう。しかしラクサスの放った雷はフリードのけんに斬り塞がれて像には当たらなかった。
ラ「なっ!」
驚くラクサスにフリードの表情は動かぬままただ見据えるのみ。
ビ「やっちまいな、ベイビー!!」
ビックスローの人形達からビームが放たれる。
ラ「ぐうっ!!」
ラクサスにビックスローのビームが直撃する。
ラ「どういうつもりだ、オイ…。まさか!」
『ラクサス…』
ラ「レイナ…?お前…何でそんなボロボロになってんだよ?」
『私にはフリードを…フリード達大切な仲間を攻撃なんて……できない…』
ラ「……?」
ナ「ひと足…遅かった……
君の仲間はすでに幻覚の内にいる……!!」
ラ「何だと…?あいつ等はそうヤワじゃねぇんだぞ」
ナ「それほどまでに強力な魔力ということだ。だから祖先は封じたのだ。波動を受けた者の心を容赦なく侵食する魔法…。歯止めの利かない負の遺産だ」
ヴ「負の遺産だなんて、あなたも村の祖先も本当、愚かな人ばっかりですよねぇ」
フリードがラクサスに斬り掛かる。
ラ「くっ!」
ラクサスはそれをギリギリで躱す。
ヴ「手を加えればこーんな簡単に魔導士をも操れる力なのに」
ナ「この声…ヴァイセか。やはり邪神と一体化することが目的だったんだな。つくづく救えん女め…!!」
ビックスローの人形のビームがラクサスに次々と降りかかる。
ラ「ちっ!目ぇ覚ましやがれ、テメェ等!!」
ラクサスは雷の如き速さでそのビームを躱していく。
ヴ「無駄ですよぉ?親衛隊の皆さんには
フリード達雷神衆はヴァイセに嵌められた事を理解し、ラクサスが来るまで食い止めようとした所で邪神像に
フ「ラクサスには触れさせない!」
ビ「あんたを守るのがオレ達の役目だ!」
ラ「おまえ等…!!」
ヴ「つけ入る隙がないのなら、信頼をねじ曲げちゃえばいいんです♪」
ナ「貴様…!!」
ヴ「あなたに攻撃できますかねぇ?大切な仲間ですもんねぇ?」
ラクサスは突如大きな雷を放電する。
ヴ「!?」
ラ「テメェ等の前に立ってんのが
知らずのうちにラクサスと交戦する雷神衆とそれを見守るレイナ。カリンの方は早々にレイナによる催眠魔法で眠らされている。
ラクサスは操られてるからこそ手加減なしの雷神衆の連携に少し苦戦していたが、ナセルがラクサスに夕断の加護をラクサスの魔力に加える。
ラ「!?これは…!?」
ナ「夕断の加護を君の魔力に加えた。
初めての試みだが…ヒグレノカミの侵食魔法から精神を守れるはずだ。
この村を守れるなら、私も更なる尽力をしよう!」
ラ「恩に着るぜ、オッサン!」
ラクサスは雷を纏った拳を突き出し、それをフリードの剣が受け止め、勢いを殺しきれずにフリードはズザザザと滑り下がる。
フ「くぅ…!!」
そこにエバーグリーンがフリードの後ろから飛び上がる。
エバ「ラクサスには指1本触れさせないわよ!ヒグレノカミ!」
ラ「(あいつ等にはオレが邪神に
フ「ラクサスが…
ラクサスがいつだって前に出て戦うのは、オレ達が弱いからだ…!!」
そう言ったフリードの顔は酷く歪んでいた。
『フリード……』
フリードの悲痛な顔にレイナも悲しげに顔を歪め、声を震わせる。
ビ「親衛隊なんて名乗っておきながらよォ…!!」
エバ「今の私達じゃ、ラクサスの足枷になるだけなのよ…!!」
ラ「……!!」
ヴ「迷いのない信頼関係ですよねぇ。美しいですよぉ。だから足元を掬われるんですよ?」
すると、突如としてラクサスや雷神衆、未だ地面に伏したままのレイナ達の足元に大きな魔法陣が現れる。
フ「な…」
ラ「地面に魔法陣…!?」
ヴ「溜まり混ざった負の
魔法陣のある地面から大きなエネルギーの柱が湧き上がる。
ナ「何だ、この魔法は…!?
まさか…新たな負の魔法を作り出したというのか…!?」
ヴ「奥の手っていうのはね、こう使うんですよ!!」
ナ「ラクサス・ドレアー!!雷神衆!!レイナ・フローレス!!
幻覚で集めた負の
ヴ「さぁ、厄介な魔導士達は一掃しました。次はあなた達村人の番ですねぇ」
ナ「くっ」
ヒグレノカミの力により地面に倒れ伏すフリード。
フ「(ラクサス…)」
そして、ビックスローにエバーグリーン。
フ「(ラクサス、オレ達は
あんたの背中に付いていく)」